ドイツ製の高級セダンです。BFよりも上ですが、ベネファクターほどではありません。高級な外見に速さと実用性を兼ね備え、借金を背負ってでも欲しい1台です。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
テイルゲイター。既に成功を収め人生の行き先を見失った中年男性にピッタリの高級セダンです。壊れかけの家族を繋ぎ止める1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オベイ(Obey)
名称:テイルゲイター(Tailgater)
分類:セダン
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入価格:$55,000
モデル車の考察
モデルはアウディ A6(C6型)ですかね。フロントやリアにはアウディ A8(D4型)、サイドラインにはアウディ RS6(C6型)の要素もあり、アウディのセダンタイプを混ぜ合わせたような車になっています。ただ、アウディのセダンといえばFFか「クワトロシステム」の4WDなのに対しテイルゲイターはFR。
名前の由来は、車間距離を取らず前の車のリア(テイルゲート)にべったりと張り付く運転をする人を表すTailgaterからとられていると思われます。恐らく、「この手のドイツ製高級セダンに乗っているのはTailgater的な運転をするせっかちで大袈裟な中年男性」という、ステレオタイプなイメージから付けられているんじゃないかと思います。マイケルのキャラクターもそんな感じですしね笑。
「ロスサントス・チューナー」アップデートでアウディ RS3セダンをモデルとするテイルゲイターSが登場。名前的にテイルゲイターの後継機っぽい雰囲気ですが、テイルゲイターのモデルはEセグメントのA6。それに対しこの車のモデルはCセグメントのRS3。ボディサイズ的にも価格的にもテイルゲイターより2クラス下の車がモデルになるので、モデルを考えるとテイルゲイターの直接的な後継機というより別クラスの車と考えた方がいいかもしれません。
オフラインではマイケルの愛車として登場。ナンバーは「5MDS003」。MDSはMichael De Santaだとして5と003がどういう意味を持つのかは分かりません。ストーリーミッション「誰かヨガって言いました?」でジミーに奪われ、ストーリーミッション「モンキー・ビジネス」終了後に返してもらうことが出来ますが、その間にジミー仕様の下品な改造が施されてカスタム内容がリセットされてしまうので返してもらうまではカスタムしない方がいいでしょう。
オフラインのストーリーミッション「運命の仕事」でシミオンの店に置かれていたり、同じくストーリーミッションの「天空の眼」でZタイプを届けた格納庫に置かれていたりと度々見かけることがあります。野良湧きせず通販サイトで購入することも出来ないので、フランクリンとトレバーでテイルゲイターに乗りたい場合はこういうチャンスに持ち帰っておきましょう。
オンラインでは通販サイトで購入できるので簡単に入手できます。一応、ゴルフクラブの駐車場、撮影スタジオのプールを改造した駐車場、ベスプッチビーチのテニス場の駐車場、競馬場の駐車場、ガリレオ天文台の駐車場、メイズバンク・アリーナの駐車場などで野良湧きしますが非常に低確率でまずお目にかかることはできません。
走行性能
非常に乗りやすく扱いやすいセダンです。性能はセダンカテゴリーなら上位、全体で見ると中の上といったところですが、改造するほどに走りが良くなりフルカスタムするとスポーツカーと遜色のない走りができます。
加速性能は純正だと少し難ありというか、中間加速が鈍る感じで3速から4速のあたりで伸び悩みます。加速性能は改造によって大きく改善できる項目なので優先的に改造したいですね。最高速はそれなりに出るのでストレートスピードはまずまずといった感じ。トラクションはFRセダンとは思えないほど高く、悪路や坂道でも確実に地面を捉えて加速していきます。
ハンドリング面は良好で、操作に対して素直に右へ左へと動いてくれます。また、サスペンションを代えて車高を下げたり、タイヤやホイールを代えたりするとグリップ力が上がり更に操作性が良くなっていきます。ブレーキの効きも良く、ハンドリング面はスポーツカーと全く遜色のない性能となっています。流石は主人公が乗る車ですね。
カスタマイズ
主人公の車ということもあり、改造パーツは初期車としては最高クラスのラインナップが揃っています。バンパー、ボンネット、スポイラーなど各種エアロパーツが数種類ずつあり、スポーツセダンらしい改造が楽しめます。
感想
正統派なデザインで抜群にカッコいい現代セダンですね。この手のスポーツセダンが大好きなので本当に堪りません。クルージングを楽しめる大人の上品さと本気の全開走行も楽しめる快活さ。価格の安さと乗りやすさは今でも一線級で、クオリティの高さは昨今の追加車両にも負けていません。初心者の内も上級者になった後でも良さを味わえる良い車です。
モデル車について
アウディ A6(C6型)
2004年にデビューした新型のA6。スタイリングは日本人カーデザイナーの和田 智が務めた。前任のC5型から様々な部分で進化したこの車の特筆すべき点はマルチメディアインターフェイス(MMI)の導入。オーディオ、ナビ、エアコン、サスセッティングなどを1つのディスプレイで行うことができ、車の機能が増えるほど数が増えるダッシュボード内の各種操作ボタンを最小限に抑える利点があった。ベストセラーとなったA6は開催初年の世界カーオブザイヤー賞に輝き、その後も中国市場向けのロングホイールベース版A6L、ハイパフォーマンス版のS6、SUVとステーションワゴンをクロスオーバーさせたA6オールロードクワトロとラインナップを増やし、2008年にはフェイスリフトを敢行。同年には最強のハイパフォーマンスモデルであるRS6も投入し進化を続けた。
フォトギャラリー
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