GTA HDユニバース

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ペガッシ トレアドール(Pegassi Toreador)」

投稿日:2020年12月22日 更新日:

陸地がない?心配ご無用。ブースターを搭載し、潜水可能なペガッシのスポーツカーがあれば、日々の悩みも忘れてかつてないスピードで大海原へと飛び出せます。どこまでも続く太平洋を眺め、通りすがりの船に魚雷の数発でも撃ち込めば、どんなことよりもスカッとできるはずです。

(Warstock Cache & Carryでの解説)

「カヨ・ペリコ強盗」アップデートで追加されたトレアドール。美しいコンセプトカーを走らせもせず倉庫に眠らせておくのは勿体ないと思いませんか?潜水艦に生まれ変わったショーカーを見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ペガッシ(Pegassi)
名称:トレアドール(Toreador)=騎馬闘牛士(スペイン語)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:RR
乗車定員:4人
購入価格:$4,250,000
備考:マップ上では専用アイコンで表示。武装車両のためパッシブ不可。ブーストが使用可能。水中走行時に潜水モードへ切替可能。コサトカに保管可能。

モデル車の考察

モデルはランボルギーニ マルツァルですね。1960年代に登場したコンセプトカーです。名前のToreadorは騎馬闘牛士を指す言葉で、闘牛士全般を表すToreroとよく似た名前ですね。

解説文でも書かれているように、この車はストロンバーグと同様水陸両用車となっています。モデル的にマルツァルと水陸両用車で繋がるネタはないので、デラックソやストロンバーグっぽくクラシックカーに謎の技術積み込んどけ的な感じで魔改造されたんだと思います。

登場時の価格は$3,660,000でしたが、「ロスサントス・ドラッグウォーズ」アップデートで価格改定が行われ、$4,250,000に値上げされました。ストロンバーグの方は需要が下がって値下げされたのに対し、ストロンバーグの需要を食ったトレアドールは値上がりという形になりました。

走行性能

特殊なギミックが目を引く車ですが素の性能も十分に高いクラシックスポーツカーです。ギミック抜きでもカテゴリー最速クラス、ギミック込みなら間違いなくカテゴリー最速です。

加速性能は高く最高速まであっという間に到達します。最高速も高めでストレートスピードは文句なし。トラクション性能も抜群で急勾配でも全く苦にせず登っていけます。

コーナリング面はアンダーステア傾向でやや旋回円が大きくなりがちなところはありますが、言い換えればしっかりとグリップして安定しています。ブレーキの性能も良く踏めばピタッと止まってくれるのでコーナーを安心して攻めることができます。

トレアドールの注目ギミックとして潜水能力があります。ストロンバーグと同じで、十字キー→を長押しすることで潜水艦モードに移行し、海の中でも潜水艦として利用することができます。当然、ドアが取れていると潜水出来ずに壊れるので要注意。

もう1つの注目ギミックはブースト。このブーストがトレアドールの魅力を倍増させていると言っても過言ではありません。ブーストを発動すると約1秒間の短い間だけ急加速し、リチャージも約1秒と短時間でブーストを連発することができます。ごく短い時間の加速なのでヴィジランテのように思いっきり最高速を出すことはできませんが、その代わり場面ごとでの急加速にとても便利です。

そしてこのブーストはなんと水中でも使うことができます。そのためストロンバーグとは比べ物にならない速さで潜航することができ、遅めのボートよりもよっぽど早く水中を駆け抜けることができます。

潜水艦モードでコサトカの下部に近づくとそのままコサトカのムーンプールに入って保管することができます。特別なガレージとして使ってみると秘密基地っぽくていいですね。

コサトカにオプションでソナーステーションを付けているとR3でソナーを使うことができます。これにより他プレイヤーの潜航しているコサトカを見つけられる他、毎日ランダムで復活する海底にある隠し財産(1個7500ドル)も見つけられるようになります。わざわざ探すほどのものでもないですが、たまたま見つけたら回収しちゃいましょう。

戦闘能力

ストロンバーグと同様にマシンガンとミサイル(水中では魚雷)が装備されています。性能もストロンバーグのものと同様で、更にミサイルはストロンバーグと違い弾数無限なので地上や水中の敵ならその火力で一網打尽にできるでしょう。ただし、空中の敵にはロックオンさせづらいため空からの攻撃には弱いです。トレアドールのルーフはガラスルーフで上からの銃撃に滅法弱いので尚更ですね。

防御面では、素の状態だと普通の車と何ら変わりない耐久性ですが、アーマーを強化するとストロンバーグと同様爆破系の攻撃に1回耐えられるようになります。不測の事態に備えてアーマーは強化しておきましょう。

地味に4人乗りなのとブーストも含め、全体的にはストロンバーグの上位互換と言って差し支えない性能です。ルーフとドアにガラス部分が多く上部と側面からの銃撃に弱いところはありますが、強いて言えば欠点はそれくらいですね。

