子供の心臓疾患が多いように、出力重量比はアメリカの強みではありませんでした――今までは。このFMJで、ヴァピッド社はアメリカンスーパーカーにローフードダイエットと腸内洗浄を施しました。その結果、90%のカーボンファイバーと10%の愛国心でできたボディに同じメインエンジンを搭載。アクセルを踏んですぐに、軽々と60マイル(100キロ)まで達する加速性能に仕上がっています。
(Legendary Motorsportでの解説)
「金と権力と野望」アップデートで追加されたFMJ。ヴァピッドが生み出した新時代のスーパーカーです。公道ではお目にかかれないであろう1台を見ていきましょう。
目次
車両データ
メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:FMJ=完全徹甲弾(英語)
分類:スーパーカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$1,750,000
モデル車の考察
モデルは、全体的なデザインがフォード GT(第2世代)、フロントマスクがアストンマーチン ヴァルカンといったところでしょうか。
フロントマスクの印象が強いのでヴァルカンっぽく見えますが、メーカーがヴァピッドであるためフォード GTがメインのモデルだと思います。
また、名前のFMJ(Full Metal Jacket=完全徹甲弾)は同じヴァピッドのブレット(Bullet=弾丸)と関連する名前なので、モデルを考えるとFMJはブレットの後継機なのかもしれませんね。
走行性能
トップスピードがかなり高く、ストレートでの伸びはスーパーカーの中でも屈指です。ただし、加速性能は低め(あくまでスーパーカーの中では)なので、スピードが乗り切るまでには時間がかかります。長い直線なら真価を発揮できるでしょう。
ハンドリング性能は良好で、高速時のコーナリングがほんの少し不安定ですが基本的には弱オーバーでスムーズに曲がってくれます。サスペンションやホイールを変更するとややピーキーになるのでそこは注意してください。
車高の低さの割には路面のギャップに強く、よっぽどの凸凹道でなければ安定して走ることができます。全体的な感想としては、安定感のある最高速向きマシンでしょう。
カスタマイズ
パーツの種類は少なく、後付けできる外装パーツはルーフスクープとスポイラーくらいです。元から完成された外装であまり弄りようもないのでしょうがないですね。
車両取引のビジネスではトップレンジ枠の車で登場するので、そこでカスタマイズを試したり試乗したりするのもいいでしょう。
感想
地を這うようなワイドボディに安定感のある走りが気に入って、車両取引ではよくこの車に乗っていました。加速の悪さも体感的には殆ど気にならないので、安定して速く走れるこの車は良い商品でした。
それにしてもこの車のブレーキランプはどうなっているんでしょうね。ブレーキランプとマフラーが一体化しているようなデザインで、マフラーの中から赤い光が見えるんですがこれはどういう技術なのか。不思議。
モデル車について
フォード GT(第2世代)
GT40の再来として、2005年に1500台の限定販売で復活したフォード GT。それから10年後、今度は計500台の限定販売で2代目GTが登場した。GT40の面影を強く残す先代に対し、2代目はコンセプトを踏襲しつつもレース参戦を見据えた流麗なフォルムで空力性能を大幅に向上させている。市販車の販売に先立ち、2016年WEC(世界耐久選手権)にLM-GTEカテゴリで出場したGTは、同年のル・マン24時間耐久レースでクラス優勝を達成。奇しくも、GT40がル・マンを初制覇した1966年から50周年目の出来事だった。
アストンマーチン ヴァルカン
アストンマーチンがサーキット走行専用車として作り上げたスーパーカー。この世にたったの24台しか存在しないこの車は、アストンマーチンの本気度が伺える仕様となっている。エンジンは7Lの自然吸気V12で800馬力オーバーを発生。細部まで軽量素材が使われたボディは1350kgに重量が抑えられ、脅威の走りを実現する。サーキットにしか姿を現さない幻のスーパーカーだが、世界にたった1台だけ、オーナーの要望により公道仕様にされたヴァルカンが存在する。
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