GTA5に登場する企業、デュボーシー(Dewbauchee)について紹介していきます。
エンブレム
モデルの考察
モデルはイギリスの高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンですね。GTAのメーカーとしては珍しくアストンマーティンという1つのメーカーの車だけで構成されているため、ラインナップに統一感があって良いですね。
エンブレムはアストンマーティンのような翼を広げたデザインと思いきや、よーく見ると仰向けの人が股をおっ広げたデザインとなっています。しかもご丁寧に菊の門まで付いていますね。流石GTAというセンス。
このブログで紹介した車
JB700:モデルはアストンマーティン DB5。最も有名なボンドカー。
JB700W:ミッション中では機銃が使えたりスパイクを出したりできたのに、市販モデルだとギミックが一切使えないというJB700の不満を受け、ちゃんとギミックが使えるようになったバージョン。そんな期待のバージョンが登場したのは、JB700の登場から6年越しの出来事。
ラピッドGTレトロ:モデルはアストンマーティン V8。カスタマイズ性はV8というよりフォード マスタング寄り。
セブン-70:モデルはアストンマーティン One-77。77台限定生産のモデル。
マッサクロ:モデルはアストンマーティンン ヴァンキッシュ。オンライン開始初期から高性能スポーツカーとして人気だった車。
スペクター:モデルはアストンマーティン DB10。映画「007 スペクター」の撮影用に10台だけ作られた特注品です。
スペクター・カスタム:スペクターのアップグレード版。デザイン自体はベースモデルと殆ど変わりませんが、改造項目が一気に増えました。
ヴァグネル:モデルはアストンマーティン ヴァルキリー。「究極のロードカーを作りたい」という想いからレッドブル・レーシングとタッグを組んで作られた1台。車両価格は4億円以上で、今作では珍しい元ネタの方がお高い車。
チャンピオン:モデルはアストンマーティン ヴィクターですね。ベルギー在住の資産家の要望で作られた、世界に1台だけのワンオフモデル。
マッサクロ(レースカー):マッサクロのレースカーバージョン。ペイント以外に見た目の変更点は無いのでストックカー状態ですが、ノーマル同様にエアロ類を装備できるので改造すると立派なレースカーに。
モデルについて
アストンマーティン
イギリスを代表する高級自動車メーカー。1913年にロバート・バムフォードとライオネル・マーティンにより「バムフォード・アンド・マーティン」が設立されたのがその始まり。その後バッキンガムシャーの村「アストン・クリントン 」で行われたヒルクライムレースで成功を収めたことから、「アストンマーティン」のブランド名が誕生する。
アストンマーティンは積極的なモータースポーツ活動で名を上げていったものの、経営状態は不安定で30年代までは何度も経営危機に陥った。第二次世界大戦終了後の1947年に「デイヴィッド・ブラウン・リミテッド」の傘下に入ったところから運命は好転し、社を代表する「DB」シリーズの誕生、モータースポーツへの復帰、映画「007」でDB5がボンドカーに抜擢と、50年代から60年代にかけて絶頂期を迎えた。
しかし、1970年代に入るとデイヴィッド・ブラウン・グループが経営不振に陥りアストンマーティンの経営権を手放す。アメリカで実施された排ガス規制により、アストンマーティンの最大の市場であったアメリカでの車販売が封じられるとアストンマーティン自身も経営不振に陥り、苦難の70年代となる。
転機となったのは1981年、イギリスの実業家ヴィクター・ガントレットがアストンマーティンの株式を購入。ガントレットは事業の多角化を進め、映画007シリーズに再び自社の車をボンドカーとして登場させ、イタリアの「ザガート」と再びタッグを組むなどアストンマーティンの伝統を活かした取り組みを進め、不安定だった経営状態は落ち着きを取り戻した。
その後、アメリカのフォード・モーターに買収され、設備投資が進んだことで旧退化していた開発環境が改善。新型の主力車種も次々と登場し、アメリカ同時多発テロ事件の影響で経営状態が悪化したフォードが株式の大部分を売却した後も、アストンマーティンは安定した経営でブランドを守り続けている。
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