GTA SA （購入が必要ない）セーフハウスまとめ

グランド・セフト・オート サンアンドレアスに登場するセーフハウスを紹介していきます。

購入が必要ない物件

まず、セーフハウスの概念についてですが、ここでは「セーブポイントがある場所」と定義します。物件の中に入れなくても、付近にセーブポイントさえあればセーフハウス（隠れ家）として扱っていきます。

この記事ではミッションを進めることで使用できるようになる、購入が必要ないセーフハウスについて紹介していきます。購入することで使用できるようになるセーフハウスはGTA SA（購入が必要な）セーフハウスまとめで。

ガレージの仕様

乗り物を保管できるガレージには上限の台数が決まっていて、それを超える台数の乗り物は保管できず、古いもの（乗った順で最初に乗ったもの）から消えてしまいます。スペースがあるからといってバイクなどを何台詰め込んでも意味がないということですね。

今作ではローライダーとストリートレーサーに特別なボディーペイントを施せるようになりましたが、ガレージにペイントを施した車を保管した状態で、同じ物件でセーブをするとペイントが剥がれることがあります。また塗り直せば問題ないですが、それが面倒ならボディーペイントを施した車を保管するセーフハウスとセーブをするセーフハウスは分けた方がいいでしょう（それはそれで面倒ですけどね）。

ジョンソンハウス

ガントンにあるCJの実家。ジョンソン兄弟が生まれ育った家で、彼らが家から離れていった後は母親であるビバリー・ジョンソンがここで暮らしていました。

しかし、スウィートを暗殺しようと画策していたバラスがこの家を襲撃。ビバリーが死亡し、訃報を聞いてリバティー・シティに居たCJがサンアンドレアスに帰郷しました。

その後はCJがこの家に住み着き、グローブストリートを立て直すために奮闘。ミッション「Doberman」をクリアしギャング間のシマ争いが始まると、グローブストリートのシマの広さに応じて収入が得られるようになります（最大で$10,000）。

その後、スウィートの逮捕とCJの離脱でグローブストリートが崩壊するとこの家も荒らされたようで、この家で使っていたミキサーがヤク中に盗まれスウィートに押し売りされるところでした。

（余談ですが、このヤク中はBダップと対決しに行くミッション「Beat Down on B-Dup」で、スウィートがアパート内でBダップの居場所を聞き出そうと銃を突きつけた相手と同じです。ゲームファイルでは「ドープ（Dope）」と名前が付けられていたそうですが、ゲーム内で名前が出るシーンも無ければクレジットでの名前・声優の記載もありません）

CJがロスサントスから離れている間は収入が得られなくなっていますが、ミッション「Home Coming」でCJが帰郷し、シマ争いが再開されると再び収入が得られるようになります。ロスサントス離脱前に手に入れたシマは全て他のギャングに奪われているので、収入を得るためには再びシマを奪い返さないといけません。

家の中にはゲーム機があり、それを起動すると「They Crawled from Uranus」がプレイできます。ジョンソン家の子供たちはこれで遊んでいたのでしょうか。

（ソフトは「CJD 500」というハードで遊ぶことが出来ます。名前からすると元ネタはAmiga500およびAmigaCD32だと思いますが、デザインはメガドライブやセガサターンに似ていますね）

家の外には乗り物1〜2台分のガレージがあり、家の中では2階の寝室にカメラとスプレー（ミッション「Tagging Up Turf」以降）が置かれています。また、ギャングタグを100個全て塗り直すとキッチンにAK-47、Tec-9、短銃身ショットガン、火炎瓶が出現するようになります。なんともギャングっぽい武器のラインナップですね。

（CJの寝室。VCのセーフハウスみたいにクリア状況に応じてオブジェクトとかが増えると嬉しかったんですが、そういった要素はありませんでした）

（武器が出現する台所。机の上にはスウィートの帽子らしき物も）

エンジェルパインのトレーラーハウス

エンジェルパインのモバイルホームパークにあるトレーラーハウス。ミッション「Gree Sabre」でテンペニーたちによってロスサントスから追い出されたCJは、このトレーラーハウスを拠点に活動を再開することになります。

暫くしてケンドルを連れて逃げてきたシーザーもここに住み着き、カタリーナから奪ったサンフィエロのガレージに移り住むまで3人で身を寄せ合って暮らしていきます。

ガレージは無いですが、すぐ近くにSanchezが固定配置されるので移動は問題ないでしょう。また、このセーフハウスから南西にあるトレーラーハウスの裏にはマイクロSMGが置かれているので、ミッション「Green Sabre」で武器を全て没収された後でも最低限の武装をすることが出来ますね。近くにあるセーフハウスの隣りにあるレストランの路地裏には防弾チョッキが置かれているので、これで守りもバッチリです。

