
車両50台を巻き込む交通事故を起こしたことで裁判官の前に立つことを避けられず、1980年代の傑作グロッティを運転する感覚すら味わえない哀れなセダンドライバーたちに囲まれ、どのような判決が下されようとも、あなたがロスサントスの高速道路で炎上する残骸から救出された、もっともシックな人物だったという真実がそこにあります。
– ミサイルのロックオン・ジャマー利用可能
(Legendary Motorsportでの解説)
「ヒルズの隠れ家」アップデートで追加されたイタリレトロ。かつて「最も遅いグロッティ」と言われた車が、本当にそうだったのかを確かめる機会がやってきました。伝説を受け継いだ1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:グロッティ(Grotti)
名称:イタリレトロ(Itali Classic)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$2,025,000
モデル車の考察
モデルはフェラーリ 308GTSですかね。本来は車内に入っているミラーなどは後継機である328、トランクはテスタロッサ、2連から3連になっているテールライトは365 GT4 BBだったり、同年代のフェラーリの要素を混ぜて作られていそうです。リトラクタブルヘッドライドは丸目から角目になっていて、ここだけF355とか10年くらい未来のフェラーリになっているかも。
308はディーノ246の後継機となるミッドシップエンジンの2シーター車として登場しました。2,000cc以上のガソリンエンジン車に対する税金が高いイタリア国内向けの節税仕様として、排気量1,991ccのV8エンジンを搭載した「208GTB/GTS」(最も遅いフェラーリと言われたことも)、年々厳しくなる排気ガス規制に対応するため燃料供給装置をインジェクション式(Kジェトロニック)に変更した「308GTBi」「308GTSi」、iのエンジンヘッドを4バルブ化して本来の性能を部分的に取り戻した「クワトロバルボーレ」などのバリエーションが存在し、時代の波に揉まれつつも都度生き残る道を探し続けた車です。
308はラリー活動でも知られており、グループ4とグループBで活躍を見せました。WRCレベルでの活躍とまではいきませんでしたが、イタリアやスペインの地方ラリーで好成績を収めています。それが意識されてか、イタリレトロにもラリーカーっぽいライトポッドが用意されています。
ボディーペイントの元ネタ
走行性能
非常に高性能なクラシックスポーツカーです。速さは勿論のこと、チューニング後の乗りやすさはトップクラスじゃないでしょうか。モダンスポーツカーでもここまでの操縦性の車はそう無いです。
加速性能はまぁまぁ高め。エンジン音がそれほど大きくないので加速感がそこまで良くないのはちょっと物足りなく感じるかも。トラクション性能は高めで、後輪駆動の旧車としてはかなりしっかりしています。流石ラリーカーか。最高速もカテゴリー内で上位。
ハンドリング面はオーバーステア傾向が強い代わりに回頭性が良く、ハンドルを切るとすぐにキュッと頭が入っていく反応の良さ。オーバーステアさえ制御できれば、非常に小回りの効いた走りでコーナーを右へ左へクリアしていくことが出来るでしょう。
サスペンションを変えて車高を下げるとロールが減ってソリッドな走りになります。速度域関係なく現れていたダルいオーバーステアが解消されるので、滑り過ぎだなと思ったらサスペンションを弄るのがオススメです。
スポイラーを変えてダウンフォースを上げるとビックリするくらい効果が出て、中高速域での安定感が見違えます。サスペンションと合わせての改造を行うと殆どレーシングカーに近い乗り味になり、途轍もないハンドリングマシンになります。ここまで安心してコーナーに突っ込める車は殆ど無いですし、特にクラシックスポーツカーでこの安心感は飛び抜けていると思います。程よい加速性能も含め、スーパースポーツカーが欲しいけどじゃじゃ馬は乗りこなす自信が無い人にオススメの良い塩梅な車だと思います。
ボディーの強度は普通で、ぶつけると相応に凹みます。凹みまくっても走りへの影響はあまり感じられないので、ボディーの補強はしてもしなくても良さそう。
自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 0:54.820
カスタマイズ
若干の物足りなさはありますがこんなものといえばこんなものでしょう。いじくり回して遊ぶ車では無いので、不満が出るところは大体カスタム云々というより元の造形の部分になってくる気がします笑。
バンパー類は無くフロントスプリッターが用意されていて、スポーティーな印象をプラスできます。ボルトオンのものしか無いのはちょっと不満ですが、カッコよくて当時のフェラーリのイメージにも合っているので良しとします。
マフラーは太めの後方左右2本出し差分が用意されていて、1個だけリアバンパーを削除して外れたバンパーの裏からマフラーが覗くイロモノも用意されています。
グリルはカバー有り無しのライトポッドが用意されています。ラリーっぽいパーツがこれくらいしか無いので、できればマッドフラップくらいは欲しかった。
ボンネットはエンジンが見えるものと隠れているもの、スムースなものなどが用意されています。サイドミラーはスポーティーなものとクラシックなものと。モデルのような車内ミラーはありません。トランクはスムースなもの、ダクト位置が変わるものなどが用意されています。
ルーフはルーフスクープが無駄に10種類くらい用意されていますが、それよりもルーフを取っ払ってGTB(ベルリネッタ)からGTS(スパイダー)に出来るのが重要。正直これだけでも満足。
サイドスカートは取って付けた感のあるものが多く、もうちょっと控えめなものがほしかったかも。ベントはサイドベントが用意されていて、付けるとグロッティのログが隠れてしまうのがちょっと微妙か?
スポイラーはダックテイル系が多めで、どれもちょっと主張が激しめ。GTウイングもかなり浮いているので微妙。
サスペンション変更による車高の下げ幅は僅か。気持ち下がって、気持ちキャンバー角が付きます。
ロールケージはハーフとフルで用意されています。シートやハンドルなど他の内装部分は変えられないので、ロールケージが付くだけ。
ペイントはメインカラーが車体の上部、サブカラーが下部に入るのでツートンの塗り分けができます。
ボディーペイントはサイド下部のストライプ、車体中央に白・黒・イタリア国旗カラーのストライプ、古めなものと新しめのものの企業ペイントなどが用意されています。モデルを考えるとラリーカーっぽいレトロな企業ペイントがもっと欲しかったなと思います。
感想
クラシックスポーツカーとしては相当に高額な車ですが、その値段に見合った性能をしていますね。速さは勿論のこと、扱いやすさが飛び抜けているのが良いですね。
更に、元から乗りやすいわけではなくチューニングで乗りやすくなるのがとても高評価。最初から乗りやすいと「全然旧車っぽくねーじゃん!」と不満に思ってしまうんですけど、ベースはそれなりに癖が有って、チューニングで改善されるのが調整の幅を持たされていて弄り甲斐があります。僕のようなめんどくさい客も満足です笑。
カスタマイズ面はちょっと物足りなさを感じますが、特別悪い!って言うほどでも無いのでこんなものでしょう。純正よりのルックでワンポイント弄る分には良いと思います。傑作というほどではないけど優等生、そんな車です。
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