血圧は上がっていませんか?心拍数は?体温は電子レンジで温めたピザのようにアツアツになってませんか?落ち着いてください。慌てて薬を飲む必要はありません。なぜなら、これはランパダーティの最新車コルシタに出会ったときに起こる正常は発作だからです。
(Legendary Motorsportでの解説)
「犯罪事業」アップデートで追加されたコルシタ。新時代の到達を告げるイタリア製のスーパースポーツカーです。パンデミックの中を駆け抜ける1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ランパダーティ(Lampadati)
名称:コルシタ(Corsita)=車線(コルシカ語)
分類:スポーツカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$1,795,000
モデル車の考察
モデルはマセラティ MC20ですかね。サイドのデザインはフェラーリ SF90 ストラダーレ、リア周りは2018年式のアストンマーチン ヴァンテージなんかの要素も入っている感じです。
名前のCorsitaはコルシカ語(ややこしいな)で「車線」を意味する言葉。モデルのMC20は正式名称が「Maserati Corse 2020」となっていて、Corseはイタリア語で「レーシング」を意味するため、そこから連想して似たような語感のCorsitaを持ってきたんだと思います。
ボディーペイントの元ネタ
黒のワイドレースストライプは2022年のロレックス・モンテカルロ・マスターズで展示されたMC20がモデルだと思われます(画像)。
「Meinmacht」はBosch Rexroth MC20がモデルだと思われます(画像)。
「Bank Of Libarty」はSean Bull DesignのMC20 Le Mans hypercar conceptがモデルだと思われます(画像)。
「Lampadati」レーシングはVanuf Art DesignのMC20 conceptがモデルだと思われます(画像)。
走行性能
モデルを考えるとスーパーカーカテゴリーでも良かった気がする車ですが、コルシタのカテゴリーはスポーツカー。近年はスーパーカーっぽい車がスポーツカーで登場することも多く、こちらもそんな1台ですね。
加速性能は非常に高く、最高速もスポーツカーカテゴリーでトップクラス。ストレートスピードならスーパーカーにも負けない速さを持っていますね。
ハンドリング特性はオーバーステア気味で、アクセルを入れながらステアリングを曲げ続けると延々とリアがズルズルと滑って前に進みません。また、MR故なのかダウンフォースが効いてくる中高速域でも唐突にリアがズルっと滑るセンシティブさがあるため、スイスイとコーナーを駆け抜けるような走りは難しいです。常にタイヤの接地感を気にしながら、繊細な操作で車を落ち着かせたいところです。ブレーキの効きは良好なので、思い切って立ち上がり重視の走りをしていくのも良いと思います。
改造後の注意点としては、サスペンションを変えて車高を落とすと段差やギャップでのショック吸収力が落ちます。当たりどころが悪いと段差にぶつかったかのようにガツンと車が跳ねてクラッシュするので、街中でガンガン飛ばしていきたいならあまり車高は落とさないほうがいいでしょう。
カスタマイズ
用意されているパーツの多くは派手なカナードやスプリッターなどのエアロパーツで、レーシングカー風のカスタムが楽しめます(何故かマッドガードもあるのでやろうと思えばラリー車っぽくもできます)。あとはグリルに縦線を入れたり、ルーフとトランクをサブカラー適用やカーボン仕様に変更したり。
ボディーペイントはシンプルなストライプ系に、上でも紹介した企業ペイント、迷彩柄など。元々の車のデザインが良いのもあってどのペイントも似合ってますし、元ネタを再現するためのエアロパーツなんかも揃っているので、この車でやりたいようなカスタムがしっかり出来るあたり好印象です。
感想
モデルの再現度が高いデザインに、必要十分なカスタマイズ幅。性能もやや癖があるもののカテゴリー上位クラスということで、全教科で高得点の優等生といったスーパースポーツカーでしょう。どこかが満点でぶっ刺さる!という感じではないですが、求められたものには応えてくれるので、この車の見た目などが気になったらとりあえず買ってみても良いと思う1台です。GTA+加入者なら2022年の8月いっぱいまで無料で手に入りますしね。
モデル車について
マセラティ MC20
2020年2月、マセラティにとってMC12以来となる自社製スーパーカー「MC20」の名前が発表された。「100% メイド・イン・モデナ」「100%メイド・イン・イタリー」を基本理念に開発されたMC20は、マセラティブランドの新時代の幕開けを象徴するモデルとして華々しくお披露目されたが、皮肉にも新時代の幕開けと設定した2020年にコロナショックが発生したことで発表イベントは同年の5月から9月に延期された。
この車の最大の特徴は「MTC(マセラティ・ツイン・コンバスチョン)」と呼ばれる燃焼システムで、近年のフォーミュラ1カーなどで使われているプレチャンバー(副燃焼室)をロードカーとしては世界で初めて採用している。これにより燃焼効率とレスポンスが飛躍的に向上した。
マセラティらしい開口部の大きいフロントマスクが特徴的なエクステリアは、アッパー(上部)とアンダー(下部)で異なったテーマを持たせるという手法が用いられており、アッパーはエアロパーツを一切用いず流麗なボディラインを追求した一方で、アンダーはカーボンパーツをふんだんに使用しながらダウンフォースを得られる機能美を追求している。
フォトギャラリー
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