どこまでも真面目に、スタイルを追求する――それがヨウガ流です。この夢のようなモデルチェンジには、そうした純粋なデザインに対するベニーの深い敬意が現れています。四駆へのアップグレード?冗談じゃない。車高を上げて迫力を前面に?スタイルが崩れます。内装にファーを?スタイルへの冒涜です。目が回るようなペイント?下品です。芸術的なリミックスの世界へようこそ。カスタムはベニーズ・オリジナルモーターワークスにお任せください。
(Benny’s Original Motor Worksでの解説)
「ロスサントス・サマースペシャル」アップデートで追加されたヨウガ・クラシック4×4。この夏はリフトアップされたクラシックバンで注目の的になりませんか?夏に備えて肉体改造を施した1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ブラヴァド(Bravado)
名称:ヨウガ・クラシック4×4(Youga Classic 4×4)
分類:バン
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入費:$1,483,000(ヨウガ・クラシック:$195,000、カスタム費:$1,288,000)
備考:ヨウガ・クラシックをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手
モデル車の考察
ヨウガ・クラシックをハイリフトカスタムした仕様です。なお、四輪駆動を意味する4×4の名を冠しながら実際はベースのヨウガ・クラシックと同様にFRです。なんでやねん!シンプルに詐欺だろコレ!
ベースのヨウガ・クラシックはスライドドアを持っていましたが、こちらの4×4はスライドドアが埋められ観音開きの後部ドアから乗り降りするようになっています。それに伴いリアの内装も変化していますね。
走行性能
リフトアップしたことで走破性が高まりましたが、それ以外はあんまりベースと変わらない気がしますね。加速時やステアリング操作に対してずっしりと重量感があり、やはりクラシックバンといった動きです。
FRなので登坂性能は心配なとこでしたが、トルクはちゃんとあるのでゆったりながらも坂を上がっていきます。サスペンションがしっかり効いて衝撃を吸収してくれるので凸凹道も上手く走れます。四駆じゃないけどそこはちゃんとしててよかった。
カスタマイズ
ベースと比べて改造パーツが大幅に増え、グリルガードやルーフラックなどを装備してオフローダーっぽいカスタムができるようになりました。それ以外にも、バンパーやグリルにスポイラーなどのパーツも用意され、外装を自由に弄ることができるようになりました。
また、内装は他のベニーズ車と比べて独自色の強いものが揃っていて、ソファとテーブルにお酒が用意されたインテリアなどが用意されています。スピーカーを備え付けることもでき、後部座席はVIPをもてなすような豪華仕様にすることができます。まぁ、ハイリフトの4×4(FRだけど)でやる改造か?という感じが正直しますが、選択肢が多くある分にはいいでしょう。
ボディーペイントはベースのヨウガ・クラシックでもあったサイドのストライプ系が半数を占め、更にファイヤーパターン、米国旗カラー、アーティスティックなペイントが揃っています。特にアート系は砂漠と山が描かれたイラスト、骸骨と美女が描かれたダークなイラスト、ラブフィストの4人が描かれたイラストと非常に個性的なものが揃っています。
感想
四駆じゃねぇじゃねーか!というツッコミを置いておけば、非常に多彩なカスタムが可能で楽しいハイリフトバンに仕上がっていると思います。この手の車はランポ・カスタムくらいしかなかったので、バン好きには嬉しい追加車両でしょう。
ただ、内装はローライダーみたいな豪華仕様じゃなくて、薄汚れたシートに飲食物やアウトドア用品などが散乱した生活感のあるものの方が車に合っていたと思うのでそこは車のコンセプトとのチグハグさを感じました。ボディーペイントもアート系のものが揃っていますが、この車に芸術性や高級感を求めるのはちょっと違う気がするんだよなぁ。
あとシンプルに高い。インフレもあるのでしょうがないにしてもこの性能のバンに約150万は高すぎない?ベニーズ車だとスーパーカーのネロ・カスタム、イタリGTB・カスタムに次ぐ価格よ?性能がもう少し高性能で四駆詐欺も無く、改造パーツもコンセプトに適したもので統一されていればまぁ納得できるかなと思うんですが、この内容だとちょっと割高かなという印象ですね。
フォトギャラリー
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