ブルーアーカイブには生徒たちを成長させるための素材として、様々なオーパーツが登場している。その中でも、独特の存在感を放っているのが上の水晶埴輪だ。
“あの”浦和ハナコがバレンタインデーに水晶埴輪型のチョコを送ってきたことからも分かるように、水晶埴輪は間違いなく大人のオモチャである。他のオーパーツは生徒の神秘を引き出し強化するものと考えられるが、水晶埴輪の場合は生徒を「大人」に近づけることで強化が行われているのだろうか。あるいは、水晶埴輪によって女体の「神秘」を引き出しているというのか。
ともかく、一部の生徒たちが水晶埴輪を与えることで成長するのは確かだ。そうなってくると、私は彼女達の先生として想像せずにはいられない。生徒たちが水晶埴輪とどう向き合っているのかを。というわけで、今回はTiER MAKER様の力を借りました。
伝説の二刀流
キヴォトスに居る幾多の水晶埴輪使いで、最強の水晶埴輪使いと言えばツバキだ。各生徒は自身の成長のために2種類のオーパーツを要求するが、ツバキの場合はメインもサブも水晶埴輪を要求する。つまり二刀流だ。どうやらツバキを満足させるには一本だと足りないらしい。
人間には「食欲・性欲・睡眠欲」の生理的三大欲求が存在する。そのいずれかの欲求が高い人は他の欲求も高いと言われることが多いが、ツバキは何時いかなる時でも寝られるほどの睡眠欲の持ち主。つまり、他の欲も相応に高いと考えられる。一本では足りないというのも納得だろう。今後二刀流の生徒が現れない限り、ツバキがキヴォトス最強の水晶埴輪使いに君臨し続けるのは間違いない。
毎日のように使っている
ツバキは殿堂入りとして、このランクの生徒は「一般人としては最強クラスの水晶埴輪使い」と考えリスト入りさせた。彼女達は毎日のように水晶埴輪を使っているし、なんなら大きいモノ小さいモノ、色んな震え方をするモノや色んな形状のモノなど、数種類の水晶埴輪を使いこなしていてもおかしくない。先生から受け取った水晶埴輪を1つ1つ大事にコレクションしていることだろう。
コハルに関しては何も言うことはない。公式で「○な雑誌を集めるのが趣味」と言われている子が水晶埴輪を常用していないわけがないからだ。水晶埴輪を知っているか・使っているかどうかを考えること自体がコハルさんに失礼というものだ。
ヒヨリも相当なツワモノだと思われる。基本的に集団野宿生活なアリウススクワッドでどうやって欲望を発散しているのかは議論の余地があるが、暇さえあれば1人でサカッている姿は想像しやすい。拾い物を使うことに抵抗がないので、水晶埴輪だけでなく良さげなモノがあれば拾っては自分のカラダで試していそうだ。極貧生活をしていると、自分の身と身の回りのナニかでできる金の掛からない趣味は貴重だろうという、割とシビアな考察でもある。
ヒビキ(体操服)もかなり戦闘力が高いと見ている。「陰キャは一人遊びにハマっているはず」という完全な偏見から来ている見方だが、ヒビキの場合はエンジニア部ということでそういったモノを自作できる技術があるのがポイントだ。既製品の水晶埴輪を使ってみて満足ができず、改造とテストを繰り返した結果ハマってしまったというのも十分有り得るストーリーだ。その末に「タッチ決済機能付き水晶埴輪」とかを自作していても不思議ではない。
ヨシミは1つ下のランクとどちらか迷った。水晶埴輪を使っているのは間違いないだろうが、普通に嗜む程度に使っているかもしれない。ただ、彼女のように食事が好きで怒りっぽい子は、日頃のストレスをメシか自家発電にぶつけている姿がありありと想像できるので、どちらかと言えば上のランク寄りではないかというイメージだ。
ハナエに関してはなぜここに居るのか疑問に思う先生も多いだろう。彼女はアホの子キャラなので、普通に考えればもっと下のランクに居るようなイメージだろう。しかし、私が着目したのは通常Verでも衣装違いVerでも水晶埴輪を要求しているという点だ。
他の生徒は皆通常Verか衣装違いVerのどちらかで水晶埴輪を要求しているのに対し、ハナエだけはどちらのVerでも水晶埴輪を要求している。それはもう彼女が水晶埴輪のことを“理解っていて求めている”というメッセージだろう。あんなに無邪気で元気いっぱいなハナエが、実はそういう知識をバリバリに持っていたらと想像するだけで、私の水晶埴輪も“治療”が必要な状態になってしまうというものだ。こんなこと言ってたらハナエに根本から切断されそうだな
