GTA HDユニバース

GTA5/GTAオンライン車図鑑「グロッティ ツーリスモR(Grotti Turismo R)」

投稿日:2018年9月16日 更新日:

グロッティはハイブリッドスポーツカーを発表したことで「資産家」の顧客を失いましたが、その燃費は799馬力、3秒以下の0-100キロ加速、最高時速337キロの性能に比例します。

(Legendary Motorsportでの解説)

「ビジネス アップデート」で追加されたツーリスモR。新時代の幕開けに相応しいマシンです。どこまでも加速していく1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:グロッティ(Grotti)
名称:ツーリスモR(Turismo R)
分類:スーパーカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$500,000

モデル車の考察

イマイチどの車がモデルになっているのか掴めていません。ハイブリッド車である設定などからラ・フェラーリの要素が入っていると思われますが、造形自体はラ・フェラーリとは似ていないし、よく分かりません。色んなスーパーカーの要素を混ぜ込んだキメラになっている気がします。

過去作ではサンアンドレアスでTurismoが登場していて、この頃はF40がモデルでした。今作ではそれを復刻したツーリスモレトロが登場しているので、そちらとツーリスモRを並べてみるのもいいでしょう。

GTA4でもツーリスモが登場していましたが、そちらはフェラーリ 360とF430をモデルとしていて、今作でツーリスモRになってガラリとイメージチェンジしました。というかもはや別物ですね。

(GTA4のツーリスモ)

走行性能

この価格帯のスーパーカーと考えると中々に高い性能を誇り、倍近い値段のスーパーカーとも張り合えるポテンシャルがあります。

ハイブリッド車と言いつつ、動きを見る限り普通のガソリンエンジン車っぽい気はしますが、加速性能は良好。最高速はカテゴリーで中の下といったところで、登場時期などを考えれば頑張っている方でしょう。そして何よりエンジン音が良い。カルボニツァーレと同じ甲高いエンジン音で、この音を聞きながら加速を体感するのはとても気持ちがいいですね。ターボを付けるとターボの吸気音が強く聞こえるので、エンジン音だけを楽しみたいならあえてターボを付けない選択肢もあると思います。

ハンドリング面は軽快でレスポンス良く動いてくれます。ただ、速度域の違いで挙動が変わってくるのは注意。ダウンフォースが十分に効く高速域では若干のアンダーステア傾向が見られますが、ダウンフォースが効かない低中速域ではオーバーステアが顔を覗かせます。しかも唐突にキュッと滑る滑り方なので神経を使います。咄嗟にカウンターステアをあてれば耐えきれるくらいの滑り方ではあるので、その辺はセッティングと腕でカバーという感じでしょうか。

サスペンションを変えて車高を下げるとアンダーステア傾向になってやや安定感は増します。その代わり段差や路面のギャップに弱くなるので、その辺は良し悪し。ブレーキの効きは良好です。

ボディの強度は初期の車だけあって柔らかく、ガツガツぶつけているとすぐに悲惨な姿になってしまいます。アーマーを付けて補強するか、安全運転を心掛けるかしてください。

カスタマイズ

「犯罪事業」アップデートで多数の改造パーツの追加、ボディーペイントの追加が行われたことで、最近の追加車両のように細部までカスタムできるようになりました。

エアロ類はフロントにスプリッターを付けたり、サイドスカートを付けたり出来るようになりました。ルーフは元々あったカーボン製とペイントルーフの切り替えに、小さなルーフフィンを付けることも可能に。

スポイラーもかなり種類が増え、GTウイングやダックテイル、大きめのスポイラーなど様々なバリエーションが楽しめるようになりました。スポイラーが有っても無くても美しいデザインなので、この辺はお好みで。

ボディーペイントは1本線やイタリア国旗カラーのストライプ、迷彩、レーシングカーのような企業ペイントなどが揃っています。シンプルにスーパーカーらしい魅力を引き出したり、レーシングカー風で派手に決めたりと、バリエーション豊かなカスタムが楽しめるようになりましたね。

車両取引のビジネスではスタンダードレンジ枠の車で登場するので、そこでカスタマイズを試したり試乗したりするのもいいでしょう。

感想

0.5アダーというスーパーカーとしては手頃な価格にも関わらず、軽快な走りに気分を高揚させてくれるエンジン音と性能面はご立派。更に、テコ入れされてカスタムも十分に楽しめるようになったことで、見ても乗っても楽しめる車に仕上がりました。コスパを考えればスーパーカーの中でもかなりオススメの1台と言えますね。古い既存車でも、カスタムの幅を広げれば追加車両に負けない魅力を身に付けられるんです。



フォトギャラリー

関連コンテンツ

昔のツーリスモ→ツーリスモレトロ

他のグロッティ車について→GTA5/GTAオンラインに登場する企業「グロッティ(Grotti)」

他のアトミックがスポンサーの乗り物→【GTAオンライン】タイヤメーカーのペイントまとめ

これまでのGTA5/GTAオンライン車レビューまとめはこちら

この車に乗れるビジネス→車両取引

created by Rinker
タミヤ(TAMIYA)
¥14,000 (2025/01/12 22:47:20時点 Amazon調べ-詳細)



-GTA HDユニバース

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【GTAオンライン】オープンホイール、どれが一番速いの?

GTAオンラインのレースジョブの中でも随一の完成度を誇るオープンホイールレース。「ロスサントス・サマースペシャル」アップデートでBR8とDR1が追加され、レースに参加できる車両は4台に増えました。とな …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウィラード ファクション・カスタム・ドンク(Willard Faction Custom Donk)」

ベニーズ・オリジナルモーターワークス限定のこの新車両はエンジニアが成せる究極の愚の骨頂であり、誰も理解したり疑問を投げかける必要がないどころか、自分の子供の学費よりもはるかに価値のあるものです。もし巨 …

GTAオンラインで首都高バトル走行会をやりました

事の発端は自分のこのツイートから。 そういやGTAでレースとかミーティングの集まりはよく見るけど「走行会」って見ないね。フリーセッションで適当に走り回る感じの。好きに車出して、好きに走って、好きなタイ …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「BF ビフタ(BF Bifta)」

BFは、小型で軽量なオフロード用レクリエーションビークル「ビフタ」を元祖デューンバギーとして市場に売り込む予定でいます(実はデザインを特許申請し忘れたために、まったく同じデザインが市場に溢れかえってい …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「アルバニー ラーチャー(Albany Lurcher)」

90年代のプロレスシーンでは「やりすぎ」とまで言われたアルバニーのラーチャーは時代をリードしてきた車です。時代が変わったアメリカ合衆国で、この忘れ去られた宝石は今再び国中で葬儀という名のばか騒ぎには欠 …

ブログを書いている人

ブログを書いてる人↓

「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター(@yolda2s)へ。

ブログ内検索

カテゴリー

2018年9月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930