（武器を没収された後にありがたいサブマシンガン）

カタリーナの隠れ家

レッドカウンティのファーンリッジにあるカタリーナの隠れ家。家は丘と木々によって巧妙に隠されていて、正に「隠れ家」という感じの立地になっています。

家の屋根には車のホイールと一緒にタヌキだかキツネだかの野生動物の皮？が吊るされています。カタリーナの性格からすると狩猟も趣味だったのかもしれませんね。

（エモノがいっぱい吊るされている軒先……）

他にも、廃車となったWaltonが置かれていたり、丸太が並べてあったり。家の窓ガラスには銃で打たれた痕がありますが、これは他人に襲撃されたのかカタリーナ自身が銃をぶっ放したのか。まぁ、カタリーナの家にカチ込みかけられる人なんて居なさそうなので、癇癪を起こして自分で窓ガラスをブチ破ったんでしょう。

（風通しが良い）

家の西側には丁度ヒト1人分が入りそうな盛り上がった土が3つ並んでいて、すぐ近くにシャベルが置かれています。一体その下には何が埋まっているのやら。

（CJがここに埋まるハメにならなくて良かったね）

家の隣にはカタリーナの愛車らしきBuffaloが置かれています。カタリーナがリバティー・シティに飛び立った後もBuffaloは置かれているので、近くを通りがかった時は拝借していくのもいいでしょう。

ドハティのガレージ

ドハティにあるガレージ。元々はXoomerのガソリンスタンドでしたが数年前に廃業しており、その所有権はクロードかカタリーナの手に渡ったようです。

ミッション中のムービーでチラッと映るガレージ内のカレンダーは1987年のもの（カレンダーは1月で開いていて最初の日が木曜日になっているのですが、1月1日が木曜日な年は1987年）で、少なくともこのガレージは5年ほど放置されていたのが分かります。放置され続けたことでガレージは内も外もボロボロです。

ストリートレースでクロードに勝利したCJは商品としてカネか車を要求しますが、リバティー・シティに渡る予定だったクロードとカタリーナはカネも車も渡せないと、代わりにこのガレージの所有権を差し出します。その後、トゥルースの麻薬農場で警察のガサ入れに遭ったCJは、トゥルースを連れてこのガレージに逃げ込むことに。ガレージの現状を見たCJは廃ガレージを押し付けられていたことを知り、自分を騙した2人に憤りました。

しかし、CJと合流したケンドルは「ここを綺麗にして転売するか事業を始めたら良い」と提案。当初のCJはケンドルの話を聞く気がありませんでしたが、時間を置いて落ち着きを取り戻すとトゥルースの紹介でドウェイン・ジェスロ・ゼロと出会い、ケンドルと共にサンフィエロに渡ってきたシーザーも交えてガレージを経営することに。そして盗難車を取り扱う裏ショップとして新事業を立ち上げるのでした。

備え付けられているガレージ（ややこしい）には最大4台の乗り物を保管できます。4台以上の乗り物を入れておくことも出来ますが、本来の保存台数を超えて保存した乗り物はちゃんと保存されずに消えることもあるので、無理に詰め込むのはよくないでしょう。これはここのガレージに限らず、GTAのガレージでは共通の仕様ですね。

50箇所のスナップショットを撮り終えると、ガレージの近くにマイクロSMG、手榴弾、ショットガン、スナイパーライフルが出現するようになります。便利は便利なんですけど、火力的にも値段的にも無難というか、ちょっと半端なラインナップなのは否めませんね。

（カネに困っていない限り、「武器屋で買えばいいじゃん」という感じのラインナップ）

トレノの牧場

ティエラ・ロバーダにあるマイク・トレノの隠れ家。一応名称としては「トレノの牧場」ということになるんですが、動物が居ないので牧場という感じがしませんね。

ロコ・シンジケートを壊滅させ、サンアンドレアスに蔓延るヤクの流通をストップさせたCJでしたが、謎の人物から電話を受けこの農場に呼び出されます。謎の人物からの試験に合格したCJは、その正体であるマイク・トレノと出会い、自らが始末したはずのトレノが生きていたことに動揺します。

