皆さんは「フロリダのジョーカー」と呼ばれる人間をご存知でしょうか?
上の動画で出てきた男の名はローレンス・サリバン。今から6年前、当時29歳だったこの男は路上で通りすがりの車に銃を向けたとして逮捕。そして彼の情報が公開されると、バットマンに出てくるジョーカーそのものといったビジュアルで、世間にインパクトを残しました。
さて、GTAファンの皆さんはこの男に見覚えがありませんか?
(動画の1:04〜)
そうです、GTA6のトレーラーに出てきたジョーカー男の元ネタです。様々なマイアミの変人たちを元ネタにしたトレーラーで、当然この男も元ネタにされたわけです。
それに反応したのがネタにされたサリバン。サリバンはロックスター・ゲームスに対して「肖像権の侵害だ!」として200万ドルの補償を要求。当然無視されるサリバンはその後要求額を500万ドル、1000万ドルと引き上げ、更にGTA6の情報をリークしたハッカー「Arion Kurtaj」を指し、「あのガキを精神病棟から脱走させてまたハッキングさせるぞ!」と脅迫。徹底抗戦の構えを見せていました。
(Tiktokで@lawrence.sullivan0と検索すれば、GTA6についてごちゃごちゃ言ってるサリバンの動画が見られます。英語が分かる人は見てきてください)
しかし、サリバンは突如主張を一転させます。なんと、今度は「俺をあのキャラの声優として雇ってくれ」と言い出しました。ギャラは数百万ドル。最初はロックスターに敵対の意志を見せてたサリバンは、華麗な手のひら返しで「共に伝説を作ろう」とロックスターに迫ったのでした。
何ていうかこう……みみっちいな?こんなナリで主張がとにかくカネ、カネ、カネ……カリスマのカの字もない俗物。「〇〇のメッシ」だの、「地元の〇〇」と呼ばれる人間は本物より数段スケールダウンしてるのが常(スケールダウンしてなかったらオリジナルの名前で呼ばれるからな)ですが、フロリダのジョーカーはとりわけしょうもない人間のようです。千葉のバットマンとは比べることすらできません。
炎上芸でなんとか話題を集めようとしている男なのでこうして話題にすることすら憚られる存在ですが、ビジュアルのパワーだけでこんな男に憧れを持つ人間が出ないよう、この記事でフロリダのジョーカーのショボさを伝えさせていただきました。
恐らく、今後もサリバンはGTA6の話題が出る度に世間から相手をしてもらおうと訳の分からない主張を繰り返し、GTA6のジョーカー男が登場すれば元ネタのサリバンを知ろうとする人間が増えると思いますが、こんなやつのことは知るだけ時間の無駄です。ジョーカーなんて大層な名前は要りません、「フロリダの煉獄コロアキ」くらいが丁度いいです。
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