対魔忍RPGにおける状態異常関連の話をまとめました。アリーナ攻略には欠かせない状態異常についてここでマスターしてしまいましょう。
状態異常の基本
状態異常が掛かったユニットはその種類に応じて様々なマイナス効果を受けます。ターン毎にダメージを受けたり、行動が制限されたり、効果は様々ですがどれも戦況に大きな影響を与えます。状態異常はアイテムや状態異常回復スキルで回復できるので、できるだけ早く回復したいですね。
状態異常に対してはリーダースキルや装備によって耐性を付けることができます。なお、耐性値が100%(超特大)でない限りは完全耐性にならないため、特定の状態異常を完全にシャットアウトしたいならリーダースキルを使う必要があります。
相手に対しても状態異常を掛けることができます。ただ、雑魚敵に状態異常を掛けるくらいならそのまま殴ったほうが早いので、状態異常を狙うのは基本的に戦闘が長期戦になるボス敵とアリーナの敵に対してですね。
以前のボスはほぼ全ての状態異常に完全耐性を持っていて状態異常は全く使えませんでしたが、アップデートにより一部の状態異常が通るようになったためボスによっては状態異常が有効な場面も出てきました。どのボスにどの状態異常が効くのか、状態異常を狙うだけのリターンがあるのか計算して戦略を立てていきましょう。
累積耐性
このゲームの状態異常には累積耐性というものがあります。これはバトル中、状態異常に掛かる度にその状態異常に対して耐性が付いてくるというものです。
例えばこちらのユニットのスキルで敵が麻痺に掛かったらその敵には麻痺耐性が付き、次にその敵が麻痺スキルを食らうときは最初と比べて少し麻痺になりづらくなります。そして耐性は累積するので、3度目の麻痺は更に掛かりづらく、4度目の麻痺は更に更に掛かりづらくと、その敵はどんどん麻痺になりづらくなります。同じ状態異常で敵を拘束し続けることは出来ないというわけですね。
特にアリーナでは非常にタフで火力が高い相手をどう状態異常で止めるかの戦いになりやすいので、バトル後半の累積耐性が付いてきた相手をどう対処するかも重要になってきます。バトルの前後半で別の状態異常を撒くのか、累積耐性が付いてもそのまま押し切れるようにするか挑戦しながら考えていきましょう。
状態異常の種類
毒
ターン終了時に最大HPの5%分のダメージを受けます。じわじわとHPが削られるのは面倒ですがダメージ量はそれほどでもないので回復をしっかりやっておけば無視できる状態異常ではあります。
ちなみに、毒ダメージによってHPは0にはなりません。また、毒付与時に火傷を解除する効果があり、火傷とは重複しないようになっています。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→ 【死霊騎士】ウィスプ、篠原まり
敵に毒を与えれば何もしなくても勝手にダメージを受けていってくれます。更に睡眠・麻痺・混乱のどれかと組み合わせれば敵の行動を封じながらHPを削れるのがいいですね。ただ、ダメージ量では上位互換の火傷があるので、毒以外にも起用する理由がなければ状態異常によるダメージ役は火傷スキル持ちで十分です。
毒を与えられる主なユニット→ゼシカ・ファルファー、【報復娘】沙耶NEO(イベント限定)、【バレンタイン】甲河アスカ(イベント限定)
火傷
ターン終了時に最大HPの10%分のダメージを受けます。毒の倍のダメージとなっており、流石に毎ターン10%は回復をしっかりやっていても厳しいダメージです。何らかの対策はしておきたいですね。
こちらも毒同様に火傷ダメージによってHPは0にならず、火傷付与時に毒を解除する効果があります。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→レティシア・ベルメール、ウェスタ、【ビーチの優等生】磯咲 伊紀
敵に火傷を与えれば毒以上のハイスピードでHPを削ってくれます。特にアリーナでは下手にアタッカーを起用するより火傷スキル持ちを暴れさせた方が効率よくダメージを与えられることもザラにあります。火傷スキル持ちは育てておいて損はないですね。