トレノは政府機関で働くエージェントで、ロコ・シンジケートを運営していたのも諜報活動の資金集めのためでした。ロコ・シンジケートを壊滅させたCJの腕前を見込んだトレノは、スウィートの安全を保証する代わりにCJを自分のもとで働かせるのでした。

外観もかなり立派な建物ですが、内装もリッチで絵画やトラの毛皮カーペットなど豪邸の雰囲気が漂います。また、諜報活動用の通信機器なども置かれています。壁に貼られている地図はよく見るとベータ版サンアンドレアスの地図で、ベイサイドが無かったりサンフィエロの東に島があったりします。なお、リマスター版ではこの地図は現在のサンアンドレアスの地図に置き換えられています。

屋敷の近くには大きなガレージと、海に面した船着き場があります。残念ながら乗り物などはスポーンしませんが、雰囲気の良い場所なので観光に来るのも悪くないでしょう。

（夜はとっても雰囲気が良いですよ）

CJが謎の人物から電話を受けるとセーブポイントが出現し、ここをセーフハウスとして利用できるようになります。家の側にはトレノの愛車であるWashingtonが置かれていて自由に使うことが出来ます。

ミッション「Vertical Bird」を終えると家の中にロケットランチャー、熱追尾式ロケットランチャー、火炎放射器、ミニガンの重火器4種類がスポーンするようになります。この頃にはロスサントスに帰郷しているので、わざわざこの家まで重火器を取りに行くのも面倒ですが、強大な火力が必要になったらここまで取りに行きましょう。

（流石は政府の諜報員、武器の調達はお手の物）

フォー・ドラゴンズ・カジノ

ラスベンチュラスのストリップにあるカジノ。正式な名前はザ・フォー・ドラゴンズ・ホテル＆カジノ。

モデルはネバダ州ラスベガスにあったインペリアル・パレス・ホテル＆カジノだと思われます。東洋をイメージしたこのカジノは1979年から2012年まで営業をして、その後は名前を変えて現在では「ザ・リンク」と呼ばれるカジノとして営業しています。

名前については、20世紀後半にアジアで急成長を遂げた4つの地域（韓国、台湾、香港、シンガポール）を「アジア四小龍（Four Asian Dragons）」と呼んだこと、あるいは映画「ラッシュアワー2」に登場したレッドドラゴンカジノが元になっているのではないかと思われます。

サンフィエロで数々の仕事を成功させたウージームーは、その仕事を支えたCJをこのカジノに呼び出します。そしてCJをラン・ファーリーと共にフォー・ドラゴンズ・カジノの共同経営者に指名し、CJはカジノの共同経営者として次なるビジネスに乗り出すのでした。

しかしカジノ経営は前途多難で、ラスベンチュラスでは既にレオーネ・フォレッリ・シンダッコのイタリアンマフィア達がカジノ経営を行っていて、新参者であるトライアドは彼らから卑劣な営業妨害を受けるのでした。

そんな中でCJはシンダッコのボスであるジョニー・シンダッコを拷問し彼を再起不能にさせると、トゥルースのコネでケント・ポールとマッカーに出会い、彼らを通じてカリギュラス・カジノのマネージャーであるケン・ローゼンバーグと知り合います。その後、ジョニーの死によりカリギュラス・カジノの実験を握るべくサルバトーレ・レオーネがリバティー・シティからやって来ると、彼の息子ジョーイの元で働いていた経験があるCJはサルバトーレに取り入って彼の信頼を勝ち取ります。

そうしてケンを逃して準備を整えると、CJはフォー・ドラゴンズ・カジノに妨害工作をした報復としてカリギュラス・カジノへ大規模なカジノ強盗を敢行。見事カジノの金庫から大金を盗み出し、イタリアンマフィアたちに大ダメージを与えることに成功しました。これにより敵を退けたフォー・ドラゴンズ・カジノは、ラスベンチュラスを代表するカジノとして地位を築いたのでした。

カジノ内では様々なギャンブルで遊ぶことが出来ます。ギャンブルで借金をすると借金取りに追われるようになりますが、共同経営者であるこのカジノでもそれは例外ではありません。ウージーに対しても恥ずかしいので、借金するまで遊ぶのは他のカジノにしておいた方がいいでしょう（そもそもギャンブルで借金しちゃダメです）。

カジノ内で武器を使用したりすると手配度が付いて警備員たちがやってきます。警備員たちはピストル装備なので強くはないですが、反撃をすると手配度が増えて警備員がどんどん集まってくるので無用なトラブルは避けましょう。暴れるなら他のカジノで！

