しまい込んだ「ラブフィスト」Tシャツと往年のパワー・バラッドを引っ張り出しましょう。80年代のノスタルジーに勝る燃料などありません。ウーバーマフトが生み出したザイオンレトロは、まさにこの燃料で走ります。今すぐウーバーマフト ザイオンレトロを入手しましょう。
(ロード画面での解説)
紛れもなく80年代に何かが起きたのです。それはただ髪の色が明るくなったわけでも、コーラスがキャッチーになったわけでも、スパンデックスがきつくなったわけでも、お尻が突き出たわけでもありません。60歳になった今も、彼らの髪の色は明るく、コーラスはキャッチーで、スパンデックスはきつく、お尻は突き出ています。彼らがどんなヤクでキマっていようが、ザイオンレトロは2倍の量でキマっています。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「ダイヤモンドカジノ&リゾート」アップデートで追加されたザイオンレトロ。時代と共に価値観が変わっても変わらない美しさがあります。最上級のラグジュアリークーペを見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ウーバーマフト(Übermacht)
名称:ザイオンレトロ(Zion Classic)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$812,000
モデル車の考察
ザイオンの旧世代版として登場した車ですが、モデルはBMW M6(E24型)ですかね。ライトのデザインなど細部は変更されていますが再現度高めでカッコいいです。
E30型のM3をモデルにしているセンチネル レトロとはモデルの年代が近いこともあってよく似ています。3シリーズはミドルクラスのセダン、6シリーズはラグジュアリークラスのクーペと位置づけられていますが、センチネルレトロとザイオンレトロの価格を見るとGTA世界でも似たような立ち位置なのでしょうか。
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで通販サイトから約200台の車両が削除されましたが、この車もリストラの対象となりました。そのため、ロスサントス・カーミーティングの試乗トラックなどでリストアップされないと入手できないレア車両となりました(リストラ車両の一覧は【GTAオンライン】欲しいレア車を探せ!〜通販サイトから消されたリストラ車両まとめで)。
ボディーペイントの元ネタ
「Dusche」ラリーは、イエーガーマイスターの635 CSiがモデルですかね(画像)。
走行性能
ノーマルでの走りは中々に重たく、ノーマルとチューニング後の性能差が大きい車です。フルカスタムしてしっかり走れるようにしましょう。
立ち上がりの加速はあまり良くないですが、一度スピードが乗ってくると最高速までグングン伸びていきます。最高速はそこそこ高いので、高速ステージなら気持ちよく走れるでしょう。
グリップ力はイマイチで、ノーマル状態だと低中速域でオーバーステア、高速域でアンダーステアに悩まされます。サスペンションを変えて車高を下げると大きく改善されるので、サスペンションの変更は是非とも行いましょう。
ターボを装着するとアクセルオフ時にブローオフバルブの音が聞こえるようになります。ターボ車らしさが欲しいか欲しくないかでターボの装備を決めるのもいいですね。
カスタマイズ
改造パーツは多く、様々なスタイルに対応してくれる車です。ルーフなどに荷物を積んだファミリーカー仕様、ロールバーを組んで企業ペイントを施したレース仕様は勿論、マッスルカーを思わせるスーパーチャージャー剥き出しの仕様なんてものまで作ることが出来ます。
ボディーペイントのクオリティはどれも高く、競技車両風のペイントが数多く揃っています。中でも一番力が入っているのがバブルガムのボディーペイント。ペイントの名前が「痛車」とド直球の二文字なのが既に笑えますが、なんとこのボディーペイントにすると後部座席にバブルガムの抱き枕が置かれます(しかもベルトでちゃんと固定されている)。
ボンネットやルーフなど5箇所に全て違うポーズのバブルガムが描かれていてペイント自体も手が込んでいますが、抱き枕まで用意する異様な拘りに爆笑してしまいました。痛車をコレクションしている人は絶対に買うべきですし、センチネルレトロと一緒に並べるべきです。
感想
性能はそれなり(価格を考えたらちょっと物足りないか)ですが、カスタマイズがとにかく楽しい車ですね。ザイオンレトロの良さを引き出すシンプルなものからイロモノまで様々なパーツで着飾ることが出来ます。
気に入ったので2台買って、1台はラリーカー、もう1台は痛車にして乗り回しています。しかしファミリーカー風も捨てがたいのでもう1台買うか悩んでいるところです。カスタマイズの幅が広い車は色々出来るので仕様をどうするか悩ましいところですね。
モデル車について
BMW 6(E24型)
5をベースに開発されたラグジュアリークーペ。BMWのフラッグシップモデルとして位置づけられた6は、洗練されたデザインから「世界で最も美しいクーペ」と呼ばれ称賛された。初代であるE24型6シリーズで最強のモデルとして君臨したのはM635 CSi。ラグジュアリークーペでありながら0-100km/h加速6.1秒、最高速255km/hを記録し、スポーツカー達と渡り合うだけの実力を持っていた。日本とアメリカで販売されたM6は排ガス規制対策や快適装備によりM635 CSiよりもやや性能は劣っていたが、それでも6シリーズの実力を示すには十分なモデルだった。
フォトギャラリー
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