GTA HDユニバース

GTA5/GTAオンライン乗り物図鑑「ルーン コサトカ(Rune Kosatka)」

投稿日:2020年12月29日 更新日:

「カヨ・ペリコ強盗」アップデートで追加されたコサトカ。金さえあれば個人で原子力潜水艦を持てる時代になりました。海中で秘密の作戦会議ができる1隻を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ルーン(RUNE)
名称:コサトカ(Kosatka)
分類:ボート
乗車定員:32人
購入価格:$2,200,000(ミュージックロッカーでミゲル・マドラッゾと会話後に購入可)
備考:マップ上では専用アイコンで表示。セッション移動時の出現位置に指定可能

モデルの考察

旧ソ連の大型原子力潜水艦ということで、モデルは恐らくデルタⅢ型原子力潜水艦だと思われます。

当然ですがこれまでのGTAの歴史において初めての「自分で操作できる潜水艦」です。潜水艦自体は強盗:ドゥームズ・デイの第2幕でボグダンが乗っていたラミウス(タイフーン型原子力潜水艦がモデル)、もっと遡るとサンアンドレアス時代にサンフィエロに停泊していたUSS ナムナッツが存在していました。

メーカーはルーン。チェブレックのメーカーとして登場したGTA初のロシア(ソ連)メーカーでしたが、遂には原子力潜水艦まで製造している設定になってしまいました。

オプション

色:$75,000
船体の色を変えることができます。パターンは単色かツートン。

フラッグ:$25,000
船体に付けられる国旗を選ぶことができます。クルーザーのものと同様かなりバリエーション豊か。

ソナーステーション:$1,200,000
航行中にソナーを起動できるようになり、潜航して隠れている他プレイヤーの乗り物を見つけられるようになります。また、毎日ランダムで復活する海底にある隠し財産(1個7500ドル)も見つけられるようになります。コサトカにソナーステーションが付いていれば、アビーザとトレアドールでもソナーが使用可能になります。

誘導ミサイル:$1,900,000
射出中に自分で遠隔操作できる巡航ミサイルが使えるようになります。ただし速度は飛行機のように速く、更に方向転換がしづらいためターゲットに狙って当てるのは相当難しいです。

ミサイルの射程は4000m。4000m付近になると通信が途絶えそうになり、そのまま射程距離を超えると通信が切れてその場で自爆します。他にも、水面に当たったり、ミニガンなどで攻撃されると破壊されます(攻撃が当たることなんてそうそう無いだろうけど)。それらの理由で壊されない限りは延々と空を飛んでいられます。

弾頭の威力はロケットランチャーと同等。爆発半径は粘着爆弾と同程度になっています。クールタイムは1分ありますが、ミサイルの操縦席は2つありクールタイムが個別で設定されているので、1つ撃ち終えたら隣の操縦席に座り直して次々とミサイルを撃つことができます。

武器ワークショップ:$350,000
艦内に武器ワークショップを設置することができます。強盗の調達前などに武器のチェックが行なえますね。

ムーンプールの乗り物
スパロー:$1,815,000
小型ヘリコプター。潜水艦の上部ハッチから出入りができます。塗装と武器の改造が可能。

クラーケン アビーザ:$1,545,000
4人乗りの潜水艦。潜水艦の下部から出入りできます。改造は不可。

艦内

潜水艦は乗り物としてだけでなく拠点としての機能も備えているので、艦内では様々なことができます。種類が多いので各デッキごとに見ていきましょう。

メインデッキ
主要な制御室となるブリッジにはコサトカの操縦席、潜望鏡、カヨ・ペリコ強盗の計画ができるタッチスクリーンテーブルがあり、オプションによって誘導ミサイルの操縦席も追加できます。

操縦席ではコサトカの操縦ができる他、決められたポイントに一瞬で移動できるファストトラベルがあります。サンアンドレアスの海ほぼ全域を移動できるので強盗の調達の際には非常に役立ちます。1回10000ドルと結構値が張りますが、カヨ・ペリコ強盗をクリアすると1回2000ドルに割引されて使いやすくなります。

