こんばんは、麻乃ヨルダです。本日は、対象年齢9歳以上を謳う遊戯王デュエルモンスターズ・オフィシャルカードゲームにて、多感な時期のお子様が触れたら性癖を歪ませてしまう危険性のあるカードを紹介し、皆様に注意喚起をしようと思います。
今回紹介するカードは「タロンズ・オブ・シュリーレン」。
幻とされていたモンスター
タロンズ・オブ・シュリーレンはゲームボーイの遊戯王DM3に登場したモンスターです。ゲームオリジナルカードとして収録され、その後もDM4・7・8で収録されていたので、ゲームの遊戯王を遊んでいた子供たちにとっては馴染み深い存在。
それと同時に、馴染み深すぎてこのカードがOCGにも存在すると思い込んでいた子供たちも多かったのではないでしょうか。なんか通常モンスターで居そうじゃんこんなの。タルワール・デーモンとかと一緒に。
余談ですが、DM3は収録カードが全800種類で、タロンズ・オブ・シュリーレンは800番目のカードでした。初代ポケモン図鑑で言ったらミュウツーですよ。そんな考えようによってはスペシャルな存在のカードなんですが、特別強いだとか特別レアだとかゲーム内で良い待遇を貰っているわけでもなく、OCG化もされず24年間放ったらかしのまま。デュエリストたちから忘れられた存在になりました。
(他のカードも見てみてね→【攻略】GB版遊戯王DM 全カード一覧 その16(751~800))
そんなタロンズ・オブ・シュリーレンに突然スポットライトが当たりました。2023年になってOCGが第12期に入ると、久しぶりに新しい種族として「幻想魔族」が登場。原作で忘れられた初期設定であり、DMシリーズでは定番だった召喚魔族が突如復活し、以降は新しいレギュラーパックが登場する毎に幻想魔族モンスターが追加されていきました。
幻想魔族モンスターはリメイクカードだったり懐かしさを感じさせるものが多く、タロンズ・オブ・シュリーレンもそうして選ばれたカードでした。このカードのOCG化が発表された時、当時少年少女だったデュエリストたちから懐かしさと驚きの声が飛び交いましたね。まさか令和になってタロンズ・オブ・シュリーレンと再会する日がやってくるとは。
しかし、タロンズ・オブ・シュリーレンの復活は良いことばかりではありませんでした。このカードが最新のカードとして復活したことで、このカードの恐ろしい姿が詳細に描かれてしまったのです……。
そういう構図だったのコレ!?
改めてタロンズ・オブ・シュリーレンのイラストを見てみましょう。緑色の悪魔らしき胴体から青い肌の女性が飛び出して、脱ぎかけの着ぐるみみたいなビジュアルになっています。
ゲームのタロンズ・オブ・シュリーレンのイラストを自分はずっと勘違いしていて、青肌の女性の部分を顔かなんかだと思い込んでいました。なので、タロンズ・オブ・シュリーレンがOCG化されてイラストを見た時、「女ァ!?」とビックリしたマリクみたいなリアクションを取ってしまいました。このモンスターって女性モンスターだったのかよ!?
しかも構図がやたらスケベです。女性の方が自らの意思でこの身体を操っているのか、乗っ取られたり取り込まれたりでこうなっているのかは分かりませんが、悪魔の身体に四肢を飲み込まれている構図はあのデス・ガーディウス大先生と同じです。登場時期的にはむしろタロンズ・オブ・シュリーレンの方がデス・ガーディウスよりも先輩です。
(遊戯王・性癖破壊モンスターズのコーナーはデス・ガーディウスの記事から始まりました)
DM3の頃は青肌の女性が全裸で、OCG化の際に流石に胸は隠されましたが、ファッションショーかエロ漫画でしか見ないアホの水着のようなデザインとなっており、逆に露出した肌とのコントラストでスケベ度が上がっています。
下半身に至っては履いていないようにも見え、もしこの女性が普通の美少女に置き換わったら、それだけでOCGの対象年齢が2倍にアップしそうな危うさがあります。人外っぽいからセーフ、になってるのかこれは?
加えて、DM3の時は腹部に付いていた目が、幻想魔族を象徴するウジャト眼に変更されました。このウジャト眼の形と位置、これはヤッてますわ。試しに脳内でウジャト眼を90度回してみてください。この位置にそれは確実にヤッてますわ。「この下に剥き出しのウジャト眼(意味深)がありますよ^^」ってか、やかましいわ。
昨今の遊戯王カードはコンプライアンスに配慮する世の流れを汲み、直球のセクシーさよりもヘキを意識したデザインで間接的に子供たちの性癖を歪めようとしています。
しかし、タロンズ・オブ・シュリーレンは「過去カードのリメイクだからしょうがないよね?」と言わんばかりにセクシーさをアピールしつつ、それでいて捻りも加えた脅威の性癖破壊力を持つカードとして登場。こんなカードを子供が見てしまったら、その晩には幻惑の見習い魔術師がタロンズ・オブ・シュリーレン化している夢を見て、その道に精通してしまうかもしれません。
遊戯王デュエルモンスターズOCGは対象年齢9歳以上の健全なカードゲームです。子供たちが道を踏み外さないよう、我々大人が性癖破壊カードを見極め、ドスケベ禁止制限リストを作って特殊性癖環境にならないようKONAMIを監視していきましょう。
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