
こんばんは、麻乃ヨルダです。気づけば今は2026年、気づけば6月ということで、4年に1度のサッカーワールドカップの時期がやってまいりました。
折角のお祭りのなので出来る限り多くの試合を見たいと、どの時間帯の試合も頑張ってリアタイ。今日はチェコ対メキシコの試合を見たので感想を書いていきます。
メキシコのための試合
未だ勝ち点1で今日は勝利が絶対に必要なチェコと、グループステージ突破を既に決めているメキシコの戦い。メキシコはやはり決勝トーナメントに向けてターンオーバーを行い、スタメンの半数を入れ替え。フルメンバーでないメキシコを相手にチェコは勝利を掴み取れるか。
チェコは5−2−3を選択し、シックはベンチスタート。9番のフロジェクにボールを当ててシャドーを絡ませることで、手数を掛けずに少人数の攻めを完結させようとします。このシンプルな作りが有効で、ハッキリとした意思統一でスムーズに攻撃を展開。
メキシコは人に付く意識が強いチェコの守備に対して、前線と中盤を流動的に動かしてマークのズレを誘発させようとします。チェコはメキシコのやり方に中々対応できず、更に序盤の内はプレッシングにも苦しめられます。お互いに相手のやり方を気にしつつも相手を苦しめることも出来ており、互角の印象でハイドレーションブレイクに入っていきます。
時間が経過していくと、チェコはメキシコのやり方に慣れていきます。メキシコはポジショニングが流動的とはいえ足元で受けたがる選手が多めで、尚且つスタメンを入れ替えているので連動性もそこまで。チェコもシックをベンチに置いて前半の内は0−0でも問題ないとリスク管理を意識しているため、ハイドレーションブレイク後はメキシコにいくつかチャンスがあった後にゲームが停滞します。
後半はチェコが攻めに出るかと思われましたが、チェコのやり方は変わらず。そんなチェコの出だしを見てメキシコはギアを上げ、縦パスを上手く差し込んで攻撃がテンポアップ。そして10分、チェコのコーナーキックのチャンスを凌ぐとメキシコがカウンター開始。右サイドで走るチェベスにボールが渡るとチャベスが対面のDFを抜いてキーパーと1対1の状況になり、チャベスは冷静に1対1を制してメキシコ先制!チェコにとって非常に重い1点がのしかかります。
更に15分、チェコが攻め込んでいるとクリアされたボールをモラが拾い、モラはドリブルをして一人で前進。味方の上がりをじっくりと待って絶妙なランニングコースを走ったサンチェスにスルーパスを放つと、サンチェスのシュートはキーパーがセーブしたもののボールが溢れてキニョネスの前へ。キニョネスはすかさずボールを押し込んでメキシコに追加点!前掛かりになった相手を裏返してリードを奪う、理想的な追加点でメキシコがゲームを一気に自分たちのものとしました。
チェコは手遅れながらも交代カードを切って決死の攻めへ。同時に、他会場で行われていた南アフリカ対韓国で南アフリカが先制したと情報が入ります。このままならメキシコと南アフリカが1・2位となる予想になり、チェコも頑張りたいところですが、シックを投入しても特に流れは変わらず良いフィニッシュには至れません。
すると32分、メキシコはなんとオチョアを投入して選手と観客を盛り立てます。これで完全にスタジアムの空気はメキシコに支配され、オチョアがボールを触っただけで大歓声。そしてメキシコは確実な勝利のために極めて冷静にゲームをコントロールし、チェコに何もさせずに時間を消化。
ロスタイムにはオチョアからのゴールキックをチェコが処理しきれなかったことで右サイドから攻めが始まり、1対1の決定機はキーパーがセーブするも溢れたボールをメキシコが繋いでフィナルドが3点目をゲット。もはやワールドカップの試合というよりメキシコの壮行試合のような、スタジアムが喜びに満ちた試合で終了しました。
メキシコはターンオーバーをしながら勝利を決め、17歳のモラが活躍し、オチョアの起用でメッシ・ロナウドと同じワールドカップ6大会出場の記録を作れたと、決勝トーナメントに向けて完璧なストーリー作りができたゲームでした。グループステージの3試合は全て無失点で終わり、文句のつけようが無い結果。決勝トーナメントでどこまでいけるか、国民の期待を背に受けて頑張って欲しいですね。
チェコは今大会を未勝利で終了し良いとこなし。この試合も本当に勝つ気があるのか?と感じてしまうくらい覇気が無く、試合終盤もボールを奪いにプレスへ行くことも出来ていなかったので、厳しいチーム状態だったんでしょうね。オチョアの出場記録更新のための引き立て役にもされ、ボロボロにされた状態から次のワールドカップやEUROへ向けて巻き返しはなるか。
そして裏の南アフリカ対韓国は1−0のまま終了し、グループAはメキシコと南アフリカが1・2位通過になりました。正直、南アフリカの2戦を見ていると信じられない結果というか、あのザル守備の南アフリカが勝ち抜け……?と思ってしまいました。特に韓国が南アフリカに1点も取れず負けているのはどういうことなんでしょうか。南アフリカの攻撃は良かったので失点はするにしても無得点なんてことあるか?と。
なので、南アフリカにすら勝ちきれないチェコと韓国を考えるとグループAはかなり楽な組だった可能性があります。メキシコの無失点3連勝も相手が強くなかっただけに見えてきてしまうので困りました。メキシコの真価は決勝トーナメントでないと見えてこない感じで、南アフリカもまた決勝トーナメントで頑張れば「初戦がダメすぎただけ」と評価を改められるかもしれません。というわけで、オチョアの最終章を見届けられたのは素晴らしかったですが、なんとも言えない後味のグループAでした。
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— サブスクなび|W杯日程ツール (@subscript_navi) May 31, 2026
(有志の方がまとめてくれていたワールドカップの無料放送試合)
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