ミッションにおいては耐久力が大幅に上がるため、火力・耐久力・スピードに加えて4人乗りと潜水性能まで併せ持つ車となります。強盗ミッションでも持ち込めるため、ヴィジランテを凌ぐ強盗のお供として一気に名乗りを上げた感があります。

カスタマイズ

潜水モードで変形する都合もあってか、大きく印象を変えるようなパーツはありませんが、古いスーパーカーらしさのあるスポイラーが揃っていたりシンプルながらツボを抑えたパーツが用意されています。
ボディーペイントも時代を感じるレトロなストライプや、レーシングカー風のペイント、迷彩柄などが用意されていてこの車のキャラクターに合ったものが揃っていますね。

感想

完全にストロンバーグのお株を奪ってしまう強烈な車が登場しましたね。地上でブーストが使えるだけでも素晴らしいのに、水中でも使えるんですから便利便利。価格は約360万ドルと決して安くないですし、実際潜水することそんなにあるか?と言われたら無いので実用性やコスパの面は微妙なところなんですが、ともかくギミック付きの車や高性能な車が欲しい人には魅力的な車だと思います。あと、単純にカッコいいしね。スーパーカー好きなら堪らない造形でしょう。



モデル車について

ランボルギーニ マルツァル

1967年のジュネーブ・モーターショーでランボルギーニが発表したコンセプトカー。ランボルギーニの創業者フェルッチオ・ランボルギーニは、この車を最初から生産車ではなく広告用のモデルと位置づけており、「ジュネーブ、トリノ、フランクフルトなどのモーターショーでマルツァルのような車を発表すると、全ての自動車雑誌が最初のページにその車を紹介する。雑誌に広告費を払って同じように広告を載せてもらうとなると10億リラの金が掛かるが、マルツァルのような車を制作するのは1億リラで済む」と語っている。

マルチェロ・ガンディーニがチーフデザイナーを務めるベルトーネで開発されたマルツァルは、過激なデザインに前後席一体のガラス張りガルウィングドア、4人乗りのRRレイアウトと、他の全ての車を過去にするような新鮮さを持っていた。

マルツァルの名前を広めたのは1967年のF1モナコGPで、マルツァルに一目惚れしたモナコ公国のレーニエ3世がグレース王妃を乗せてマルツァルをデモ走行しモナコGPの開会を宣言した。それから約50年後の2018年、レーニエ3世の息子でありモナコ大公のアルベール2世がモナコのヒストリックカーイベントでマルツァルのデモランを行い話題になった。

フォトギャラリー

関連コンテンツ

保管場所に使える潜水艦→コサトカ

他のペガッシ車→GTA5/GTAオンラインに登場する企業「ペガッシ(Pegassi)」

他の戦闘車両について→【GTAオンライン】戦闘車両まとめ

他の水陸両用車→【GTAオンライン】水陸両用車まとめ

他のロケットブースト持ちの乗り物→【GTAオンライン】ブースト付き車両まとめ

他のピスワッサー、ラッガ・ラムがスポンサーの乗り物→【GTAオンライン】アルコール飲料メーカーのペイントがある乗り物まとめ

他にも仕事で役立つ車両について→【GTAオンライン】これだけは買っておけ!稼ぎに役立つ乗り物5選

これまでのGTA5/GTAオンライン車レビューまとめはこちら

Leo 1/43 ランボルギーニ・マルツァル white 1967 *クリアケースに線キズあり
ノーブランド品



-GTA HDユニバース

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ランパダーティ カスコ(Lampadati Casco)」

見た目が魅力的で、いつ爆発するかわからない性格にマザコンを足せば、完璧なイタリア生まれの典型ができ上がります。カスコは博識者と同性愛者に愛用された50年代の名車です。 (Legendary Motor …

【攻略】GTAオンラインの金策まとめ〜第4回「稼げる物件ビジネスはどれ?」

今回は強盗と並ぶGTAオンラインの華、「物件ビジネス」についてです。強盗同様にビジネスもそれぞれで攻略記事を作ってあるので、基本的なことには触れず「稼ぎとしてどうか」に注目していきます。 目次1 リー …

GTA5/GTAオンライン乗り物図鑑「シッツ ハクチョウドラッグ(Shitzu Hakuchou Drag)」

ハクチョウドラッグの性能を極限まで引き出せる人は多くありませんが、会えばすぐに分かります。その目は遥か彼方を睨みつけ、歯を食いしばり、役に立たなくなった耳からはわずかに血が流れているはずです。会員制ク …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウィニー イッシー レトロ(Weeny Issi Classic)」

Contrary to popular belief, bigger is not always better. Case in point: the Issi Classic, a timeless …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ガリバンター ボーラーST(Gallivanter Baller ST)」

実用的でありながら、馬鹿げたものが欲しい。大真面目でありながら、大げさなものが欲しい。愛と称賛を感じたいが、嘲笑さえ恐れられたい。さあ、ボーラーSTが登場です。全ての人にとって、全てであれ。レジェンダ …

ブログを書いている人

ブログを書いてる人↓

「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター(@yolda2s)へ。

ブログ内検索

カテゴリー

2020年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031