
トラック? ゴルフカート? それともタイヤ付きのバスタブ?使う人に合わせて用途を変えられます。「カラハリ」はフランス軍使用のオフロード用超軽量実用車です。それを聞けば全てが遅いのにも、うなずけるでしょう。
(Southern San Andreas Super Autosでの解説)
「ビーチバム」アップデートで追加されたカラハリ。現代でこの車に乗っているのは、奇人だと思われたい凡人か、周囲の目を一切気にしていない奇人だけです。どこにでも行けるゴルフカートを見ていきましょう。
車両データ
メーカー:カニス(Canis)
名称:カラハリ(Kalahari)
分類:オフロード
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$40,000(ルーフあり)、$51,000(ルーフなし)
モデル車の考察
モデルはシトロエン メアリですかね。類似のナムコ ポニー・シトロエンの要素も含まれているようです。
フランスの国民車になるほどの大ベストセラーとなったシトロエン 2CV。その2CVも発売から20年が経ち、1968年に後継車となるディアーヌが作られました。そして同じ年、シティユースを意識して作られたディアーヌに対し、何にでも使えるマルチパーパスビークルのメアリも登場し、ディアーヌではリーチできない顧客層を補完することを期待されました。
メアリの特徴は世界で初めてABS樹脂製のボディパネルを架装した大量生産車であること。構造上、車の外側どころか室内ですらも水洗い出来るようになっており、ワックスがけも不要でメンテナンスが楽チン。ボディーが傷ついてもサンドペーパーで磨くなり、傷ついた部分のボディパネルをボルト留めを外して交換するだけで済むので、レジャーを楽しむ若者や作業車を欲しがる商売人に大人気に。その人気は予想を大きく超えたもので、当初は限られたユーザーが求めるマニアックな車と思われていたのが、気づけばフランスの大衆車の1つに。
フランス陸軍もメアリを評価し、メアリを大量に購入。フランスにおける「ジープ」と呼べるような活躍を見せました。カラハリの通販サイトの解説文もこれを意識したものと思われます。なお、カラハリのメーカーはアメリカのジープをモデルにしたカニスとなっています。シトロエンがモデルのメーカーが無かったので、それっぽいカニスにぶち込まれたのでしょう。
メアリの名前の由来は、砂漠で運搬用に使役されているヒトコブラクダの一種メアリから。そこから連想して、アフリカのカラハリ砂漠から名前を取ってきたのでしょうか。メアリの純正色の中にもカラハリオークルと呼ばれるベージュ系の色があります。
走行性能
見た目の印象からは想像できない軽やかな動きをする車です。遅いながらもそこそこに乗りやすいですね。
加速性能はまずまず。発進はよっこらしょと鈍いものの、そこからの加速は中々に良いです。トラクション性能もオフロードカテゴリーの意地を見せ、急坂でも懸命に地面を蹴って登ってくれます。最高速は低め。
ハンドリング面は中身スカスカの旧車らしく、ステアリング操作に対して敏感に反応。クイックに車体の向きを変えられます。ただし、かなりアンダーステア傾向が強めなので、どれだけステアリングを切っても旋回半径には限界があります。ブレーキは利き始めがちょっと弱めなのも加味して、無理な突っ込みをしすぎないように。
オフロードの操作性も悪くないですね。軽くて路面の凸凹に対してやや跳ねる動きは見せますが、暴れてコントロール不能な動きはしません。なんだかんだ言ってもオフローダーなところを見せてくれます。路面がグリップしないところだとアンダーな特性が安定感に繋がります。
ボディーの強度も旧車らしくよわよわで、一回ぶつけるだけでもガッツリ凹みます。ボディーが歪むとまっすぐ走らなくなり、加速も悪くなって露骨に走行性能に影響が出るため、この車で真面目にレースや仕事をしたいならアーマーを強化しましょう。この車を相棒に選ぶ時点で真面目では無い気もしますが。
オフラインではレンタル自転車のお店の近くなど、ビーチエリアで停まっていることが多いです。大体、停まっているのはビフタかカラハリかで、カスタム済みのとんでもないカラーになっています。
カスタマイズ
初期に登場した車なのでカスタムパーツは少ないですが、少ないながらも良いパーツが揃っています。
バンパー部分はフロントにグリルガード、リアにもバンパーガードを付けることができます。特にフロントはまるでメガネを付けているようで可愛らしいですね。
スカートの項目では大きめのサイドステップを付けられます。ボンネットはスペアタイヤを載せられます。マフラーは純正の左サイド出しからリア出しに変更できます。
ペイントはメインカラーの単色。内装や屋根との組み合わせで色を考えてみましょう。
感想
GTAシリーズでも他に似ている車が存在しない独特な存在感を持つ車で、今なおその魅力は色褪せませんね。カラハリでビーチやブレイン郡をドライブするのは本当に気持ちがいいです。今作にキャンプが出来る機能でもあればと思わずにはいられません。
数少ないフランス車という意味でも貴重な存在です。シトロエンに限らずプジョーとかルノーとかもうちょっとあっても良いと思うんですが、アメリカじゃ全然見ないんでしょうか。現代の車はさておき、2CVのようなレジェンドカーとかはいつかGTAワールドで見てみたいですね。一目で心を奪われるフレンチマシンがもっと欲しいぞ。
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