昔から評価が高いシュヴァル クーペSUVシリーズのラインナップとして1960年代に登場しました。2ドアハードトップのスタイルと統合型荷物トレイの実用性を融合させており、決して多芸は無芸とは言わせません。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
ユーティリティクーペのピカドール。ギャングスタを気取りながら荷物持ちが出来る車です。誰にも止められない1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:シュヴァル(Cheval)
名称:ピカドール(Picador)
分類:マッスルカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$9,000
モデル車の考察
モデルはシボレー エルカミーノですかね。第2世代と第3世代の要素がミックスされていると思います(フロント周りが第2世代でリア周りが第3世代っぽい)。
バリエーションとして、この車のボディをモンスタートラックに載っけたマーシャルが存在します。本当にボディを載っけているだけなのであまり関連性はないですけども。
過去作ではサンアンドレアスで登場。Buccaneerのユーティリティクーペ(マッスルカーとピックアップトラックを合わせたスタイル)版といった感じの車で、ライダーの愛車として覚えている人も多いのではないでしょうか。
(SAのPicador。乗り手のせいで裏切り者の車というイメージが)
ボディーペイントの元ネタ
ピンストライプはACME社のエルカミーノミニカーがモデルでしょうか(画像)。ミニカーが元ネタ?という感じもしますが、ここまでバッチリデザインが一致するペイントも珍しいですからね。ミニカーにも元ネタがある可能性はありますが。
フレーミング・ローライダーはGR Auto Galleryで販売されていたエルカミーノがモデルでしょうか(画像)。
走行性能
野良湧きする旧車で、価格も1万ドル未満とくればこんなもんかなという性能。お値段相応の走りをしてくれます。
加速は鈍く、発進から速度に乗り始めるまでが遅いです。速度が乗ってくればそれなりのスピードで最高速まで到達するので、愛車にするならしっかりエンジンなどに手を入れましょう。
ハンドリング面はどうしても車の重たさを感じ、操作に対してまったりとした動き。タイヤは頑張ってグリップしようとしますが、速度域が上がるほど限界が見えてきてアンダーステア傾向になります。幸いブレーキはしっかり効くので、限界を超える前に安全なブレーキングを心がけましょう。
この車の長所としては4輪駆動であること。意外なほどトラクションのかかりが良く、急坂でもグイグイと走破する登坂性能があります。見た目に反してオフローダー的な適性があるかも。
カスタマイズ
「犯罪事業」アップデートによりパーツが大幅に追加され、ローライダー的なカスタムが楽しめるようになりました。元の価格が非常に安価なので、安値で楽しめるローライダーとしての価値が生まれましたね。
フロントバンパーにスプリッターを付けたり、荷台にロールケージやスポイラーを付けたり、トラック系の車でできるカスタムは一通り出来ますね。ヘッドライトに☓印のテープを貼るなど細々したカスタムも有り。
サスペンションを変更することでガッツリと車高を下げることができます。ただ、車高を下げると段差などのギャップに弱くなるというか、基本的には問題なく段差を超えられるのに唐突に段差に引っかかってクラッシュしたりします。この車の方向性的にどうしても車高が落としたくなるところなので、車高を落とす際はそういったこともあると頭の片隅に入れておいてください。
ボディーペイントは2本線のストライプ、競技車両風の企業ペイント、ローライダー系のカスタムペイントなどが揃っています。どれもこの車のキャラクターに合ったものが用意されていて満足な内容ですね。
感想
希少なユーティリティクーペとして元々マニアに人気があった車でしたが、「犯罪事業」アップデートでカスタム項目が追加されたことで新しいファン層を開拓しましたね。特にローライダー好きには嬉しいテコ入れだったのではないでしょうか。
野良湧きする一般車両で、購入するにしてもたったの9,000ドル。それでいて色々カスタムが楽しめる車なので、デザインが気に入ったらとりあえずガレージに確保してみて良い車だと思います。クオリティの高い追加車両が登場するのも勿論喜ばしいことですが、こうやって既存の安価な車両が遊べるようになっていくのも嬉しいものです。
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