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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ディンカ ジェスターRR・ワイドボディ(Karin Jester RR Widebody)」

投稿日:2024年12月16日 更新日:

ジェスターをRRに改造したディンカのリードデザイナーたちは、外科医のような精密さで作業を進めました。しかしその後、クスリの過剰摂取で意識を失うことに。目が覚めると、そこにはド迫力のRRワイドボディの姿がありました。超強力エンジンを搭載し、見た目もド派手。その車幅は高速道路を2車線占領するほどでした。ここから教訓が得られます。ディンカを見習いましょう。
– ミサイルのロックオン・ジャマー可能

(Legendary Motorsportでの解説)

「エージェント・オブ・サボタージュ」アップデートで追加されたジェスターRR・ワイドボディ。ジェスターRRを見てアイディアが溢れ出したアーティストたちは、この車をとんでもない龍に仕立て上げました。威厳あるコンプリートカーを見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ディンカ(Dinka
名称:ジェスターRR・ワイドボディ(Jester RR Widebody)
分類:スポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$2,290,000

モデル車の考察

ジェスターRRをワイドボディ化させた仕様で、特徴的な東洋の龍が大きく描かれたペイントはアブストラクシデザインのドラゴンエディットチームが手掛けたスープラ(画像)が元ネタになっていそうです。ワイドボディのベースはパンデムのボディキット(画像)、フェンダー周りはリバティーウォークのボディキット(画像)が元ネタでしょうか。

ワイドボディ化ということでベニーズ車両ではないかと予想されていましたが、実際はレジェンダリー・モータースポーツでベースとは別物の単体で販売されました。

通販サイトには「ミサイルのロックオン・ジャマー可能」と書いてありますが、イマニ・テックによるカスタマイズで搭載するわけではなく、純正でロックオン・ジャマーが搭載されている(取り外し不可)という非常に珍しい形での実装となりました。今回のアップデートでのロックオン・ジャマー推しは何なんでしょうね笑。ロックオン・ジャマーつけるくらいならドリフトチューニング対応にしてほしいところですが。

走行性能

性能自体はスポーツカーカテゴリーの中でそこそこ、上位とまではいきませんが真ん中よりは上の性能でしょう。

ではベース車と比べてどうかと言うと、ストレートスピードは上です。とはいえ修正で遅くなったベース車よりもちょっといいかなくらいなのでカテゴリー内では大したことなし。

コーナリング面はよりクイックになり、かなり鋭く向きが変わるようになりましたね。その反面、コーナリングしながらギャップを踏んだ時などは結構不安定で、簡単にズルっとリアが滑っておっかないです。

そのため、いつもテストコースに使っている救急ドリフトでは残念ながらベース車よりも遅いタイム(1秒落ち)でした。ちゃんと走らせられればベース車と同じくらいのタイムは出せそうですが、安定してタイムを出せるベース車と比べてこちらは気を張ってタイムを出さないといけないので、これがレースとなるとしんどいですね。

というわけで、高速コースであればワイドボディの方が若干優勢だと思うんですが、低速コースだとベース車の方が速いと思います。要するに、あんま変わんないってことです。

ボディーの強度は普通で、ぶつけていくと相応に車体が凹みます。車体が凹んで曲がりづらくなったりはしませんが、その前にエンジンが限界を迎えますね。

自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 0:56.959

カスタマイズ

さて、ここからがこの車の本題です。恐らくこの車を見て販売開始を楽しみにしていた人は、「あんなワイドボディとペイントが付けられるなんて、どんなカスタムが用意されてるんだろう!」とワクワクしていたことと思いますが、なんとこの車、固有の外装パーツが一切存在しません。初期のストックカー・レースカーと同じです。

エアロが変えられないのは勿論、ペイントも剥がせません。車高すら変えられないですからね。色とホイールだけ変えて満足してください。

これがバグなのか仕様なのかは定かでないですが、とにかく現在の実装時点では何も弄りようがないコンプリートカーであるというのが揺るがぬ事実です。まさかここに来てこんな仕様の車が出てくるとは悪い意味で驚きです。200万ドルのピザボーイか?

感想

今回のアップデートで追加された車両で、なぜ自分がこの車を一番最初に記事にしたか。期待してこの車を買ってしまう被害者を減らすためです笑。近年こんな売り方をされてる車両なんて存在しなかったので、この展開はちょっと予想できないですよね。ペガサス車両はまだしも、個人車両で弄れない完成品を買いたいなんて需要も無いですから。

タチが悪いのが、同時に販売開始されたバンシーGTSの方は純正でガッツリエアロ入ってるけど全部外せること笑。これ、バンシーGTSを先に買って「ジェスターRRもペイント剥がしたり出来るんかな?」と思ってしまった人も居るんじゃないですか?本当に罪深いです。

確かにペイントもエアロもカッコいいんですけど、じゃあ色々弄れるベース車両に対して、+80万ドル上乗せで何も弄れないワイドボディ欲しいかって言われると、ノーマルの方を買えばいいんじゃない?と思ってしまうわけで……。本当に「このデザインが気に入った」以外でこっちを選ぶ理由が無いかな……。

これが単なるバグで「本当は色々パーツありますよ!」ってことなら全力で手のひらを返しますんで、これが仕様でないことを祈ります。頼む、いくらロックスターが痒い所に手が届かない車ばっかり出すって言っても、こんな全身虫刺されみたいな痒みは耐えられん!



フォトギャラリー

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ベース車両→ジェスターRR

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同時期に実装された乗り物→【GTAオンライン】「エージェント・オブ・サボタージュ」アップデートの追加車両まとめ

同じディンカ製の車→GTA5/GTAオンラインに登場する企業「ディンカ(Dinka)」

これまでのGTA5/GTAオンライン車レビューまとめはこちら



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