ロスサントス市警は、なぜロゴ入りのピックアップトラックを大量に所有しているのでしょうか。もちろん犯罪を取り締まるためでもありますが、それだけではないはずです。最近何度も予算削減が行われたおかげで、ようやくロスサントス市警もそのことに疑問を持つようになりました。そこで、ロスサントス市警は資金を回収するため、このピックアップトラックを一般に売りに出すことにしました。税金の無駄遣いとはまさにこのことです。
– 「ディスパッチ・ワーク」可能
– ミサイルのロックオン・ジャマー可能
注意:この乗り物は所有中の物件でのみ改造可能。売却価値は$0。(Warstock Cache & Carryでの解説)
「エージェント・オブ・サボタージュ」アップデートで追加されたカラカラパスート。ニワトリ並みの知能しか持たない犯罪者に警察の恐ろしさを分からせるには、とにかく図体と態度を大きくする必要がありました。ラムアタックで裁判所要らずの1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:カラカラパスート(Caracara Pursuit)
分類:緊急車両
駆動方式:AWD
乗車定員:4人
購入価格:$5,335,000(「クラッキンベル工場襲撃:不正資金」をクリアで購入可能。「ディスパッチワーク:制裁妨害」をクリアで$4,001,250に割引)
備考:プレイヤーが所有している物件の中でのみカスタム可能。売却価格は$0。
モデル車の考察
カラカラ 4×4のパトカー仕様ですね。ベースのカラカラ4×4にパトランプや警察装備の内装などが備えられています。
カラカラのモデルであるフォード F-150にも警察などの特殊な用途に合わせた特別サービスパッケージが存在しています。また、ホイールなんかを見るとゲーム「ニード・フォー・スピード アンバウンド」に出てきたSWAT仕様のF-150あたりも元ネタにされているかもしれません。
走行性能
カラカラ4×4の強化版という感じで、ちょっとずつ全体的にパワーアップしている感じですね。体感レベルでしかないですが、少し低速域からの加速が鋭くなったり、回頭性が良くなって旋回半径が狭まったり、しています。元のカラカラ4×4も図体の割によく動く巨体で、パスートはその良さを更に伸ばしています。
唯一気になるのはオフロードを走った時で、ボディー下部に何か当たり判定が追加された(プッシュバーあたりが怪しい?)のか、カラカラ4×4では引っかからなかった場所でギャップを踏んで突き上げられたりします。車高が純正のままでもこの現象が起きるのでオフロードを走っていると突然予想外の事故に見舞われることも。困ったねぇ。
通販サイトでも書かれているようにミサイルのロックオンジャマーが装備可能。公開セッションでもミサイルを気にせず取り締まりできます。ミサイル以外で攻撃してくる凶悪犯は、知りません。
カスタマイズ
カラカラ4×4のカスタムパーツが流用されています。カラカラ4×4自体にそれほど多くのパーツ、印象を変えるパーツが用意されているわけではないので細かにちょこちょこ弄れるだけですが、流用パーツがあるだけでありがたいです。
警察の装備はアンテナ、サーチライト、緊急ライト、プッシュバーしっかり揃えられています。緊急ライトはモダンなデザインなもののみ。プッシュバーは殺傷能力もありそうなほどデカいものが用意されています。プッシュバーを変えても何か補正が入るわけではないので好きなものを選びましょう。
ボディーペイントは全てパトカーペイント、特徴的なのはロスサントス郡公園レンジャー仕様があるところでしょうか。
感想
この車の登場でピックアップトラック系パトカーのジャンルもカバーされ、このゲームのパトカーも本当に幅が広くなりましたね。デカい図体でラムアタックにロードブロック、オフロードもいける走破性(は前述の理由でちょっと怪しいが)、最高にアメリカンでパワフルなパトカーです。割引込みでもベース車両が5台近く買える価格が適正かはともかく、このゲーム唯一のキャラを持つパトカーとして特別な価値はあるので、この手の車が好きなら要チェックです。
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