乗客を楽しませる3丁の.50口径銃を積み込んでいれば、地元のヨットクラブでも強烈な印象を残せるでしょう。
(Warstock Cache & Carryでの解説)
「カヨ・ペリコ強盗」アップデートで追加されたパトロールボート。この船で密林に隠れたゲリラ共を探しに行きませんか?ベトナム戦争で哨戒任務にあたった1隻を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:なし
名称:クルツ31パトロールボート(Kurtz 31 Patrol Boat)
分類:ボート
乗車定員:4人
購入価格:$2,955,000(この船舶を侵入時の乗り物に選びカヨ・ペリコ強盗:フィナーレをクリアで$2,216,250に割引)
備考:ペガサスが保管。マップ上では専用アイコンで表示。武装船のためパッシブ不可。
モデルの考察
モデルはアメリカ海軍のPBR(Patrol Boat, River:河川哨戒艇)ですね。ベトナム戦争にてメコン川のベトコンゲリラを掃討するため使用された船です。
名前のKurtzは恐らく映画「地獄の黙示録」に登場するKurtz大佐(日本ではカーツ大佐と訳されている)からとられていると思われます。この映画でもPBRが出てくるのでその繋がりで名前がつけられたのでしょう。
走行性能
性能的にはポリス・プレデターと同じくらい。つまりボートの中では中の下程度。パトロールボートなので速度に期待するものではない、とはいえ、割引込みで200万ドル超えの船がこの性能では泣きたくなっても仕方がないでしょう。
というか、なんだか不自然にも感じるような遅さなんですよね。水の抵抗に引っかかっているかのような走りというか、特に舵を切っている時につっかえるような感覚があってもっとスピードが出そうなのに止められているような遅さというか。なんにせよ、そのくらいのスピードだと思ってください。
戦闘能力
パトロールボートには前方と後方に銃座があります。前方はデュアル、後方はシングルのマシンガンとなっていて、威力そのものはインサージェント トラックなどに付いている機銃と同等で中々のものです。前方の銃座はぐるりと回転して斜め後ろまでカバーすることができ、後方以外の敵は問題なく対処できます。後方の銃座はあくまで追手をかわすためのもので、180度までしか回りません(というかそれ以上回ってもガンナーが水に落ちますね笑)。
水上の敵に対してはかなりの制圧力を持つものの、射角の関係で上空の敵と戦うのは難しいです。耐久力もただのボートなので爆発物一発でオダブツですし、速度も出ないので逃げるのも一苦労。そして、ガンナーが居ないと攻撃できないので1人で乗る分にはただの遅いボートです。
カスタマイズ
ペガサスの乗り物なので改造不可。
感想
見る者を威嚇するようなペイントに武装付きということでちょっとワクワクしていたボートなんですが、カヨ・ペリコ強盗の調達ミッションでこのボートに乗って「遅っ」と思っている内に追手のヘリに撃ち殺されたのが印象深いです。最初はコントローラーのR2壊れたのかな?と思っちゃいましたからね。そんなことはなく、ただパトロールボートが遅いだけでした。
まぁ、この値段じゃなければ「パトロールボートなんてこんなもんだよね」と言えたんですが、この値段なのでボロクソ言わせてください。ミリタリーマニアにしかオススメできない船です。
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