火傷を与えられる主なユニット→鬼崎 きらら、アンリード・ボニー、ウェスタ、冬月 くるり、対魔忍ライブラリー(イベント限定)、【バレンタイン】甲河 アスカ(限定ガチャ)、【不滅の邪炎】イングリッド(限定ガチャ)
呪い
ATK・DEF・SPDが半分になります。ある意味、恐ろしい比率のデバフとも言えます。攻められない・守れない・足も遅いと何をするにしても困る状態異常なので対策は必須です。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→メリィ、【ジェイドブライド】由利翡翠(限定)、【対魔新年】井河アサギ(限定、自身のみ)
敵に呪いを掛ければ大幅にステータスを下げられて格段に戦いやすくなります。ただ、同じ状態異常なら呪いを掛けて弱体化させるよりも混乱させたり麻痺させたりで行動そのものを縛った方がいいので、呪いを主軸に戦略を考えるのではなく、連れてきたユニットがたまたま呪いを掛けるスキル持ちだったから活用してみる、くらいに考えたほうがいいですね。
呪いを掛けられる主なユニット→【嗤う邪悪】朧、ワイト、メリィ
暗闇
攻撃・スキルが50%の確率でMISSになります。ただ、スキルの中でも必殺技と奥義は影響を受けないので、必殺技と奥義を使っていけば特に影響はありません。必殺技や奥義よりもスキル攻撃の方が強力なユニットはちょっと困ったことに。アイテムやリーダースキルでどうこうよりも、スキル攻撃メインのユニットを抜くことで対策をするべきですかね。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→ ワイト、【人恋し夢魔】ミスティ、ロッカ、穂稀なお(自身のみ)
敵は必殺技も奥義も持たないので、敵に暗闇を与えればほぼ攻撃を止めることができます。しかし、やはり呪い同様に「だったら混乱とかで動きそのものを止めたらいいのでは」となってしまうので、積極的に狙っていく状態異常でもないですね。
暗闇を掛けられる主なユニット→【星月夜】仮面の対魔忍、【天真影傑】井河さくら、相州 蛇子(限定ガチャ)
封印
スキルが使用不能になります。スキルが封じられれば通常攻撃をする以外何もできなくなってしまうため、アタッカー以外は無力化されてしまいます。スキル無しでは作戦の立てようもないので、封印を掛けられたユニットのSPが貯まっているなら速やかに回復させましょう。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→【晴着美女】イングリッド
敵に封印を掛ければ敵もスキル攻撃が行えなくなり通常攻撃だけするようになります。厄介な状態異常攻撃なども封じられるのでアリーナに出てくる様々な状態異常スキル持ちを止めながら戦うことができます。ただ、例によってスキルを止めるより行動そのものを止めたほうが手っ取り早いので、やはりおまけ程度に考えておいたほうがよさそうです。
封印を掛けられる主なユニット→死々村孤路、【試験兵装】ドナ・バロウズ(イベント限定)、【バレンタイン】甲河アスカ(限定ガチャ)、【雷撃のクリスマス】水城ゆきかぜ(限定ガチャ)
混乱
行動を選択できなくなり、麻痺・睡眠・石化状態でない味方の中から1体ランダムで選んで通常攻撃をします。必ず味方に攻撃してしまうのも地味に痛いですが、やはり行動を選択できなくなるのが厄介ですね。なお、混乱付与時に睡眠を解除する効果もあり、混乱と睡眠は重複しないようになっています。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→甲斐原菜央、シュヴァリエ、清水神流、霧原純子、相州蛇子(限定、超特大(100%)ではなく特大(50%)耐性)
敵に混乱を掛けると敵からの攻撃を防げるだけでなく同士討ちを狙えます。敵が混乱した場合は通常攻撃だけでなくスキル攻撃も使うので、状態異常スキル持ちの敵が混乱すれば勝手に敵軍内で状態異常をばら撒いてくれます。そのため、アリーナでは上の階層に上がるほど混乱を撒いて同士討ちを狙う戦法が有効になってきます。火傷と並んでスキル持ちを大事に育てたい状態異常ですね。
