もともと山岳救助や人道支援活動を目的としてデザインされたスーパーヴォリトはその後、ミリタリー好きのハイテク企業管理職の今年のマストアイテムとして脚光を浴びました。「機能的」パーツを全て取り去ってウェブ環境やシャンパンクーラーを完備し、後部には企業のさくら人員が2人乗れるスペースも確保していますので、混雑するラッシュアワー時の会議場所への移動にうってつけです。
(Elitas Travelでの解説)
「富と権力と犯罪」アップデートで追加されたスーパーヴォリト。成功したビジネスマンには高級装備を備えたヘリコプターが必要です。優雅で効率的な通勤を実現する1機を見ていきましょう。
機体データ
メーカー:バッキンガム(Buckingham)
名称:スーパーヴォリト(SuperVolito)
分類:ヘリコプター
乗車定員:4人
購入価格:$2,113,000
備考:ペガサスが保管、パッシブ不可
メーカー:バッキンガム(Buckingham)
名称:スーパーヴォリト・カーボン(SuperVolito Carbon)
分類:ヘリコプター
乗車定員:4人
購入価格:$3,330,000
備考:ペガサスが保管、パッシブ不可
モデルの考察
モデルはユーロコプター EC145ですかね。ユーロコプターとカワサキが共同開発して作られたヘリコプターです。解説文の内容からもEC145を意識しているのが分かります。モデルを考えるとRAH-66をモデルにするアクーラ、UH-1をモデルとするワルキューレとも少し縁があるかもしれませんね。
スーパーヴォリトにはカーボンパーツがふんだんに使用された高級仕様、スーパーヴォリト・カーボンが存在します。見た目は豪華ですが性能など基本的な仕様は通常版と変わりないので、ほぼ同じようなもんだと思っていいと思います。
飛行性能
性能は高めで、離陸速度や最高速度などはこの手の中型ヘリで最高クラスです。機動力も高くこちらの操作に敏感に反応して素早く向きを変えることができます。
難があるとすれば着陸時の不安定さで、リアが若干重たいのか普通に着陸しても後ろに倒れ込むようにしてフロントが浮き上がることがあります。雑に着陸するとフロントが浮き上がってそのまま機体があらぬ方向に傾いてしまうこともあるので注意。
スイフト デラックスと同様に後部座席にはシャンパンとパソコンが置かれていて、一人称視点にするとそれらを使用できます。後部座席でVIP気分を味わいましょう。
オフィスを購入するとアシスタントに電話することで運転手付きのスーパーヴォリトを要請することができます。後部座席でVIP気分を味わいながら優雅に移動してもらいましょう。また、CEOになるとスキルで呼び出すことができます。バザードを持っているならわざわざ攻撃性能のないスーパーヴォリトを呼び出すことはほぼ無いと思いますが、複数人で遊んでいる時なんかはロールプレイ気分で使ってみるのもいいかもしれませんね。
カーボンの方はクルーザー「アクエリアス」に付属するため、クルーザーから乗れるほか船長に電話してクルーザーに近い陸地に要請することができます。オフィスのものと違い運転手が居ないのが残念。また、エージェンシーを購入するとエージェンシー内から会社用のカーボンを自由に使わせて貰えます。
カスタマイズ
ペガサス保管の機体なので改造等は出来ませんが、格納庫に搬入して個人航空機化させるとカラー変更のみ可能になります。
ちなみにクルーザー付属のカーボンはカラーがクルーザーと同じになるので、クルーザーの色を変更することでこちらもカラー変更ができます。
感想
スイフト デラックスの半額程度で買える高級ヘリコプターということで人気がありそうな1機。とはいえ、前述の通り購入しなくても呼び出せる手段が豊富に存在するため、わざわざ買って乗るヘリコプターかと言われるとそうでもないですね。アシスタントに電話すれば運転手付きで乗れますし、自分で乗るよりは誰かに乗せてもらいたい乗り物なので、自分で購入する意義はあんまり無いですね。
モデルについて
ユーロコプター EC145
1970年代、お互いに新型ヘリコプター開発を計画しながら実現に至っていなかった西ドイツのMBB社(ダイムラー・ベンツのヘリコプター部門)と日本の川崎重工業がタッグを組み、中型双発多目的ヘリコプター「BK117」の開発が始まった。
BK117は1980年代から無事に生産販売が始まり、救急や輸送など顧客のニーズに応じて様々な要求に対応。バージョンアップを続けながら生産が続けられていく。そんな中で1992年、MBB社がアエロスパシアル・マトラ社のヘリコプター部門と合併して「ユーロコプター」社に社名を変更。同社のECシリーズのブランド名を冠したラインナップに加えられることとなり、BK117のC-2型はユーロコプターで「EC145」の名前で販売されるようになる(カワサキが販売を行うモデルは引き続きBK117の名称が使われている)。
その後、アメリカ陸軍ではRAH-66(通称:コマンチ)計画が頓挫し、それを保管する計画の一部としてLUH(軽量多目的ヘリコプター)計画が持ち上がった。そして候補に上がった5機種の中からEC145が選定され、その軍用機版となる「UH-72A」が誕生した。ラコタ(Lakota)の愛称がつけられたこの機体は、OH-58とUH-1Hの後継機として活躍を続けている。
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