雄大な自然のためなら家を空けることも厭わない選ばれし者の中の選ばれし者なら、お好みの豪華装飾を施したSUVが必要でしょう。ジュビリーならアウトドアでの安全を守るために必要な全てを手に入れることができます。マシンガンやスリック地雷は当然、リモート制御ユニットがあれば現実世界と繋がることに四苦八苦する必要もありません。
エージェンシーの乗り物ワークショップで専用のカスタマイズが可能です。
（Legendary Motorsportでの解説）
「契約」アップデートで追加されたジュビリー。大きく、そして輝くボディは、何よりも雄大に自らの権威を主張してくれます。王族のためにカットされた宝石を見ていきましょう。
車両データ
メーカー：エナス（Enus）
名称：ジュビリー（Jubilee）＝記念祭（英語）
分類：SUV
駆動方式：AWD
乗車定員：4人
購入価格：$1,650,000（セキュリティ契約ミッションを20回クリアで$1,237,500に割引）
備考：マップ上では専用アイコンで表示
モデル車の考察
モデルはロールス・ロイス カリナンですかね。フロントマスクには同社のゴースト（第2世代）の要素も含まれているようです。
名前のJubileeは英語で「記念祭」を意味し、現在では25または50年に1度の周期で行われる記念日・祝祭あるいは祝年を意味する言葉として使われます。25周年記念はシルバー・ジュビリー、50周年記念はゴールデン・ジュビリーなんて呼ばれたりもしますね（結婚記念だと日本語で「銀婚式・金婚式」なんて呼び方もしますよね）。
この法則に則って75周年記念はダイヤモンド・ジュビリーと呼ばれていましたが、1897年に英国のビクトリア女王即位60周年がダイヤモンド・ジュビリーとして祝われたのを境に、ダイヤモンド・ジュビリーは60周年記念を表す言葉になりました。なぜ時期が早められたのかというと、1820年にジョージ3世がダイヤモンド・ジュビリーの数ヶ月前に亡くなってしまったため、「生きている内に祝おう」とビクトリア女王の即位〜周年記念を早めたという説があるそうです。
また、1895年には650.80カラットという当時では世界で2番目に大きいダイヤモンド原石（現在でも6番目の大きさ）が南アフリカのヤガースフォンテン鉱山で発掘されました。その原石は大小2つの石にカットされ、大きい方はビクトリア女王即位60周年を記念してJubileeと名付けられました。
ジュビリーのモデルであるカリナンは、1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された史上最大のダイヤモンド原石「Cullinan（3106カラット）」から名前を取られています。そこから、同じく英国に縁がある巨大ダイヤモンド原石の繋がりで、この車にジュビリーの名を付けたのだと思われます。
走行性能
速いと言うほど速くもなく、遅いと言うほど遅くもない。乗りやすいと言うほど乗りやすくもなく、乗りにくいと言うほど乗りにくくもない。総じて「中の上」といった性能の車だと思います。
加速性能は発進時から低速域まではちょっともたつく感じで、中速域からグンと伸びてくるタイプ。最高速はSUVの中で上位なので、高速をクルージングするのに向いた性能でしょう。
ハンドリング面はやや重たさがありアンダーステア傾向。ブレーキ性能も重量に負けてちょっと弱め。とはいえ重量級SUVならこんなもんだろうというくらいで、動き自体は安定感があるので限界領域まで攻めなければ安定して走りができると思います。
トラクション性能は高く登坂性能は良好。ただし足回りのショック吸収性能は低めで、路面の凸凹をモロに食らうので山道などを走るとかなり暴れます。やはり都会や高速で優雅に走るための高級SUVでしょう。
エージェンシーを購入するとガレージに社用車のジュビリーが置かれます。このジュビリーは使いたい放題できるので、購入するか迷っているならまずエージェンシーのジュビリーを試乗してみるのが良いと思います。
また、フランクリンに電話するとミス・ベイカーのリムジンサービスのようにジュビリーを送ってもらえます。タクシーのように料金を取られることもなく、リムジンのように事故って立ち往生することも少なく、これまでに出てきたタクシーサービスでも一番使い勝手が良いと思います。
戦闘能力
エージェンシー内の乗り物ワークショップで武器などを装備することができます。まずはマシンガンで、高威力タイプのものなのでそこそこ実用性アリ。マシンガンを装備するとグリルの一部分が欠けて穴が空くので、そこが気になるなら装備しなくてもいいでしょう。
