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(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
見栄っ張りな男に大人気のオラクルXS。ウーバーマフトのフラッグシップセダンです。高級セダンのマイルストーンとなった1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ウーバーマフト(Übermacht)
名称:オラクルXS(Oracle XS)=神託(英語)
分類:クーペ
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入価格:$82,000
モデル車の考察
モデルはBMW 7シリーズのE65型ですかね。同じウーバーマフトのオラクルは7シリーズのF01型をモデルにしていますが、F01型は7シリーズの5代目でE65型は4代目なので、オラクルはオラクルXSの後継機にあたる車だと思われます。
最初はカテゴリー登録がスポーツカーでしたが後にクーペに変更。そしてスポーツカーに戻され、またクーペになるという何故かカテゴリーが安定しない車でした。そもそもセダンでは?
オフラインのストーリーでは主要人物であるスティーブ・ヘインズの愛車として登場しています。部下であるデイブ・ノートンは新型のオラクルに乗っていますが、部下が自分の愛車の新型に乗っていることを気にしていたりするんでしょうか。見栄っ張りだし。
過去作ではGTA4から登場。高級車として様々なキャラクターが愛車にしていました。そしてGTA5でも続投し、後継機と思われるオラクルが追加されました。
オラクルという名前はアメリカのセーリングチームであるオラクル・チームUSAが元ネタではないかと言われています。このチームのメインスポンサーにBMWがあり、一時はBMW オラクル・レーシングの名前で活動していました。
また、センチネル・オラクル・ザイオンがいずれも映画「マトリックス」に出てくる単語なので、マトリックスから取られたネーミングではないかとも言われています。GTAに最初に登場したのがセンチネルで、センチネルがBMW車だったのでBMW繋がりでオラクル、そこから更にマトリックス繋がりでザイオンとネタを繋げていったのかなと想像できますね。「ロスサントス・チューナー」アップデートでまたマトリックスと関係があるサイファーという名前のウーバーマフト車が登場したので、やはりマトリックスネタという説は濃厚です。
走行性能
動きに重たさは感じますが、扱いやすく乗りやすい車です。加速は若干遅めで最高速は平均的とストレートスピードは平凡。トラクション性能は重さが影響してか若干滑りやすいものの問題となるほどではありません。
コーナリング特製は弱アンダーで安定していますが、オーバースピードになると重さに負けてリアがスライドします。操作に対する反応は素直なので、無茶な突っ込みをしなければ落ち着いて走れます。頑張ればスポーツ走行もできますが、基本的にはゆったりとドライブを楽しむ車ですかね。
カスタマイズ
固有の外装パーツは無し。GTA4ではアイルランドマフィア仕様のエアロが付いたオラクルXSがありましたが、それを再現するパーツも無いのはちょっと残念。
感想
大人なセダン(クーペだけど)という出で立ちが抜群にカッコいい車で、性能はちょっと物足りませんがお気に入りの車です。ちょっと古めのデザインだけど古臭いわけでもない絶妙な渋さが堪らないぜ。
フォトギャラリー
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