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2026ワールドカップ19日目!歴史を作れるか日本対ブラジル!

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こんばんは、麻乃ヨルダです。気づけば今は2026年、気づけば6月ということで、4年に1度のサッカーワールドカップの時期がやってまいりました。

のお祭りのなので出来る限り多くの試合を見たいと、どの時間帯の試合も頑張ってリアタイ。今日は日本対ブラジルはの試合を見たので感想を書いていきます。



ブラジルに勝てる!

グループステージはモロッコ相手に引き分けたもののそこから快勝を重ねて調子を上げるブラジルと、1勝2分ながら良い内容で仕上がりの良さを印象付けた日本の対決。日本は非常に守備の意識が高く、ここまではあまり見せなかったハイプレスも序盤から敢行。ブラジルを絶対に自由にさせないと圧を掛けます。

ブラジルがボールを保持して日本が我慢する展開。日本は無理をせずにロングボールを使い、ボールを奪った後もリスク管理をし、先制点を食らうことだけは避けたい様子を見せます。ブラジルもボール保持の局面ではコンパクトで強度の高い日本のブロックを前に打開策を探る段階で、DFラインの設定をかなり高めにしている日本のライン裏を狙うなどして有効な手を見つけ出そうとします。

序盤が過ぎると日本がボールを持つ時間も生まれ、ブラジルは守備時2トップの一角を担うヴィニシウスが守備をしないので、ヴィニシウスの周囲から安定的に前進します。ただ、ファーストラインを突破した後はブラジルの強靭な守備陣に前線が捕まっており、リスクを負って人数を掛けた攻撃も出来ないためブラジルの守備を崩すには至りません。ブラジルはむしろ日本が攻撃しに来てくれた方が助かると言わんばかりに、日本の攻撃をひっくり返してのカウンターでチャンスを生み出します。

ハイドレーションブレイク明け、日本がロングボールを起点に攻め込みコーナーを獲得するなど良い流れを掴むと29分。ブラジルがボールを奪ってカウンターに出ようとしたところで佐野海舟がインターセプトしてカウンター返し。佐野はそのままドリブルでペナルティーエリア前まで前進すると、自分でミドルシュートを打ってボールがゴールに吸い込まれる!なんと一人でボールを奪ってハーフウェイラインからゴール前まで進み、自分で決めてしまうというワールドクラスのプレーで日本が先制点を奪いました。

先制されてしまったことでブラジルがボールを保持する展開に戻ります。バイタルエリアにボールを出し入れして狭い所での崩しを狙いますが、日本の守備は集中してブラジルの攻撃陣を追い出します。ブラジルはボール保持そのものではそれほど日本に脅威を与えられていないものの、ボールを失った後の守備では確実に日本を苦しめます。ハイプレスに嵌められ日本は殆どボールを保持できなくなり、ビルドアップを掻っ攫われてショートカウンターを打たれる危険なシーンも増えます。

終盤は日本がボールを保持し、ブラジルに動かされ続けた分ひと休み。この試みは概ね成功したものの、カウンターに入られそうな局面で鎌田大地がファウルで相手を止めてイエローカード。これで日本は前半の内にダブルボランチと堂安がイエローを貰ってしまい、守備強度を支えている3人がカードトラブルの危機に。これが後半でボディーブローのように効いてきそうな展開で前半が終了します。



現実を見せるブラジル

後半のブラジルは頭からパケタに代えてエンドリッキを投入し、攻めの交代。立ち上がりからギアを上げるブラジルは猛攻撃を見せ、日本は耐えるしか無くなります。ブラジルは前半そこまで見せていなかったサイド攻撃を中心に攻め始め、エンドリッキ投入で外に開いたヴィニシウスなどがボールを持って日本の守備ブロックを押し広げます。

