先日、Newswiresで「サンアンドレアスの傭兵」アップデートに関する内容として、「閲覧を改善するため、あまり使用されていない乗り物をゲーム内ウェブサイトから削除。該当する乗り物は今後、イベントショールーム、ラッキールーレット、その他の場所に登場する予定です」という内容が掲載されました。
早い話が通販サイトからのリストラになるわけですが、アップデート前は「一体誰がリストラされるのか……」と話題になっていました。自分もリストラ対象車が何になるのか予想しつつ、でもガレージにあまり空きもないので特別何かをしたわけではありませんでした。
そしてアップデート当日、ツイッターのタイムラインに流れてくる情報を見つつ通販サイトを見てみると、リストラされているのは1台、2台、3台……いや多い多い、多すぎて把握しきれない!?
ぶったまげましたよ。約200台が削除という、消えた乗り物の方が多くないかってレベルの首切りです。これはもうリストラに備えて消えそうな車買っとこうでどうにかなるレベルではないです。一夜にして通販サイトは焼け野原と化したのです。
(消えた188台に関してはこちらのサイト(Rockstar Intel)でまとめられています。まだ来ていない追加車両のネタバレが見えてしまうと思うので、ネタバレが嫌な人は見ないでください)
自分の想定としては、本当に初期に追加された乗り物とか、野良でも手に入る乗り物とかを十数台くらいリストラするもんだと思っていました。それも、「こんな車あったっけ?」というレベルで人気が無いものだけが選ばれると。そして様子を見て、アップデート毎にまた十数台、十数台とリストラしていって、「買わない車は消しちゃうよ〜ん」という圧を掛けていくと。
そんな悠長なもんではないリストラでしたね。思い切りが良すぎだろ!もうちょっと段階を刻めって!
ロックスター側の意図としては、そのまま売ってるだけじゃ買われない乗り物のレア度を上げて、購買意欲を高めたいのだと思います。実際、各アプデの追加車両はアプデが終わったらよっぽどの人気車両じゃないと買うタイミングが無く、古い車両は新しい車両に埋もれていくばかりで通販サイトの置物になりがちです。
なので、ビジネス面を考えればこの判断は理解できます。拡張版限定のサブスクリプションサービスである「GTA+」で、今回のアプデから「バインウッド・カークラブ」というシミオンの店のような新要素が来ているので、こうして古くなった車両を店売り限定のレア物にして、あわよくばGTA+に入ってもらおうという意図なのでしょう。
しかし、ユーザーからの印象は正直言ってサイアクです笑。だって、今まで出来ていたこと(古い車の販売)を出来なくさせて、それが出来るようにしたいなら課金しろって、マイナスをゼロに戻すためのサービスじゃないですか。プラスの何かが欲しいなら課金してね〜なら全然良いんですけど、自分たちで不自由にしておいて不自由になりたくなかったら課金してね〜じゃ、そりゃ反感食らうに決まってます笑。
まぁ、これまでのGTAオンラインが10年もの間無料でDLCを追加し続けてきた異常に無課金に優しいゲームだったので、こうした限定販売商法等はオンラインゲームのビジネスとして理解できる(むしろ今までこういうことやらずにビジネスとして成り立っていたのがバケモノ)んですけど、まぁ色々と急すぎましたよね笑。せめてリストラ車両を事前に通達しておくとか、軟着陸させる努力はしてくれよ!と思いました。
そんなわけで大混乱のリストラとなったわけですが、良くも悪くも古い乗り物に目を向ける機会にはなったので、ブログの編集等々をしつつ情報を整理していきたいと思います。ついでに宣伝なのですが、今月末はこの事態を受けて「リストラ車両追悼ミーティング」をやろうと思うので、興味がある方はご連絡ください。
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