混乱を掛けられる主なユニット→甲斐原 菜央、ミレイユ、シュヴァリエ、すーぱーそに子(イベント限定)、【ビーチの女帝】イングリッド(限定ガチャ)
睡眠
決められたターンが経過するか誰かに攻撃されるまで行動不能になります。運が良ければ誰かに攻撃されてすぐ起きられますが、誰にも攻撃されないと眠ったままで数ターン過ごす羽目に。こちらも混乱と同様、睡眠付与時に混乱を解除する効果があり両者が重複しないようになっています。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→【ドジっ子メイド】ユーリヤ、【空装武神】秋山凜子【射止める花嫁】弓走颯(限定)、【新春恋色娘】磯咲伊織(限定)
敵に睡眠を掛けると複数ターン行動を止めることができます。それ自体は強力ですが、攻撃したら起きてしまうので眠らせている間に安全にダメージを与えたいなら毒・火傷を織り交ぜる必要があり手間が掛かります。
たとえ起きてしまったとしても睡眠を掛けられたターンは行動ができないので1ターン限りの行動不可と割り切って睡眠を使うのも手ですが、そこまで色々考えて使うなら最初から混乱か麻痺でいいじゃないかという話ですね。睡眠はメインとして使うのではなく、おまけで持っておいて最後のシメに使う程度がいいと思います。
睡眠を掛けられる主なユニット→【お気楽夢魔】リリム、ゼシカ・ファルファー、シュヴァリエ、【報復娘】沙耶NEO(イベント限定)
麻痺
決められたターンが経過するまで行動不能になります。規定ターンは睡眠よりも短いことが殆どですが、攻撃されて解除されることがないのが睡眠より厄介なところですね。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→ 四條如月、アルベルタ、ゼシカ・ファルファー、ユノー、葉月、上原鹿之助(限定、超特大(100%)ではなく特大(50%)耐性)
敵に麻痺を掛ければ行動を制限できるので非常に戦いやすくなります。麻痺スキルは状態異常の中で最も使い手が多いので選択肢は豊富。Rユニットの中にも麻痺使いが多いので、是非とも育てておきたいですね。
麻痺を掛けられる主なユニット→冬月 くるり、アルベルタ、ゼシカ・ファルファー、ユノー、【超音速ベーシスト】井河さくら(限定ガチャ)
石化
行動不能になり攻撃やスキルの対象から外されます。つまり、戦闘に居ながら居ないものとして扱われます。事実上の戦闘不能扱いなので、他のユニットが全員HP切れの状態でHPの残っている石化ユニットが場にいても全滅となります。
また、石化の際に他の状態異常・バフ・デバフ・継続効果を全て解除する効果があり、石化中もそれらの効果を受けなくなります。これがまた厄介で、石化を解いてもバフやリジェネが解除されているので、行動不能にされるわバフとか解けてるわで戦況の計算が一気に狂ってしまいます。
長らくリーダースキルで耐性を付与できるユニットが存在せず、完全な対策は不可能だったのも石化の恐ろしさを高めていましたが、遂に【サマーストーム】リーナが追加されたことで対策ができるようになりました。エオスなど石化を使ってこちらの戦略を崩してくる相手に対して是非とも起用したいですね。
リーダースキルで耐性を付与できるユニット→【サマーストーム】リーナ
こちら側から石化を掛けられるユニットも長らく居ませんでしたが、決戦イベントで土橋 権左が追加されたことでこちらも石化を使うことができるようになりました。ただし、ボス相手には当然効きませんし、アリーナの敵も石化が効きません。強力過ぎる効果故に使いづらく調整されていますね。まぁあんまり有効だとバランスが壊れてしまうのでこんなものでしょう。
石化を掛けられる主なユニット→土橋 権左(イベント限定)
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