サイドからサイドへ何度も揺さぶられると日本の守備陣形は次第にズレ始め、押し込むブラジルはクロス爆撃を開始。ウイングにボールを渡して、戻してハーフスペースからアーリークロスを繰り返すとそのクロスが合い始め、ブラジルが何度もシュートを放ち鈴木ザイオンの好セーブで凌ぎ続ける展開になってしまうと11分。ガブリエウ・マガリャンイスの完璧な精度のクロスにファーサイドで合わせたのはカゼミーロ!レアル・マドリードでも何度も見たカゼミーロの勝負強さでブラジルが同点に追いつきます。

その後もブラジルのサイド攻撃を止められない日本。それだけでなく、ブラジルは前半ヴィニシウスのところから前進され続けていた前プレスを修正し、3バックの両サイドに人を当てることで日本が簡単に前進できないようにしました。これで日本はブラジルを押し返すこともできなくなり、一方的に殴られ続けます。消耗が激しい日本は交代カードを切ってエネルギーを再注入するも、後半は全く流れが変わりません。

攻めるブラジル、耐える日本。この構図のまま試合はロスタイムに入り、延長戦が間近に迫った中で、ブラジルは前からのプレスでボールを回収。パスを受けたブルーノ・ギマランイスがミドルシュートをすると見せかけながらパスを出し、そこに待っていたのはマルティネッリ!フリーの状態から即座に冷静にファーサイドを狙い値千金の逆転弾を決めました。試合はこれで終了。またしても劇的な幕切れで日本は力尽き、決勝トーナメント敗退となりました。

日本はブラジル相手に先制する前半を過ごし、希望が見えたものの後半に完全にひっくり返されてしまいました。ブラジルの修正に対して対応する力が残っておらず、文字通りの力負けで言い訳の余地が無い敗北だったと思います。

怪我人の続出でスタメン級のメンバーが限られ、流れを変えられる選手をベンチに残せず、自分たちでボールを持って時間を作るデザインが足りずに殴られ続けて消耗する戦いをしてしまった。耐えきれなくなるのは時間の問題で、今の日本代表がやれる全力を尽くして、全て出し切ったところで決壊しました。

間違いなく今大会の日本は歴代最強の仕上がりで、チーム作りのアプローチも間違っていたわけではないと思います。だからこそ、現状ではこれ以上の伸び代が見えないというか、森保ジャパンの5バックとハードワークで不可能を可能にするやり方では大会中に絶対に息切れすると結論付けられる試合だったのではないでしょうか。もし怪我人たちが万全の状態で戦えていたら限界が来るのがもう少し先になったでしょうが、恐らく限界の先送りにしかなっていなかったように見えます。

なので、この試合の後半のように相手に支配される時間になった時に自分たちの時間を取り戻す戦い方が出来るチームにしていかなければならず、引いて守ってワンチャンから脱却して自分たちで能動的にゲームをコントロールできることが次のステップになると思います。

今大会の日本でもそういった戦い方にチャレンジする余地はあったかと思いますが、フルメンバーで戦えない、ブラジル相手、しかも先制できてしまったという諸々の条件が揃ったことでどうしても及び腰になってしまい、開き直って殴り合いをしてパルプンテを起こす選択肢は失われてしまったように感じました。本当にどう考えても必然の負けに見えて、これが地力の差であり力負けということなのかと見せつけられましたね。これだけ日本が強くなっても、世界の壁は尚高かった。

ブラジルは先制されながらも後半に完璧にアジャストしてみせ、冷徹に日本の弱みを突き続けるロジカルな強さを見せつけました。中央に居て怖くない上に守備もしないヴィニシウスを先に見せておいて、後半は本職の左サイドに張らせて本領発揮。日本と違い後半で変身する余地を残しておけたブラジルの強さが際立ちましたね。

逆に言うと、前半のブラジルは割と隙があったので次戦以降はどう試合に入ってくるのか。良くも悪くもヴィニシウスの使い方次第なチームなので、アンチェロッティのマネジメントに要注目ですね。しかし、歴史上初の外国人監督を呼んできて形振り構わず勝ちに来るリアリストのブラジル、恐ろしいなぁ。

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