ブリッジの奥にはスパローが置けるランディングパッドが。また、スキューバ装備に着替えられるスキューバステーションも用意されています。

セカンドデッキ
住居設備が整えられているエリア。ベッドルームにはワードローブがあったりパソコンが置いてあったり。食堂ではコーヒーメーカーの目の前に行くとスナックが補充できるのでフィナーレの前に貰っておきましょう。

サードデッキ
最も下のサードデッキにはムーンプールがあります。アビーザの置き場所ともう1つ空いているスペースがあり、この場所にはトレアドールかストロンバーグを保管できます。

それ以外の場所では、監視カメラの操作ができる監視室と独房室があります。独房室はオプションの武器ワークショップを購入すると武器ワークショップと置き換わります。あとは魚雷室とエンジンルームなんかも見ることができます。

武器
コサトカ内では様々な場所に武器の弾薬が落ちています。ちょっとした補給になるので探してみましょう。

メインデッキ:信号拳銃(セキュリティルーム)
セカンドデッキ:コンパクトライフル(寝室)、ビンテージピストル(キッチン)、火炎瓶(キッチン)
サードデッキ:ロケットランチャー(魚雷室)、マシンガン(エンジンルーム)、アサルトライフル(ムーンプール近くの階段)

その他の機能

コサトカを所有しているとアクションメニューの「大きな乗り物→コサトカ」から乗り物を呼び出すことができます。CEOの乗り物のように、瞬時に目の前に乗り物を用意してくれるので非常に便利です。

特にスパローはミサイルを装備すればCEOバザードと同じように使えるのが有能。また、CEOバザードの場合はコサトカの上に置いてもプレイヤーがコサトカの中に入ると沈んで壊れてしまいますが、スパローはコサトカの中に入れられるので壊すことなく出入りできるためカヨ・ペリコ強盗の調達に関してはスパローの方が使いやすいです。

ディンギーも中々便利で、海上の上でも呼び出せる点が優れています。今までは海上で乗り物を失うと陸地まで泳ぐか楽な道を選ぶくらいしかありませんでしたが、ディンギーを呼び出してまた行動を再開できるようになったため海上でのミッションがやりやすくなりました。これは地味に嬉しい機能ですね。ディンギー同様にアビーザも呼び出せるので、水中に潜りたい時はアビーザを呼び出しましょう。

そしてアクションメニューが便利なのは乗り物の呼び出しだけでなく返却もできること。コサトカの中に居ても外に居ても、乗り物の呼び出しと返却をすぐにできるので移動手段の確保が容易です。それもスパロー、ディンギー、アビーザでどんな地形でも対応できるのが素晴らしいですね。なお、ムーンプールの乗り物が壊れたり返却したりした後は再度呼び出すまでに2分のクールタイムが必要になります。



走行性能

操縦席に乗り込んで操作することができますが、見て分かる通りすごい大きさです。それもそのはず、全長はなんとクルーザーよりも長いです。こんな乗り物を動かせるなんてGTAにもすごい時代がやってきたもんです。

サイズが大きいため速度感が麻痺します(実際加速は遅いけど)が、最高速度はディンギーと同程度で結構なスピードが出ます。旋回能力も高く、余裕を持って舵を切り始めればしっかりと向きを変えて曲がることができます。サイズによる取り回しの悪さは置いといて、操作性だけで言えば「バカでかいボート」くらいの感覚で扱うことができます。

ただし、調子に乗って水深の浅いところに行くと挫傷して身動きが取れなくなるのでビーチなどにはあまり近づかないように。浅いところに行くならディンギーを呼び出して乗り換えましょう。なお、座礁した場合はアクションメニューの返却オプションから「開放水域に戻す」を使えば近くの海中にコサトカを戻してくれます(乗っていたプレイヤーは近くの陸上に出されます)。

クラーケンなどの潜水艇と同じく、潜水と浮上が可能です。潜水深度制限は他の潜水艇と同じで約500フィート。そこまで深く潜ると警告音が鳴り、最終的には破壊されます。ちなみに、潜水時はレーダーから消えます(ソナーがあると見つかる)。

潜水艦を操作可能な乗り物にするのはやはり少々の無理があったのか細かなバグがいくつか見受けられます。まず、呼び出した際に正確な場所がレーダー上に表示されないことがあります。アイコンがクルーザーと被っていたり、酷い時はアイコンすら表示されずどこにあるのかさっぱり分からないことも。しかもコサトカを呼び出した時は潜水状態で、近づかないと浮上しないため目視でも見つけられないのが厄介です。

