ロスサントス市警のベテラン警官なら誰でも知っていますが、重要なのは、犯罪現場への到着の早さではなく、現場からの逃げ足の速さです。この新しいコケットD10があれば、ものすごい速さで逃げることができます。証拠改ざんの疑いが広まることも決してありません。おめでとうございます。これでロスサントス市警上級訓練の第一段階はクリアです。
– 「ディスパッチ・ワーク」可能
– ミサイルのロックオン・ジャマー可能
注意:この乗り物は所有中の物件でのみ改造可能。売却価値は$0。(Warstock Cache & Carryでの解説)
「エージェント・オブ・サボタージュ」アップデートで追加されたコケットD10パスート。他人のパートナーを寝取ることは悪とされていますが、相手の男が犯罪者であれば善行です。正義の色に塗り直した1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:インヴェテーロ(Invetero)
名称:コケットD10パスート(Coquette D10 Pursuit)
分類:緊急車両
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$5,620,000(「クラッキンベル工場襲撃:不正資金」をクリアで購入可能。ディスパッチワークを10回クリアで$4,215,000に割引)
備考:プレイヤーが所有している物件の中でのみカスタム可能。売却価格は$0。
モデル車の考察
コケットD10のパトカー仕様ですね。ベースのコケットD10にパトランプや警察装備の内装などが備えられています。
コルベットのパトカーが実際に生産・配備されたことはありませんが、「あったらいいな」と多くの人が思っている車で、デザイナーがモデルを作ったり、ゲームで架空のコルベットパトカーが登場したり、まるで本当に存在するかのようにパトカーのイメージが作られてきました。実際、マスタングとかチャージャーのパトカーはありますしね。
配備されたことがないだけでコルベットのパトカー自体は存在していて、著名なものだとフロリダ州のパナマビーチ警察は麻薬密売人が所持していたコルベットをパトカー仕様にラッピングして広報など地域活動に使用しています。もう一つ有名なのはカナダのオンタリオ州警察が所持している個体で、カナダ国際オートショーに展示されました(上の動画)。
実戦配備されていないこれらの元ネタが意識されているのか、この車も純正だとルーフにパトランプが付いていません。もしかしたらコケットD10パスートも広報用の車両という設定かもしれないですね。
走行性能
スポーツカーのD10をベースとしてパトカー用にチューニングされているため、パトカーの中でもトップクラスの性能を誇ります。
とはいえ、ベース車両同様にMR特有の重心が真ん中にある独特な動きは慣れが必要で、ポンと乗って速く走れる車でもないですね。車高やスポイラーで大きく乗り味が変わる車なので、セッティングを決めながらじっくりと乗り込んで手に馴染ませていきましょう。
通販サイトでも書かれているようにミサイルのロックオンジャマーが装備可能。公開セッションでもミサイルを気にせず取り締まりできます。ミサイル以外で攻撃してくる凶悪犯は、知りません。
カスタマイズ
パトランプを付ける関係でルーフの取り外しが出来ない以外は、ベース車両のカスタムパーツが流用されています。派手めなエアロ類が使えるので、違法改造車顔負けの迫力ある仕様にすることが可能です。
警察の装備はアンテナと緊急ライトのみで、サーチライトとプッシュバーはありません。アンテナもナンバー読み取り装置は無しで、やはりパトカーの中でも特殊な設定の1台ですね。緊急ライトは公式画像でも見られるように大きめのものと薄型のものが用意されています。
ボディーペイントは全てパトカーペイントで、各パトカーに2種類ずつある変わったペイントは用意されていません。欲を言えば元ネタになっているパトカーの再現ペイントなんかが欲しかったところですが、元のパトカーペイントが豊富なので十分でしょう。
感想
出ましたコケットのパトカー!なんでこんなにコルベットってパトカー仕様が似合うんでしょうか、不思議ですね〜。これでスポーツカー系パトカーも揃いましたね。
高性能とはいえ、ずば抜けて速いという程でもなく癖もあるので、値段ほどの価値があるかと言うと絶対にそんなことはないですが、やはりこれだけスタイリッシュなパトカーは魅力満点。覆面仕様で普通のスポーツカーみたいな顔をしながら取り締まりをするのも楽しいです。一味違うパトカーをご所望なら1台どうでしょうか。
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