The Mammoth Avenger
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— Rockstar Games (@RockstarGames) 2020年3月26日
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— Rockstar Games (@RockstarGames) August 4, 2023
空翔ける死神、降臨。
(Warstock Cache & Carryでの解説)
「強盗:ドゥームズ・デイ」アップデートで追加されたアベンジャー。ヘリか、飛行機か、そんな議論はもはや野暮というものです。航空機の進化形である1機を見ていきましょう。
目次
車両データ
メーカー:マンモス(Mammoth)
名称:アベンジャー(Avenger)=復讐者(英語)
分類:飛行機
乗車定員:2人+α
購入価格:$4,787,500(「強盗:ドゥームズデイ 第2幕:ボグダン・プロブレム」をクリアで$3,450,000に値下げ)
備考:改造には施設か格納庫が必要。武装車両のためパッシブ不可。マップ上では専用アイコンで表示。機内に1台個人車両を保管可能。
モデルの考察
モデルはV-22 オスプレイですね。なんやかんやと議論の的にされたことがあるため、日本では結構知名度の高い大型輸送機だと思います。
元々は保管に施設が必要でしたが、「サンアンドレアスの傭兵」アップデートから施設を持っていなくても保管できるようになりました。また、格納庫でも保管ができるようになり、格納庫では後述の「チャーリーのアップグレード」が行えるようになっています。
過去作ではリバティーシティ・ストーリーズで同名のバイクが存在していました。Freewayをベースとした自警団仕様のアメリカンバイクです。モデル的には全く関係がないので、名前だけ持ってきた形ですね。
オプション
内装:$137,500
内装のカラーリングを変更させることができます。外のカラーリングと合わせてみたり、あえて外のカラーリングと真逆のカラーリングをしてみたりできます。
砲塔:$200,000
機首の下部に機関砲を設置することができます。砲塔のオプションを購入した後、改造で胴体上部後方、水平尾翼下部にも機関砲を追加できるようになります。
乗り物ワークショップ:$755,000
機内に乗り物ワークショップを設置することができます。ちなみに、乗り物ワークショップを設置するしないに関わらず、機内は個人車両1台分の保管スペースとしても使うことができます。
武器ワークショップ:$245,000
機内に武器ワークショップを設置することができます。
飛行性能
モデルと同じように垂直離着陸モードと飛行モードを切り替えて飛行することができます。垂直離着陸(VTOL)モードと飛行モードの基本的な仕様はハイドラと同じなので、ここでは割愛させていただきます。
ハイドラと大きく違う点は、VTOLモード時の挙動がアベンジャーはよりヘリに近く、機首を傾けながらアクセルのボタンを押していくと加速しながら高度が下がっていったり、ブレーキのボタンを押していても動力を失って制御が効かなくなったりしないところでしょうか。これによりVTOL時の細かい操作がしやすいです。
アベンジャー自体の性能について話すと、大柄な機体ですが機動力は高めで、大型機らしい動きの重たさはあまり感じません。軽やかに、とまではいきませんが他のヘリや飛行機と殆ど変わらない感覚で操作できるでしょう。
速度もかなり速めで、飛行モードで飛んでいればその辺の飛行機よりも速いスピードで飛んでいくことができます。機体が安定していて悪天候でも問題なく飛べる部分も使いやすく、単に移動用として使うにも優秀な機体ですね。
また、アベンジャーならではの特徴として、VTOLモード時にアクションメニューから「大きな乗り物→アベンジャー」を選ぶと、自動操縦を始めることができます。自動操縦を選ぶとその場でホバリング状態となり、アベンジャーに乗るプレイヤーが1人だけであっても操縦室から貨物室に入ることができます。VTOL機ならではのギミックですね。
ちなみに、アベンジャーの中に入れてある個人車両を出庫する時、アベンジャーが地上で停止している場合はアベンジャーのすぐ近くに出庫されるのではなく、アベンジャーから最も近い道路に出庫されます。ビルの屋上や山の頂上などにアベンジャーを置いて、そこに車を出そうとしても道路にワープしてしまうということですね。
では、アベンジャーが飛行中に出庫しようとしたらどうなるかというと、出庫した車は空中に投げ出されます。そのため、飛行中に中の車を弄ろうとするのは危険ですが、これを利用してデラックソなど飛行できる車両を空から出撃させたり、ストロンバーグなど水陸両用車を投下したりといった遊びに使えます。なお、逆に飛行中のアベンジャーにデラックソなどの飛行車両で入庫させることはできません。
戦闘能力
オプションの砲塔と改造で装備できる2つの砲塔を合わせ、3つの機関砲で攻撃を行うことができます。この機関砲は機動作戦センターに装備される砲塔と同じような武器で、ほぼ全方位をカバーしながら高い威力の砲撃を連発させることができます。