50個の蹄鉄を集め終わるとフォードラゴンズカジノの前にM4、SMG、軍用ショットガン、リモート爆弾が出現します。また、隠し武器として正面玄関から南側にある茂みの中に日本刀、正面玄関上の屋根に隠れた場所にスナイパーライフル、北側の屋根の上にAK-47が置かれています。なんとも物騒ですが、マフィアの仕切るカジノならこれくらい武器が隠されていてもおかしくないか。

（各カテゴリーで最強の武器がズラリ）

（どの隠し武器も特徴的な場所に置かれています）

マッド・ドッグのマンション

ロスサントスのマルホランドにある豪邸。正式名称は「Madd Dogg’s Crib」らしいです。

かつては大物ラッパーであるマッド・ドッグが所有する豪邸でしたが、OGロックの頼みでCJが彼のライムブックを盗み、マネージャーを始末するとマッド・ドッグの人生は一変。数々の不運に相次いで見舞われたマッド・ドッグはうつ病を発症し、アルコールに溺れる日々。更にドラッグ中毒に陥り、借金を抱えたマッド・ドッグはこの邸宅をバゴスの麻薬ディーラーに売り渡したのでした。

その後、ラスベンチュラスでコンサートに出演するはずだったマッド・ドッグは精神の限界を迎え、酔った勢いでロイヤルカジノの屋根の上に登り飛び降り自殺を試みます。そこに偶然通りがかったCJがマッド・ドッグの命を救い、彼を更生施設に送り届けたことでマッド・ドッグは再起の道を図ることに。

フォー・ドラゴンズ・カジノを巡るマフィア同士の戦いをくぐり抜けたCJは、体調が回復したマッド・ドッグを誘ってこの邸宅に拠点を移そうとします。しかし、マッド・ドッグが自暴自棄になって豪邸をバゴスに奪われたことを知ると、彼に失望しつつもトライアドの仲間を連れて豪邸を取り返しに行くのでした（元はと言えばお前のせいだろ！）。

豪邸を奪い返したCJはここをロスサントスの活動拠点とし、ポールとマッカーを呼び出してマッド・ドッグと共に音楽活動を開始。その後スウィートの釈放やロスサントス市内での暴動など様々なことが起こりましたが、この間にマッド・ドッグが出したアルバムがゴールドディスクに。全ての因縁にケリを付けたCJ達ファミリーは、仲間となったマッド・ドッグの成功を共に喜び合うのでした。

ミッション「Madd Dog’s Rhymes」でライムブックを盗みに侵入するこの豪邸は、ミッション「A Home in the Hills」でセーフハウスとして自由に利用できるようになります。ただし気を付けないといけないのは、この家でセーブをすると各地のバスケットボールが消滅しバスケットのミニゲームができなくなることです。また、ジムで運動できなくなるバグも報告されている（時間経過で直るっぽい？）ので、この家ではセーブを避けるのが賢明です。

家の内外には様々なモノが用意されています。屋上のヘリポートではSparrowが固定湧きし、ミッション「Cut Throat Business」終了後は家の裏口にKartが配置されるようになります。また、この物件にはガレージが備え付けられていない代わりに、シャッターの前にランダムな車両が配置されるのでそれらを拝借させてもらいましょう。

（1つのミッションに登場しただけだけど物凄く印象深いカート）

家の中は非常に広く、備品が各所に転がっています。メインホールにはアーケードゲーム機が2台（「Duality」と「 Let’sGet Ready toBumble」）配置されていて、暗視ゴーグルも置かれています。キッチンにはヘルスアイテム、ベッドルームとレコードルームに防弾チョッキが置かれています。

（備えは十分）

そしてプライベートジムなんかも用意されていて、そこでは外にあるジムと同じように身体を鍛えることが出来ます。バスケットコートもあるので、そこでバスケットのミニゲームも可能。屋内プールも用意されているので、頑張れば肺活量を鍛えることも出来ます（水深が浅いので潜るのに一苦労です笑）。

（家の中にジムがあるのは機能的にも雰囲気的にも良いですね）

ただ、これだけ色々と用意されていながらワードローブが無いため服を着替えることが出来ません。セーブもバグがあるのでしたくないことを考えると、色々な備品が用意されてはいてもセーフハウスとしての基本的な機能が押さえられているとは言い難いですね。元々マッド・ドッグの家ですし、自分の隠れ家というより友達の家くらいの気持ちで利用した方が良いでしょう。

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