家族も仕事も気に入らない?無理なローンで首が回らない?最近メキシコ料理を食べたらお腹を下した?これらに当てはまるなら、統計的にはこの車を買うしかありません。よく分からない楽しげな名前の、実用的な4ドアのファミリー向けSUV。それがこの車です。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
新しい刺激をもたらすハバネロ。高級クロスオーバーSUVの先駆者となった車です。各メーカーがこぞってマネした1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:エンペラー(Emperor)
名称:ハバネロ(Habanero)
分類:SUVと
駆動方式:AWD
乗車定員:4人
購入価格:$42,000
モデル車の考察
モデルはレクサス RX(第2世代)ですかね。トヨタではハリアーの名前で販売されていた車ですが、メーカーがトヨタがモデルのカリンではなくレクサスがモデルのエンペラーに設定されているのでRXの方がモデルでしょう。
名前は日本でも有名な唐辛子の品種から来ていますが、SUVで唐辛子の名前といえば思いつくのはポルシェ カイエンですね。まぁ、だからってなぜRXがモデルの車に唐辛子の名前が付いているのかは分からないですが。ちなみに、同じSUVのセラーノとロコトも唐辛子の名前が由来です。
過去作ではGTA4で登場し、今作にも続投となりました。デザインは全く変わっていませんね。
長らく非売品でしたが「ナイトライフ」アップデートで通販サイトから購入できるように。しかし購入できるようになっただけで、ルイナーのようにボディーペイントが追加されたりのテコ入れは無かったので、「なんで今更?」感は否めないですね。
走行性能
穏やかで安定している優等生と思いきや、意外な癖の強さも持っている、そんな車です。過度な期待をせず乗ってあげましょう。
エンジン音は静かめで発進もゆったりなので走り出しは遅く感じますが、中速域から段々とスピードが乗っていきます。最高速はそれなりに高いので、長い直線であれば本来のパワーを活かせます。
操作感は軽めでコーナリング時の動きも軽やかではあるのですが、重心が高めなせいか一気に荷重移動をするとリアが滑り出したり方輪走行が始まったり不安定な部分を見せます。車高は低めなのにね。ブレーキ性能もかなり悪いので、動きが軽めだからといってコーナーで無茶をするのはオススメできません。
カスタマイズ
残念ながら固有の外装パーツは無し。元からエアロが装備されローダウンされているようなデザインですが、自分で改造を楽しめないのは残念です。
感想
癖のある車は嫌いじゃないですが、この車の場合はあまり魅力的な癖ではないのが辛いところ。見た目的にもモデル的にももうちょっとしっかりしたイメージを持っていたので、もっと素直に乗れる車だったら良かったなと。あと、色んな意味でこの車は「ハバネロ」って感じじゃないですね。
モデル車について
レクサス RX(第2世代)
「高級セダンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUV」として開発された新時代の高級クロスオーバーSUV。今ではお馴染みとなったコンセプトだが当時はこのようなコンセプトの車が存在せず、RXの登場と大ヒットに影響され各メーカーが高級クロスオーバーSUVの開発に着手するようになった。初代が登場してから5年後の2003年には2代目が登場。初代同様北米市場で爆発的な人気となり、生産を担当していたトヨタ自動車九州だけでは生産が追いつかなくなるほどの販売スピードであった。初代と2代目は日本国内でトヨタ ハリアーの名で販売され、RXは海外限定モデルとされていたが、2009年に登場した3代目RXは日本市場にも投入され、2013年に3代目となったハリアーはRXと別モデルの国内専用車として独自の発展を遂げた。
フォトギャラリー
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