普通に使っている
ここには水晶埴輪を「普通に」使っていると思われる生徒をランクインさせた。知識を持って水晶埴輪を使っているが、それにドハマリしてるわけではなく、ちょっとムラっと来たら使うか……くらいの付き合い方だ。ある意味とても健全な女子と言える。なのでこっそりと水晶埴輪をプレゼントして密かに反応を見たい。
ヒフミは100%ここだ。ザ・普通の女の子であるヒフミは普通に水晶埴輪の使い方を知っているし、のめり込むわけでもなく普通に自分の欲求と付き合っていることだろう。ただ、ヒフミはモモフレンズが関わったときだけ人が変わるので、ペロロ様タイプの水晶埴輪とかがあったら狂ったように使っているかもしれない。ウェーブキャットとか、挿れやすそうな形してるしね。
キリノもこのランクだろう。警察学校所属ということで社会の裏のことも知識として知っているだろうし、射撃が恐ろしく下手な以外は常識も良識もある真面目な女の子だ。自分の欲求とも真面目に向き合っているに違いない。教科書通りの真面目な自家発電をしているはずだ。
フィーナは純粋な子だが、任侠モノを好んで見ているあたりこちらも社会の裏側には詳しいはずだ(色々とヤクザ文化を誤解してそうだが)。そういった知識も普通に知っているに違いない。かといって水晶埴輪を使っているかどうかは別問題だが、好奇心旺盛なフィーナがそういう知識を持っていたら水晶埴輪に全く手を出さないとは考えにくいので、シレッと裏で使っていたりするかもしれない。その場合、そういう行為に恥じらいを持って隠すのか、めちゃくちゃオープンに「昨日は激しめでシタ!」などと包み隠さず話すのかは議論の余地がある。
マリー(体操服)に関しては完全に自分の願望である。ゲーム中では純朴なシスターであるにも関わらず、何故か二次創作界隈では淫乱シスター扱いのマリーなので、裏で「お許しください、お許しください……!」と水晶埴輪を使っている姿が容易に想像できてしまう。まぁ、彼女のキャラクター性を考えたら普通は1つ下のランクです。
ナツは正直分からない。聡明な彼女のことだから、知識としては間違いなく知っている。しかし、彼女の読めないキャラクターを考えると、そういったシモの話に全然興味を示さない可能性もあるし、ロマンだのなんだの講釈をたれながらドハマリしている可能性もある。ただ、ロマンの探求者である以外は普通の女の子という感じもあるので、ひとまずはここに置いておいた。個人的には、水晶埴輪型のキャンディーを舐めさせてどういう反応を示すかチェックしてみたい。
そういうモノがあることは知っている
ここには「知識として知っているけど使ったことはない」という生徒をランクインさせた。理由は様々だろうが、誰も彼もが一人遊びに興じるわけではないし、一人遊びをしていたとしても水晶埴輪を使っているかはまた別の話だ。そんな彼女達には「ただの埴輪ですけど?」という態度で堂々と水晶埴輪を渡し、相手がどういう反応をするか見てみたいものだ。
ツルギは奇行を除けばメルヘンチックな乙女なので、そういうモノを使うのは恥ずかしがりそうだ。一応水晶埴輪もビジュアル的にはメルヘン寄りではあるが、その手のモノを部屋に置きたがるかというとどうだろうか。奥手な彼女はそういったモノを避けがちな気がするし、そもそもツルギが性的な欲求をどれだけ持っているかも分からない。恋に恋をしてそうな子なので、少女漫画などでそういった知識をフワッと持っているだけな気がする。
ワカモはツルギと同様に純粋過ぎる恋する乙女である。そして自分の目的のためなら手段を選ばない暴君でもある。だいぶぶっ飛んだキャラなので、もしかしたら水晶埴輪を愛用していて毎晩のように「あなた様、あなた様……!」と欲望を抑えきれずサカッている可能性もあるが、倫理観が終わっているだけでとてもピュアな子なので「あなた様以外のモノを自分の中に入れるなんて穢らわしい!」とか思っていたりするかもしれない。なんだったら水晶埴輪の使い方を知らない可能性もあるが、流石にアウトローな人間なので知識くらいは持っていると思われる。
