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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ボルカー ファガロア(Vulcar Fagaloa)」

投稿日:2018年7月5日 更新日:

パッと見、50年代の典型的なステーションワゴンだと思ったでしょう。まあ、間違いではありませんが、もう一度よく見てください。見事なボックススタイル、地面との間に紙切れ1枚も挟めないほどの低車高、僅かに残る浅はかな偏見の匂い…この車に乗った者は皆「一体どこで間違えた?50年もの時を経て、なぜSUVに乗る?」と自問するでしょう。ノスタルジアではありません。本当に良い時代だったのです。

(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)

「南SAスーパースポーツシリーズ」アップデートで追加されたファガロア。北欧で生まれたワゴン車です。古き良き時代を教えてくれる旧車を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ボルカー(Vulcar)
名称:ファガロア(Fagaloa)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$335,000

モデル車の考察

モデルはボルボの「アマゾン」こと120のワゴンタイプ(221/222)ですね。中でもスウェーデンのデザイン会社「Zolland Design」がデザインしたカスタムバージョンをモデルにしていると思われます。

アマゾンワゴンは5ドアでファガロアは3ドアになっていますが、これはアマゾンワゴンと同時期に登場したシボレー ノマド(第1世代)の要素も入っていると思います。他にもトラバント 601など50年代のワゴン車を一纏めにしたようなデザインですね。

名前のFagaloaは恐らくサモアのウポル島にあるFagaloa Bayからとられていると思われます。熱帯雨林で知られるアマゾンと関連付けて、サモアの地名を名前に付けたのではないでしょうか。

走行性能

1950年代のステーションワゴンですから、速さは当然クラシックスポーツカーで下位レベル。ただ、意外と乗りやすいためゆっくりドライブをする分にはそれほどストレスもなく乗り回せるのではないかと思われます。

加速性能はノーマルだと悲しいくらい悪く、フルカスタムしても「頑張れ!」と言いたくなる加速。坂道では重さにパワーが負けている感がひしひしと伝わってきますね。そのくせトラクション性能の低さ故に発進時はアクセル全開だとちょっとホイールスピンするのがなんとも愛おしい。最高速はクラシックスポーツカーで最遅です。

ハンドリング面は意外と良好で、ハンドルを曲げればスウッと向きが変わります。その分オーバーステア傾向だったり、ブレーキがちょっと弱めだったりしてスピード域が上がると途端に不安定さを見せますが、低速域では全く問題なく振り回せます。オーバーステアは車高を下げることで緩和されるので、オーバーステアが気になるならサスペンションを変えてみましょう。ブレーキは、変えてもあんまり良くならないかな。

カスタマイズ

この車は速く走るための車じゃない、ということでカスタマイズがとても楽しい車です。細かい改造が楽しめるので自分なりのクラシックワゴンを作ってみましょう。

エアロ類は少なく、フロントとリアのバンパーを変えられるくらいでボンネットやスポイラーなどのパーツは有りません。バンパーの種類も少ないですが、スポーティーなデザインのバンパー、錆付き、バンパー外しなどで個性出すことが出来ます。

特徴的なのはボディワークでサイドに木目調のボディパネルを装着できたり、内装を木目調にしたりすることが出来ること。これらで一気にレトロ感や高級感を演出することが出来るので、この手のクラシックカーが好きな人には堪らないパーツではないでしょうか。他のクラシックカーもこういうパーツあったら良いのに。

ルーフも特徴的で、ルーフラックを付けて荷物やサーフボードを載せたり、スキーボードを載せたりすることが出来ます。サーフボードはいつも常夏な雰囲気のサンアンドレアスに合いますし、スキーボードはモデルを考えると北欧の雰囲気が出て良いですね。

他に細かいところではヘッドライトのトリムを変えたり、ミラーをフェンダーミラーにしてみたり、フロントウインドウにバイザーを付けてみたり、カバー付きのフォグライトを付けてみたりすることができます。フォグライトの「Rallye De Paleto」ではラリープラーク(ラリーに出場する車に装着する銘板)を付けることができ、ボディーペイントを変えるとのラリープラークの空白になっている部分にナンバーが刻まれます。細かいね。

ペイントはサブカラーの適用範囲がかなり広く、ウインドウ外枠や各部トリムなどの色を別で設定することができます。メインカラーと合わせるも良し、メインカラーとは全く違う色でコントラストを楽しむも良しですね。クロームやブラッシュ・ブラックスチールにするとリアルな質感が出るので個人的にオススメです。

ボディーペイントはストライプなどシンプルなワンポイントペイントだったり、競技車両風のものが大半。そして錆ペイントも1つ用意されています。この車のイメージからすると「そんなにレースカー風のペイントいっぱいあるの?」という気がしますし、もうちょっと他の方向性のペイントも欲しかった気がします(ローライダー風のとか、ヒッピー系の派手なやつとか)が、センスがあればこの辺も上手くカスタムに合わせられるでしょう。

感想

このゲームではほぼ唯一となるクラシックなステーションワゴンということで、特別な存在感を持つ車です。こういうクラシックカーでも良いですし、現代のモデルでもワゴン車とかもっと増えてほしいですね。生活感の出せる車って結構貴重ですから。

性能は古いワゴン車ならこんなもん、価格も安めで大好きな車の1つなんですが、不満があるとすればやはりボディーペイントのラインナップの偏り。あと2ドアなこと。ワゴン車なら4ドアが良かったなぁと思いますし、2ドアなら2ドアで荷台の部分に荷物やウーハーを入れられるとか遊びが欲しかったですね。荷台に何も無いのはちょっと寂しいというか、持て余し感があるので。まぁ、注文があると言えばそのくらいで素晴らしい車です。



モデル車について

ボルボ 120(アマゾン)

小型2ドアセダンのPV444をベースに作られ、1956年から1970年まで生産されたボルボの代表作の1つ。4ドアセダン、2ドアセダン、5ドアワゴンがラインナップされている。ボルボは車の安全面について厳格なメーカーであったため、この車も安全性については世界の最先端を行っていた。今でこそ一般的な3点式シートベルトはボルボが発明したものであり、120は世界で初めて3点式シートベルトを搭載した乗用車として販売され、人気を博した。「アマゾン」の名称は商標の関係で本国スウェーデンのみで使われており、他の国では型式の「120系」で呼ばれることが一般的である。

シボレー ノマド(第1世代)

1955年、2年前に登場したシボレー ベル・エアーのステーションワゴン版として発売されたノマドは、その個性的なデザインで注目を集めた。ステーションワゴンといえば5ドアが一般的であるが、ノマドは他のステーションワゴンと同じボディサイズでありながら3ドアのみのラインナップで、良くも悪くも常識はずれでユニークなデザインだった。初代は短命で、たった2年で4ドアの2代目にバトンタッチしたが、好景気で賑わった時代を象徴する夢のある車としてインパクトを残した。

フォトギャラリー

関連コンテンツ

他のボルカー車について→GTA5/GTAオンラインに登場する企業「ボルカー(Vulcar)」

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