また、機動作戦センターのものとは違い、カメラ切り替えによって座席を変えなくても別の砲塔カメラに切り替えることができます。砲塔担当が1人でもあらゆる方向の敵に対処できるのがいいですね。
機関砲以外には爆弾を搭載することができるため、真下に空爆することができます。アベンジャーはVTOL機なので、飛行モードで通り過ぎながら爆撃することも、VTOLモードでじっくりと狙いを定めて爆撃することもできるのがいいですね。
防御面では、こちらもやはり機動作戦センターと同等の耐久力を持っていて、爆破系の攻撃に10発以上も耐えることができます。戦闘機などの榴弾キャノンが直撃してもそう簡単に落ちることはありません。衝突にも強く、飛行モードで高速飛行しながら地面や建物にぶつかっても耐えることができます。
ただ、本体の耐久力が高くても、回転翼は脆いため回転翼にダメージが入るとあっさり壊れます。回転翼が片方失われても暫くは飛行が継続できますが、いずれ操作不能になるので長くは持ちません。本体の耐久力の高さに胡座をかいて回転翼を壊されないよう気をつけましょう。
「南SAスーパースポーツシリーズ」アップデートにて、デコイとしてチャフかフレアを装備できるようになりました。ただし、デコイの操作ができるのは副操縦士席にいるプレイヤーのみ。あまり役に立つ装備とは言えませんね。
チャーリーのアップグレード
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートから、格納庫でアベンジャーに追加の改造が行えるようになりました。新装備を試したいなら格納庫にアベンジャーを持っていきましょう。
作戦端末は機内に端末を設置し、「プロジェクトオーバースロー」と「LSAオペレーション」のミッションを受注できるようにします。チャーリーからの新たなミッションをプレイしたい場合はこれを付けましょう。
アベンジャースラスターは機内に専用のスラスターを備え付けることができます。こちらのスラスターはカスタムが一切できませんが、使い捨てできるジェットパックをアクションメニューから気軽に呼べるようになるのは観光などで役立ちます。なんだかサンアンドレアスでチートを使ってジェットパックを呼んでいたのを思い出します笑。
自動操縦防衛は自動操縦時に効果を発揮するオプションで、2つの内どちらかを選んで付けることができます。1つはステルス機能で、自動操縦中にアベンジャーがレーダーから消えるという恐ろしい機能。移動中はレスターのレーダー消しなどを使って、自動操縦に切り替えてステルス状態から爆撃……なんてこともできてしまいます。
もう1つはロックオンジャマーで、自動操縦中にミサイルでロックオンされることを防げます。元々耐久力が高くミサイルがそれほど怖くない機体ですし、自動操縦で動きが止まっているならロックオンとか関係なく的にはなりやすいので、こちらはそこまで有用ではないかもしれません。
新たに武装として、マシンガンとミサイルランチャーを装備できるようになりました。これにより単独運用でも飛行中に攻撃ができるようになり、使い勝手がかなり良くなりましたね。
カスタマイズ
カラー変更と迷彩柄のボディーペイントで個性を出すことができます。軍用機っぽくミリタリー色の強い仕様にしてみたり、どこぞの金持ちが趣味で買ったような派手な機体に仕上げてみたりするのもいいでしょう。
感想
アベンジャー、カッコイイですねぇ。買った直後は施設に格納されていく姿が好きで無意味に施設から出し入れしてみたり、VTOLモードと飛行モードの切り替えの音が好きで無意味にモードを切り替えてみたりして遊んでいました。
基本的には複数人での運用が前提となる機体でしたが、「サンアンドレアスの傭兵」アップデートでのテコ入れによりソロでも使いやすくなったため、大きな乗り物の中でも屈指の実用性を持つ乗り物になりましたね。適当にヘリや戦闘機を買うより、この1機でなんでも済ませてしまう方が効率的です。
モデルについて
V-22 オスプレイ
ヘリコプターは垂直離着陸や地形に合わせた飛行ができるが、速度が遅く航続距離が短い。固定翼機は速度と航続距離の長さに優れるが離着陸に滑走路が必要で、地形に合わせて速度や高度を大幅に調整するような飛行は出来ない。ならば、ヘリコプターのように垂直離着陸やホバリングをこなし、固定翼機のような速度と航続距離を持った航空機を作れないかとアメリカ軍は研究を始めた。そこで議題に上がったのがティルトローター方式で、ローター(回転翼)をティルト(傾ける)することでヘリと固定翼機のメリットを併せ持つ機体が作れるのではないかと考えられた。
しかしティルトローター機の制作は難航し、50年代から始まった研究は70年代に作られた試作機「XV-15」でようやく形になり、80年代から開発がスタートした初の量産機「V-22 オスプレイ」は冷戦の終結に伴う予算の削減などで開発と量産が大幅に遅延。オスプレイの運用が開始されたのは結局2005年からと当初の計画から長い歳月が経ってしまったが、配備後は期待通りヘリでも固定翼機でもできない輸送機としての仕事をこなしている。
フォトギャラリー
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