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【遊戯王OCG】お前のデッキねぇから~「デッキ破壊」デッキ解説【デッキレシピ】

投稿日:2017年3月12日 更新日:

遊戯王OCGデッキレシピ第5弾は、遂に来ました特殊勝利系のデッキ破壊です。リンクモンスターがなんだ、EXモンスターゾーンがなんだ、エクストラデッキなんて使わなければいい。いや、そもそもライフポイントを狙う必要すらない!これで新時代の到来にも安心?

デッキレシピ

下級モンスター(11枚)
ADチェンジャー×3
裏風の精霊×3
マスマティシャン×3
メタモルポット×1
ニードルワーム×1
魔法(22枚)
浅すぎた墓穴×3
一時休戦×1
おろかな埋葬×1
皆既日蝕の書×3
死者転生×1
太陽の書×3
月の書×3
手札断殺×3
手札抹殺×1
成金ゴブリン×3
罠(7枚)
威嚇する咆哮×3
トリックスター・リンカーネイション×1
プレゼントカード×3

※リミットレギュレーション2017年10月1日版準拠

回し方

このデッキの最終目的は「相手のデッキを空にしてドロー出来なくさせて勝利する」ことです。遊戯王のルールだと、デッキが空になった時点ではなくドローできなくなった時点で勝敗がつくので注意。

また、デッキを破壊するということは墓地が肥えるということでもあります。墓地利用が当たり前な現環境では、迂闊なデッキ破壊は相手に手札を与えるのと同じです。更に、展開の高速化も凄まじいので、ますますデッキ破壊にはスピードが求められるようになりました。

では、最低でも35枚以上ある相手の山札をどうやって高速で削り切るのか。そのために必要なのがメタモルポットです。「相手のデッキを5枚削り、自分の手札を5枚補充する」メタモルポットを使いまわすことで、手早く相手のデッキを破壊します。

なので、まずはメタモルポットを場に出せないと話になりません。メタモルポットを呼び込む手段は大まかに分けて3つ。①ドローソース、②裏風の精霊でサーチ、③墓地に落としてサルベージ、です。各手段の優先順位も順番の通りです。

成金ゴブリン、手札断殺などでメタモルポットが手札に来れば召喚権を使わずに済むので、これが一番良い展開です。裏風の精霊は確実性があるのですが、召喚権を使ってしまうのでメタモルポット召喚までタイムラグができるのが難点。墓地に落としてから浅すぎた墓穴などでサルベージするのは、妨害される危険性と手数の多さを考えるとやや不安定。と言っても、多少手札の使い方が荒くともメタモルポットの効果を1度使えればすぐに手札が補充されるので、なんらかの手段でメタモルポットを最速で用意するのは絶対です。まずはここから。

メタモルポットをセットできたら、太陽の書・ADチェンジャーで表にします。反転召喚できるまで待つのはちょっと怖い。このとき、持ち越したいカードを場に伏せておくのは当然なのですが、考えなしにカードを伏せると後々魔法・罠ゾーンが埋まって困ることになるので注意。特に、セットしたらターンが終わるまで発動できない速攻魔法は魔法・罠ゾーンを圧迫しやすいので、出来たらメタモルポットの効果発動にチェーンして使ってしまいましょう。ここの判断は実際に回してみないと難しいですね。

そして、手札を補充出来たら月の書・皆既日蝕の書・ADチェンジャーでメタモルポットを裏側守備表示に、さらに太陽の書・ADチェンジャーで表に……を繰り返して、手札の交換し続けます。これを途切れることなくやっていければ、1ターンの間に相手のデッキ枚数を一桁まで持っていけます。

相手のデッキの底が見えてきたら、トドメを差す準備に入ります。メタモルポットでは相手のデッキだけを破壊できないので、こんなときはニードルワーム。同じリバースモンスターで使い方はほぼ同じなので、デッキを削り取れる確信ができたらこっちに切り替えましょう。もしくは、メタモルポットを使いまわす途中で伏せておいたトリックスター・リンカーネイション(手札抹殺、プレゼントカードでも可)で相手にだけドローさせる手も。これでチェックメイト!

とまぁ、これが完璧に上手く行った時の流れです。ただ、毎回1ターンでデッキ全部削り取るのは当然不可能です。そういう時は、威嚇する咆哮や皆既日蝕の書を使ったりしてなんとか耐え凌ぎましょう。自分のターンさえ回ってくればなんとかなる。スキドレとかヴェーラーはやめてね。

 

あとがき

総工賃約6500円也。モンスター同士の殴り合いこそが遊戯王だと思っていますが、その一方でこのような虚をつくデッキも好きな僕です。特殊勝利、いいじゃないですか。

ただし、これは所謂ソリティア系のデッキなので、やってる方は楽しいけどやられる方はつまらないタイプ。対策されていなければあっさり勝てるし、対策されていればあっさり負ける。使用はほどほどにしておきましょう。ある意味一発芸です。

あと、このギミックを流用してエクゾディアデッキを作ることもできます。パーツを素早く墓地に落として、闇の量産工場などで一気にサルベージして勝利を狙うデッキ。ただ、こちらはエクゾディアパーツとサルベージ用のカードで枠がかなりキツキツなデッキで、安定性はかなり低いです。それでもエクゾディアが好き!という人はそちらも試してみてください。

追記:このデッキの反省をしました。

コラボ企画的なことを考えています→「コラボとかしてみたいと思ったり



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