マインドフルネスのための時間を持ちましょう。呼吸する時間、考える時間、日々の小さな幸せに感謝する時間を。小さな幸せとは、2つの交流同期電動機や全駆動、あるいは、オプションでミサイルロックオン・ジャマーやリモート制御ユニット、スリック地雷、アーマープレートをつけることです。大切なのは、呼吸をする回数ではなく、息を呑むようなカスタマイズの数ということをお忘れなく…#幸福
(Legendary Motorsportでの解説)
「犯罪事業」アップデートで追加されたオムニスe-GT。あなたがサステナブルな未来を見据えている知識人だとアピールするためのスポーツカーです。環境ビジネスの幻想が作り出した1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オベイ(Obey)
名称:オムニスe-GT(Omnis e-GT)
分類:スポーツカー
駆動方式:AWD
乗車定員:4人
購入価格:$1,795,000
モデル車の考察
モデルはアウディ e-tron GTですかね。アウディが展開している電気自動車ブランド「e-tron」に属する1台です。今作ではe-tron SUVをモデルとする車でI-ワーゲンが登場しているので、この2台は同じオベイの電気自動車ブランドで繋がっている車両かもしれませんね。
e-tron GTはポルシェのタイカンとプラットフォームを共有していて、部品の40%が同じという兄弟車的な存在となっています。今作ではタイカン(正確にはそのコンセプトカーであるミッションE)をモデルとするネオンが登場していますが、e-GTとネオンも似たような関係だったりするのかもしれません。
オムニスと言えば、今作では既にアウディ クワトロとフィアット 131を混ぜたような車が登場しています。モデルのクワトロとe-tron GTには特に関連性が無い中で2台が共通した名前を持っているということになりますが、これは恐らく現実世界での「クワトロシステム(アウディ独自のフルタイム4WDシステム)」がGTA世界では「オムニスシステム」と呼ばれていて、そこからオベイを代表する4WDマシンにオムニスの名が付けられているということだと思います。
走行性能
このゲームにおける典型的な電気自動車といった感じの性能です。とても静かに爆発的な加速を見せたかと思えば、全く伸びない最高速度という極端な特性を持っています(最高速が低すぎてスタントレースでは加速板に乗っても加速しきれずコースを走りきれないことも)。特に加速は良すぎるが故に細かい操作が難しいほど。
コーナリング面はタイヤのグリップ力の低さとアクセルオンでのアンダーステアとどう付き合うかといったところ。慣れない内は爆発的な加速で車体が左右に振られて苦労しますが、慣れてくるとアクセルオンでオーバーステアを消したり、逆にアンダーステアをアクセル開度やアクセル入れながらのブレーキで調整できるので、乗り手の腕次第である程度はカバーできます。ブレーキの効きも良さげ。
とはいえかなり癖があるのは間違いないですし、操作に対するレスポンスもタイヤの性能的にあまり良くはないので、雑な操作をすればすぐにボコボコになってしまいます。乗り手を選ぶ車なのは間違いないですね。ちなみに、車重は結構重ためなので、他車にタックルすると大抵は相手を吹き飛ばせます。
戦闘能力
エージェンシー内の乗り物ワークショップで様々な装備を付けることができます。ただ、以前登場した対応車両とは違いマシンガンが装備できないため、ほぼ攻撃力のないお遊び車両となります。アーマープレートは車体の強化ができ、爆発物一回分の攻撃を耐えられるようになります。
また、防弾ガラスが装備され車体の銃撃耐久力も大幅アップ。ただし車体の強度は変わらないので、アーマーを付けずにアーマープレートを付けると銃撃には滅法強いのにぶつけたらすぐボコボコというなんだかちぐはぐなボディになります。
地雷はスリックが装備可能で、追手をツルンと滑らせることができます。仕事用に使うなら付けておくと役に立つかもしれませんね。まぁ、実用性に期待するより遊びで使うのが主な装備だと思いますが。なお地雷を付けるとパッシブ不可になるので注意。
「契約」アップデートで新登場のイマニ・テックでは面白い機能が2つあります。1つはミサイルのロックオン不可で、これを付けておけばフリーセッションでの移動がかなり安全になるでしょう。
もう1つはリモート操縦で、アクションメニューの「所持品」からラジコンと同じように車を操作できます。視点が一人称固定でカメラを動かすこともできない、壊れたら保険金を支払わないといけない点を除けば、仕様はラジコンと同じ。デフォルトで自爆機能があり、スリック地雷を装備していればそれも使用可能ということで、発想次第でいくらでも遊べそうなアイテムとなっています。イマニ・テックの装備は1つしか付けられないので、自分の遊び方に合わせてどちらの装備を使うか選びましょう。
カスタマイズ
パーツのバリエーションはそこそこといった感じで、大半は色違いやカーボンの差分パーツですが、豪快なスプリッターやカナードを付けてツーリングカー風に仕立て上げることもできます。あとは、フロントバンパーやグリルの項目でカーボン部分のパーツをメイン・サブカラー適用の物に変えたりすると、雰囲気が一気に変わりますね。
ルーフの項目ではルーフボックスが付けられます。こういうスポーツカータイプの車にルーフボックスを付けて、レジャーにでも行きそうな雰囲気に仕立て上げるのもオシャレなものです。
スポイラーは1種類のルーフスポイラーを除いて全てGTウイング。この車にはアクティブウイングが装備されていますが、ルーフスポイラー以外のスポイラーを付けるとアクティブウイングが動かなくなるので、そこはお好みで。
サスペンション変更による車高の下げ幅は意外と大きく、コンペ・サスペンションにすると地面に擦りそうなくらい車高を下げられます(キャンバー角はあまり変わらず)。ガッツリ車高を下げてスタンス系に仕上げるのも良いかもしれませんね。
ボディーペイントは太めのストライプ系に迷彩、シンプルな色合いのパターン系などで占められています。ガッツリめのエアロが用意されている割にツーリングカーっぽい企業ペイントが無いのはちょっと残念ですね。
感想
スマートなビジュアルの電気スポーツカーということで、シンプルにカッコいい1台ですね。この車に乗ってビル街や観光地を巡ったり、意識高めで丁寧な暮らしを演じたりするのも楽しそうです。地味に4人乗りできるのもポイント。
不満な部分としては、イマニ・テックで戦闘車両として弄れる癖にマシンガンなどの武器が一切ないこと(グリーンウッドも同じく)。電気自動車なのでほぼ無音で近づくことができ、ラジコン操作が出来るマシンガン付き車両となったら中々に面白そうだったんですが、それが出来ないのは残念。「あんな豆鉄砲あってもなくても変わんねーよ」と思いつつも、無いなら無いで物足りないものですね。
全体的には良くも悪くも「電気自動車」という感じなので、アウディや電気自動車なんかが好きな人にはオススメです。
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