もう1つは、コサトカがやたらプカプカと浮き沈みをしている場合。この状態でコサトカに触れたり乗り物でコサトカの上に乗ると操作不能になったり裏世界に飛ばされます。こんな感じです↓

戦闘能力

潜水艦には魚雷及びミサイルが付いていて、航行中と潜望鏡の使用時に使うことができます。性能はチェルノボグのものと似ていて、ロックオンしないと撃てない代わりに撃てばほぼ必中。ただ速度はあまり高くないので、高速移動するターゲットには逃げ切られることも。

耐久性はそこそこあるものの、大きな乗り物の中では最弱。地上の乗り物で言うとインサージェント程度でしょうか。ミサイルを何発も食らったり戦闘機のキャノンを食らえば意外とあっさり撃沈します。なおコサトカの艦内は機動作戦センターの中やテラーバイトの荷台に居るのと同じ扱いなので、コサトカが撃沈してもキル判定にはなりません。その代わり近くの浜辺に無防備に立たされるのでその後の追撃に注意しましょう。

感想

カヨ・ペリコ強盗のトレーラーを見て「潜水艦買えるんかな?」とは思いましたが、実際に運転できるとは思っていなかったので驚きました。クルーザーみたいに操作できない移動拠点になるのかと。これだけデカい乗り物を動かせるだけでなんだか面白いですね。

スパローなど付随する乗り物込みでの評価になりますが、非常に実用性の高い乗り物兼拠点で便利ですね。セッション移動時の出現位置に選べて、ファストトラベルで各地にワープできて、アクションメニューから数々の乗り物をパッと出せる。カヨ・ペリコ強盗の作戦室として使うのがメインですが、強盗用の乗り物じゃなかったとしても評価できるレベルで便利な乗り物だと思います。



フォトギャラリー

関連コンテンツ

艦載機→スパローアビーザ

保管できる車→ストロンバーグトレアドール

カヨ・ペリコ強盗の攻略→【攻略】GTAオンライン「カヨ・ペリコ強盗(準備編)」【攻略】GTAオンライン「カヨ・ペリコ強盗(フィナーレ編)」

他の戦闘車両について→【GTAオンライン】戦闘車両まとめ

これまでのGTA5/GTAオンライン乗り物図鑑まとめはこちら



-GTA HDユニバース

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウィーニー ダイナスティー(Weeny Dynasty)」

英国王室級の良さを凝縮させた、古き良き車軸懸架式のスタイルが欲しい?それなら、このウィーニー ダイナスティーをどうぞ。50年間の技術の粋を詰め込んだこの車なら、車の扱い方次第でサイズなど関係ないという …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド レトニュー Mk2(Vapid Retinue Mk II)」

シリーズの続編といえば、オリジナルとは別物に生まれ変わるか、オリジナルをスケールアップさせて作り直すだけに二分されます。その点、「レトニュー Mk2」でヴァピッドの目指すところは明確です。オリジナルの …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウーバーマフト ザイオンレトロ(Übermacht Zion Classic)」

しまい込んだ「ラブフィスト」Tシャツと往年のパワー・バラッドを引っ張り出しましょう。80年代のノスタルジーに勝る燃料などありません。ウーバーマフトが生み出したザイオンレトロは、まさにこの燃料で走ります …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド FMJ(Vapid FMJ)」

子供の心臓疾患が多いように、出力重量比はアメリカの強みではありませんでした――今までは。このFMJで、ヴァピッド社はアメリカンスーパーカーにローフードダイエットと腸内洗浄を施しました。その結果、90% …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「デクラス プレミア(Declasse Premier)」

2004年から2010年まで生産された「デクラス プレミア」は、アメリカ市場では一度も人気を得ませんでしたが、カナダでは爆発的な人気を博しました。それはなぜか? 誰にも分かりません…その国民性は分析不 …

ブログを書いている人

ブログを書いてる人↓

「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター(@yolda2s)へ。

ブログ内検索

カテゴリー

2020年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031