アーマープレートは車体の強化ができ、爆発物一回分の攻撃を耐えられるようになります。また、防弾ガラスが装備され車体の銃撃耐久力も大幅アップ。ただし車体の強度は変わらないので、車体の強度を上げたいならアーマーを装備しましょう。
地雷はスリックが装備可能で、追手をツルンと滑らせることができます。仕事用に使うなら付けておくと役に立つかもしれませんね。まぁ、実用性に期待するより遊びで使うのが主な装備だと思いますが。それと、マシンガンあるいは地雷を付けるとパッシブ不可になるので注意。
「契約」アップデートで新登場のイマニ・テックでは面白い機能が2つあります。1つはミサイルのロックオン不可で、これを付けておけばフリーセッションでの移動がかなり安全になるでしょう。
もう1つはリモート操縦で、アクションメニューの「所持品」からラジコンと同じように車を操作できます。視点が一人称固定でカメラを動かすこともできない、壊れたら保険金を支払わないといけない点を除けば、仕様はラジコンと同じ。デフォルトで自爆機能があり、マシンガンやスリック地雷を装備していればそれも使用可能ということで、発想次第でいくらでも遊べそうなアイテムとなっています。イマニ・テックの装備は1つしか付けられないので、自分の遊び方に合わせてどちらの装備を使うか選びましょう。
戦闘力そのものはロールプレイ向きのお遊び車両という感じですかね。ラジコンとして使うと中々強力だと思いますが、自爆させる毎に2万ドル払わなきゃいけないのはまぁまぁしんどいですね笑。
カスタマイズ
パーツの数自体はそれなりに多いものの、見た目を弄って遊ぶ車ではないのでそれほど大きく印象を変えるパーツは用意されていません。ワンポイントで変化をつけていきましょう。
最も印象が変わるのはフロントバンパー。他のロールス・ロイス車風のパーツなどが用意されていて、フロントマスクの雰囲気を変えることができます。他にはリアバンパーやスポイラーなど各種エアロが一通り用意されていますが、殆どメイン・サブカラーの塗り分けをした差分パーツで純正パーツからの変化はあまりありません。
ボディーペイントは中々に多彩で、ストライプ、ファイヤーパターン、迷彩など独特な絵柄が用意されています。この車の雰囲気に合わせるというよりも、ガラッと雰囲気を一変させるものが揃っているので、敢えてジュビリーの高級感を無視して変身させるようなカスタムができそうです。
感想
実は結構こういった近代の高級SUVが好きなので、ジュビリーの登場は結構嬉しかったですね。性能やカスタマイズ性に関しては、まぁこんなものでしょうという感じで予想通り。価格もSUVとしちゃ最高クラスですが追加車両全体で見れば納得できる価格。期待を大きく超えて「すげー！」とはならないですが、想像していたものがそのまんま来る、そんな1台だと思います。
モデル車について
ロールス・ロイス カリナン
2015年、世界中のメーカーがこぞってSUVを投入する中、ロールス・ロイスが遂に自社SUVの開発を発表した。そしてその3年後、世界最大のダイヤモンドに因んで命名された新型SUV「カリナン」が満を持して登場する。
ロールス・ロイスの代名詞、「魔法の絨毯のような乗り心地」をオフロードでも実現するため、そのクオリティに抜かりはない。現行型ファントムから使用しはじめた新開発の専用スペースフレーム構造「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を使用したボディは、約2.8トンの車重を感じさせない軽やかさ。そして優れた居住性と静音性はVIPルームのような乗り心地を生む。
フラットなトルクカーブを描く6.5リッターV12ツインターボエンジンは、力強くそれでいて穏やかに車体を加速させる。どんな場所でも優雅に搭乗者を送り届ける極上のダイヤは、オーナーたちを道の旅へ導いていく。
フォトギャラリー
関連コンテンツ
あなたの愛車を記事に載せませんか？→【GTAオンライン】衝撃！PS4版でエディターが使えなくなる！？〜当ブログに愛車の写真大募集！
他のエナス車について→GTA5/GTAオンラインに登場する企業「エナス（Enus）」
イマニ・テックを施せる場所→【GTAオンライン】物件まとめ「エージェンシー」
他の戦闘車両について→【GTAオンライン】戦闘車両まとめ
他のアルコホーラがスポンサーの乗り物→【GTAオンライン】アルコール飲料メーカーのペイントがある乗り物まとめ
これまでのGTA5/GTAオンライン車レビューまとめはこちら
「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター（
