支配や権力はお好きですか?セールスチームの誰かに自分の足の指をなめさせながら「リチウムイオン・スーパーキャパシター」と何度も言わせてみたくありませんか?そんなあなたに朗報です。レジェンダリー・モータースポーツの顧客対応部門の責任者がすでにそちらに向かっています。
(Legendary Motorsportでの解説)
「契約」アップデートで追加されたイグナス。稲妻のように走り、道路を燃え上がらせるハイパーカーがロスサントスに上陸しました。ペガッシの過去と未来を繋ぐ1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ペガッシ(Pegassi)
名称:イグナス(Ignus)
分類:スーパーカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$2,765,000
モデル車の考察
モデルはランボルギーニ シアン FKP37ですかね。ランボルギーニ初のハイブリッドカーです。シアンのベースはアヴェンタドールで、イグナスのパーツを見るとアヴェンタドールを意識したようなパーツも見られます。また、テルツォ ミッレリオから流用された部分も多いので、この車もテザラクトと関係がありそうですね。
Ignusの由来はラテン語で「火」を意味する「Ignis」だと思われます。モデルのSIÁNはイタリア・ボロニェーゼ地方の方言で「稲妻」を意味するスラングで、これはランボルギーニ初のハイブリッドカーであることを強調する名付けだと言われています。そんな電気モーターを連想させる「稲妻」に対し、ガソリンエンジンを連想させる「火」を名前に付けて対比させたのはなんだかオシャレですね。
ドアの機構はフューリアと同じラプタードアで、GTAでラプタードアの車が登場するのはこれで2台目。特徴的なドアの開き方なので、車に詳しくない人を驚かせることができるでしょう。
フランクリンの自宅に行くと「FRANKL1N」のナンバーが付いたアイスホワイトのイグナスが停まっています。フランクリンの愛車の1台ということでしょう。ちなみに、銃弾でボディを傷つけることは出来てもそれ以外は無敵なので破壊することはできません。
走行性能
乗った感じは同じペガッシのテンペスタによく似ているなという印象で、性能的にもテンペスタを一回り強化したような車と言えるでしょう。スーパーカーカテゴリーでも上位に入る速さですね。
加速性能は非常に高く、アクセルを入れれば飛ぶように加速していきます。トラクション性能も高く、発進でフルスロットルを入れてもホイールスピンを起こさずに4輪で大地を蹴って進んでいきます。最高速はスーパーカーカテゴリーだと中の上という感じなので、ロングストレートで勝負というよりは低中速域での加速勝負をする車でしょうか。
ハンドリング面は軽快で、ステアリングを切ればクイックに反応して車体の向きが変わります。ダウンフォースも効いていて、中高速コーナーでは車体を地面に押し付けながら曲がっていきます。ブレーキ性能も十分でしょう。
ただ、テンペスタは同じような動きで扱いやすい性能だったものの、イグナスは一段性能が上がったことで動きが機敏すぎるようにも感じました。特にアクセルオンでのトラクションが強烈なので、路面のギャップがあるところなどで何も考えずに全開走行をしていくと何処に吹っ飛ぶか分からない危うさを覚えます。一般車が走る街中で爆走させるにはちょっと持て余してしまうスペックかなと。一般車の居ないレースで気持ちよく走らせたい車ですね。
カスタマイズ
スーパーカーなので印象を大きく変えるようなパーツはなく、シンプルにちょっとした変化をつけるパーツが多いです。スーパーカーならこんなものでしょう。
バンパーやスカートはそれぞれ種類が多めに用意されていますがどれも純正と似たようなパーツ。変化が付けられるのはボンネットとルーバーで、ボンネットはダクトの付き方で結構印象が変わりますし、サブカラーとカーボンの差分も用意されているので色を使って特徴を出すことも出来ます。ルーバーは後ろから見た時の見え方が結構変わるのでここも色々試してみるといいでしょう。
スポイラーは純正だとアクティブウイングになっていますが、他のスポイラーやGTウイングを装備するとアクティブウイングは動作しなくなります。アクティブウイングの動きが好きなら純正のままで。
フロントの中央部にはペガッシのエンブレムがあり、このエンブレムもライトONで光るためライトカラーを変えるとエンブレムの光る色も変わります。なお、ハイビームにするとエンブレムは光らなくなります。
ボディーペイントは様々なストライプ、幾何学模様、派手目なバイナル、企業ペイントといったラインナップ。この車に合っているような、そんなに合ってもいないような何とも言い難いラインナップです笑。
感想
モデルの再現度が高く、値段相応の高性能。これといった欠点もなく良いスーパーカーだと思います。
あと、すごくどうでもいい話なんですけど、この車のリアを見るといつもザクレロを思い出します。ボディを黄色にしていると尚更ザクレロで、すごくコミカルで可愛げのある顔に見えます。なので、この車を一言で表すとすれば、性能やらなにやらを全て吹っ飛ばして僕は「ザクレロ」と応えます。
多分、この車に乗らなくなって暫くして、名前が思い出せないほど記憶が薄れていっても、「ああ、あのザクレロみたいなスーパーカーね」と思い出せると思います。覚えやすい特徴があるって良いことです。
モデル車について
ランボルギーニ シアンFKP37
2019年9月、ランボルギーニ初となるハイブリッドカーがオンライン上で発表された。「SIÁN」という名はイタリア・ボロニェーゼ地方の方言で「稲妻」を意味し、この車の持つ様々な側面を表している。また、FKP 37は2019年8月25日に亡くなったフォルクスワーゲングループのフェルディナント・カール・ピエヒ会長のイニシャルと出生年の1937年を表し、経営危機に陥っていたランボルギーニをアウディが買収し救ってくれたことへの感謝が込められている。
車体のベースとなったのはアヴェンタドールで、そこにテルツォ ミッレリオでも使われたスーパーキャパシタとモーターのユニットが組み合わさる。パワーユニットの合計出力は602kW(807hp)にも上り、これはランボルギーニ車で最も出力の高いユニットとなった。エクステリアのデザインは往年の名車カウンタックからインスパイアされ、近年のランボルギーニらしいスタイリングながらもどこか懐かしさのあるデザインとなっている。
シアンはランボルギーニ社の設立年1963年にちなみ、世界63台限定で販売された。内外装共にフルオーダーで作られるため、同じ仕様の車は1台と存在しない。更に1年後、ロードスター版のシアンも発表され、こちらは19台販売された。
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