ジュンコは割と妥当なランクだと思われる。美食研究会に居る時点で良識はアレだが常識は持っている子だし、そういった知識は普通に持っているだろう。食欲旺盛なので性欲も、と言いたいところだが、彼女は性格的に「みんなと一緒にワイワイしていたい」というタイプなので、一人遊びにハマる姿があまり想像できない。むしろ「1人でそんなことして何が楽しいわけ?」とドライに考えている姿の方が想像しやすい。よって、このくらいのランクになるだろう。
サクラコ様は正直分かりません。引けていないので絆ストーリーを見れておらず、アレコレ想像できるほどまだ彼女のキャラクターを理解できておりません。ただ、恥じらいもなく「覚悟」をキメるあたりその辺の知識には疎そうな気もするし、知っていたとしてもあまり興味を持っていなさそうなのでこの辺のランクに。
それが何なのかも知らない
このランクには水晶埴輪の使い方など全く知らないピュアピュアであろう子たちを入れた。マッサージ機を見てもマッサージ機としか思わないようなピュアな子たちである。なので、先生から水晶埴輪を貰っても水晶で出来た埴輪を貰ったとしか思わないだろう。それが正しいです。
チェリノはどう考えてもここだ。というか、チェリノがそういう知識に触れてしまいそうな時は確実にハナエがブロックしてくるだろう。ハナエの知らないところでそういった知識に触れてしまうチェリノちゃんもいいものだが、それはそれ、だ。
カエデもチェリノと同じ枠だ。こちらの保護者であるミモリはそこまで過保護にそういった知識から遠ざけようとするタイプではなさそうなので、チェリノよりはそういう知識に触れる機会があるかもしれない。しかし、そうは言ってもこの女児が水晶埴輪の使い方を覚えるなんて当分先のことだろう。誰かに「これを使ったらレディになれるよ」などと吹き込まれれば使ってしまいそうだが、それは二次創作での話だ。
イズナもブルーアーカイブでは屈指の「ちゃんと透き通っている生徒」なので、そういった知識はほぼ無いだろう(ちゃんと透き通ってないってどういうことだよ)。先生から貰った忍具だなんだと水晶埴輪を振り回して、それを見たミチルとツクヨが気まずい顔をしていそうだ。こちらも誰かに「これを使った忍術を教えてあげるよ」などと唆されれば使ってしまいそうだが、本編の先生はそんなことしないだろう。
チセもそういった姿を想像できない。性的な知識があるのか、そもそも興味はあるのか、全くもってそっち方面のイメージが湧かない。水着Verのメモリアルロビーを見るとラッキースケベのチャンスは色々ありそうだが、本人から何かをするということはなさそうだ。仮に変な知識を仕入れてもファンクラブの皆さんが止めるだろう。
ネル(バニーガール)はその手の知識に疎そうだし、1人遊びにハマるイメージも無いのでここに置いた。仮に知っていたとしてもピュアな子なのでそういうことは恥ずかしがりそうだ。ヤンキーは性的な事に免疫がないというのは一般常識である。
食べてる(物理)
イズミは水晶埴輪を食べ物だと思っています。食べないで。
まとめ
というわけで、水晶埴輪を要求する生徒全員の一人遊び事情を考えてみた。特にバランスを取ったりはしていないが、使っていそうな生徒と使ってなさそうな生徒が半々に分かれたのは面白い。尤も、これは表面的なイメージで振り分けているだけなので、バリバリヤッてそうなのに未経験・まったくイメージがないのに裏でバリバリヤッてるというのも大いに有り得るだろう。
なにせ、バレンタインにあんなチョコを送ってきた浦和ハナコ本人が、水晶埴輪を要求していないのだ。水晶埴輪を成長素材に要求しているかどうかで、生徒の一人遊び事情を理解できると思うこと自体が驕り高ぶりなのだ。無名の司祭もそう言ってたよ。
つまり、ブルーアーカイブ世界の「神秘」を理解するにはまだまだ遠く及ばないということだ。「崇高」に至るためにはこの程度のゲスの勘繰り浅い考察では足りないということだ。より生徒のことを深く知り尽くすためにも、私はこうした考察を続けていきたい。清渓川は今日も透き通っている。
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