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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド ペヨーテ(Vapid Peyote)」+α

投稿日:2020年9月1日 更新日:

その昔、本物のペヨーテを手に入れるためには特定の地区を探し回り、誰にも見られないようにロックを壊してエンジンをかけ、二日間身を潜めて尻に食い込んだ弾丸を摘出してから改造屋に持ち込む必要がありました。ありがたいことに時代は変わり、今ならベニーズが盗み、プレートを交換し、自分の尻から弾丸を取り出し、改造しまくったうえで、お友達に「あなたが全部やった」と言うところまでサポートします。カスタムはベニーズ・オリジナルモーターワークスにお任せください。

(Benny’s Original Motor Worksでの解説)

カラーギャング達が愛してやまないペヨーテ。ワルに憧れる盗人に狙われ続ける車としても有名です。荒野を掛ける1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:ペヨーテ(Peyote)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$38,000

メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:ペヨーテ・カスタム(Peyote Custom)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
カスタム費:$628,000
備考:ペヨーテをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手

モデル車の考察

どっちも似たようなものだろうということでノーマル版とカスタム版を一緒に紹介。モデルは第1世代のフォード サンダーバードですかね。ヘッドライトは1967年式キャデラック クーペ デ・ビルの要素も見られます。

長らく非売品で野良湧きするのを手に入れるしかありませんでしたが、「ロスサントス・サマースペシャル」アップデートでベニーズのカスタム版が追加されたのを機にベニーズのサイトで購入することができるようになりました。解説文は野良湧きするペヨーテを捕まえようと頑張るプレイヤーをネタにしたものでしょう。ペヨーテだけでなく、非売品の車を捕まえようと頑張ったことがある人は笑ってしまうはず。

「ダイヤモンドカジノ&リゾート」アップデートではガッサースタイルに改造したペヨーテガッサーが登場。ローライダー仕様のカスタムとドラッグレース仕様のガッサーで個性溢れるペヨーテを楽しめますね。

余談ですが、ベニーズの店舗内にはペヨーテが置かれていたため、ベニーズ登場時から「ペヨーテ・カスタムが追加されるのではないか」と噂され続けていました。しかし待てど暮らせどペヨーテ・カスタムは追加されず、先にペヨーテガッサーが登場したためこのまま追加されず仕舞いかと思いきや、サマースペシャルアプデで突然登場。約5年の歳月を経て遂に、ですね。

過去作ではGTA4から登場。全く変わらぬ姿でGTA5に続投しました。



走行性能

まずはノーマル版から。クラシックスポーツカーの中でもワースト1、2を争うのではないかという鈍亀で、特に純正だと悲しいくらい加速が遅いです。逃走中にアシが欲しい時、野良湧きのこの車が現れたらどんなにピンチな状況でもスルーしようか迷うレベルの遅さです。フルカスタムしてもこんなもんかというところ。トラクション性能も最高速もお察しの悪さです。

ハンドリング面もグリップの悪さが目立ち、コーナーの入りでは「曲がらね〜」とアンダーステアが出て、そのままハンドルを切り続けているといきなりオーバーステアが出てスピンするような始末です。そしてブレーキは重量級SUVのように全然効かず止まりません。速く走るのは最初から諦めるべき車です。

こんなに全方位ボロクソ言った車は他にあったかなというくらいノーマル版をこき下ろしてしまいましたが、カスタム版は大分まともに走れるようになりました。発進時はやはり重さを感じますが、一度速度が乗り出せば他のローライダーと同程度にしっかり加速してくれます。最高速も伸びて高速でもちゃんと走れるようになりました。

ハンドリング面はノーマル版と比べれば改善しているもののやはり癖が強めで、アンダーステアがきついですね。グリップ感が増してオーバーステアが出てもコントロールしやすくなったのと、ブレーキの効きが少しは良くなったのが改善点ですが、「曲がりにくい」という評価は変わりませんね。

カスタマイズ

まずはノーマル版から。初期車として結構パーツが多めで、リアにスペアタイヤを付けたり座席の後ろに飾り板を付けたりグリルを交換できたり、古いアメ車的なカスタムパーツが揃っています。初期の車でこれだけ用意してくれたら文句は付けられませんね。

カスタム版はベニーズ車共通の内装カスタムなどが追加され、外装パーツはノーマル版と似たようなものが揃いつつちょっとバリエーションが増えています。あとはルーフが追加されたことでクーペに変身することができるようになりました。ただし、ルーフはシマウマ柄やヒョウ柄といった柄物しかないのはちょっと残念。

ボディーペイントはローライダーらしいカスタムペイントが殆どで、一つだけファイヤーパターンが紛れています。ローライダーカスタムがメインですが、マッスルカーっぽくしてみるのも良いかもしれませんね。

感想

来る来ると言われ続けて来なかったペヨーテのカスタム版が遂に登場したことで、長年の噂が真実になりましたね。果たして、制作側はペヨーテ・カスタムの構想が最初からあったけど諸事情で追加してこなかったのか、あるいはペヨーテ・カスタムを出すつもりはなかったけどめっちゃ噂されたりユーザーから「出さないんですか?」と聞かれたから作ったのか、真相は分かりませんがともかく待ち望んでいたユーザーの心はスッキリしたと思います笑。

ノーマル版はどうしようもない性能とそこそこのカスタマイズ性を持った車で完全に観賞用でしたが、カスタム版はある程度走れる性能になってカスタマイズ性も大きく広がったのでいいですね。相変わらず乗りにくいですが、そこは愛を持って乗ってあげるべきです。



フォトギャラリー

関連コンテンツ

ガッサーバージョン→ペヨーテガッサー

アップグレードできる場所→【GTAオンライン】ベニーズ・オリジナルモーターワークスについて

これまでのGTA5/GTAオンライン車図鑑まとめはこちら

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