タイラントは人類の想像力の結晶です。シフトレバーとハンドルを前面に取り付けたハリケーンを発明してくれたエンジニアたち、この車両の道路での走行を合法にしてくれた法律家たち…称えるべきはどちらでしょう。あなたのご意見は?
(Legendary Motorsportでの解説)
「南SAスーパースポーツシリーズ アップデート」で追加されたタイラント。理想のスーパーカーを求めた男が辿り着いた1台です。矢のような速さの1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オーバーフロッド(Overflod)
名称:タイラント(Tyrant)=暴君(英語)
分類:スーパーカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$2,515,000
モデル車の考察
モデルはドイツのスーパーカーメーカーであるアポロのアローですかね。また、同社のインテンサの要素も入っていると思います。
メーカーがオーバーフロッドなのは、アローがオータークのモデルであるSCG 003のシャシーを使用していて、繋がりがあったからでしょうかね。
走行性能
スーパーカーカテゴリの中での性能は並。加速も最高速も中々のものですが、取り立てて速いわけではありません。
ただ、乗りやすさという点では評価できます。ハンドリングは素直で、グリップ力も高め。サスペンションを変えて車高を下げるとアンダー気味になる代わりに安定感が更に増して扱いやすくなります。
難点は横幅の広さで、ワイドボディの車が多いスーパーカーの中でもかなり幅が広い方なので、すり抜けには苦労します。操作性はいいので、腕でカバーしましょう。
カスタマイズ
変更できる外装パーツはサイドスカートとリアスポイラーくらいで、あとはボンネットをカーボン化できるのみ。外装のカスタマイズではあまり遊べませんね。
ちょっと面白いのは、ウィンドウのスモークを装備すると、テールランプにも適用されること。なんとも危険な改造ですが、テールランプを暗くすることができます。何の意味があるかは知りません。
感想
すごく高性能なわけでもなく、カスタマイズを楽しめるわけでもない車ですが、タイラスの次に高い高額なマシンです。正直、割高であることは否めないです。
しかしですね、この車のビジュアルは抜群にカッコいいんですよ。この凶暴そうなデザインが堪りません。なので、この車を買うかどうかは「見た目が好きか」という一点に尽きますかね。
モデル車について
アポロ アロー
2013年に経営破綻し、新たな出資を受け経営再建となった、グンペルト改め「アポロ」の再出発を示すスーパーカー。鮫をモデルにしたというアグレッシブなデザインは、グンペルト時代の先代マシンと一線を画する。SCGの003と同じシャシーを利用し、総重量は1300kg。そこに1000馬力を発生させるアウディ製ツインターボチャージャー付きV8エンジンをミッドシップレイアウトで搭載し、0-100km/h加速は2.9秒に達するという。
アポロ インテンサ
アローを登場させ復活を遂げたアポロの次なるスーパーカー。ルマンカーをモチーフとして作られたこのマシンは、その中身も殆どレーシングカーそのものであり、シャシーがカーボンモノコック製ならボディ全体もカーボン製という妥協の無さ。大迫力のエアロダイナミクスは見た目だけではなく、絶大なダウンフォースを発生させて車体を抑えつける。そして、心臓部には9000回転以上回る自然吸気のV12エンジンが鎮座する。
フォトギャラリー
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