雑記

【ネタバレ有り感想】アニメ版「ブルーロック」1期を観た!

投稿日:2024年2月18日 更新日:

先日誕生日を迎え、プレゼントをくれたワンキーさんから「ブルーロックのアニメかスター・ウォーズ エピソード8を見てくれ」と依頼されたので、ブルーロックのアニメを視聴しました。スター・ウォーズも興味あったんですけど、アマプラじゃレンタルしないといけないし、ディズニー+に加入してディズニーにカネを落とすなんて真っ平御免だったので、アマプラで今すぐ見られるブルーロックを観始めました。

いやー、面白かったです。ブルーロックを見る前のイメージは、サッカー日本代表の試合がある時に「ワールドチャンピオンになるためにワールドチャンピオンになるためにワールドチャンピオンになるために」と、ソシャゲのCMで念仏のように唱えてる作品という感じでした。うるせぇ!

自分はサッカーが好きでそれなりに知識を持っているため、サッカーが題材の創作作品を見る時に現実の知識が邪魔してあまり入り込めないのではないかという懸念もあり、今まで触れる機会が無かった作品なのですが、実際にブルーロックを見てみて「こんなに現実的でサッカーのロジカルな部分を描いた作品なんだ」と驚きました。現実のサッカーを見る上でも大事な、選手それぞれの技術や思考といった部分をしっかり描いていて、この辺知らない人はサッカーの勉強にもなるだろうというくらいリアルサッカーに通ずる作品でした。

それでいて、少年マンガとしての熱さがすごい作品で、苦しい展開の先にあるカタルシスが半端ない。サッカー漫画としては邪道なストーリーと設定ですが、展開自体は敗北・成長・逆転の王道パターンで、それがハイテンポで描かれるため気持ちよく先へ先へと見るペースが加速していきました。

今回はそんな「ブルーロック」アニメ1期の感想を書いていきます。ネタバレは有りますが、ストーリー自体はぼんやりとしか言及していないので、視聴済みの人は「あ〜、あの事ね」と分かるし未視聴の人は「どういうこと!?」と興味を持ってもらえるように書いてます。1人でも多くの人がこの記事を見てブルーロックに手を出したり、感想を共有してくれれば幸いです。



サッカーはその人間の人生哲学を表す

ブルーロックの感想の前に、僕が大好きなスポーツ「サッカー」について語らせていただきます。サッカーというスポーツは全世界に競技者が居る最大のメジャースポーツでありながら、非常に特殊な競技性を持ったスポーツでもあります。

サッカーの特異性とは、「ボールを足で扱う」ということ。人間には自由に動かし物を掴める「手」があるのに、その手を使わず球体を足で蹴ってプレーしろというのです。なんて変なスポーツなんでしょうか。足でサッカーボールほどの大きさの物を掴むことはできませんし、そもそも移動にも使う部位なんですから、ただただ「ボールを動かす」というだけで困難なスポーツなんです。

おまけに、ボールは球体でどこに転がっていくのか分からない。そんな高難易度のプレーを11人対11人でやれと言うのですから、このスポーツはランダム性が非常に高いものになっています。手で何かを扱うスポーツに比べてサッカーは状況の再現度がかなり低く、1人の選手が同じような場面で同じ選択肢を取ろうとその結果はブレにブレるのです。

そのため試合結果もブレることが多く、限りなく結果が実力通りに表れるバスケットボールやラグビーなんかと比べて、サッカーはジャイアントキリングが起こりやすいです。どんなにスター選手を集めてもボールがゴールに入らなければ勝てないし、選手の質が劣っていてもボールがゴールに入れば勝ててしまうこともあります。

では、「運」が結果を大きく左右するサッカーで常に良い結果を出すにはどうしたら良いんでしょうか。そこで大事になるのが「哲学」です。ミクロで言えばピッチ上で自分はどんなプレーをすれば良いか、マクロで言えば年間を通じてチームがどういうプレーをすれば良いか、立ち返られる拠り所あるいは基準を明確にする哲学を持たなければ、サッカーの持つランダム性に翻弄されるしかないのです。

これはサッカーを離れた実社会でも通用する考え方です。無数の人間がそれぞれの考えを持って行動する社会の中で、可能な限り自分の願う結果を引き寄せ続けるには、確固たる哲学を持ち再現性のある成功を作らないといけないのです。「運」に結果が左右されることは前提として、「運に左右されない部分」をどこまで自分でコントロールできるか。そしてコントロールするための自分なりの哲学を作り出すことが、サッカーでも人生でも大事なことになります。

ブルーロックはこういった哲学の部分を「ストライカー」という人種の目線に立って深掘りした作品でした。力の無い者は容赦なく蹴落とされる勝負の世界を描いていますが、それと同時に「力を持たない人間が力を得るために何をする必要があるか」を丁寧に教えてくれる、厳しくも優しい作品でした。

お前はお前、俺は俺

「300人のユース年代(大体は高校生)フォワードが集められ、最後の1人を決めるまで蹴落とし合う」というデスゲーム的な設定から始まるこの作品は、フォワード同士の強烈なエゴのぶつかり合いが描かれていきます。

サッカーにおけるフォワードはゴールを生み出すことが求められるポジションです。ゴールはサッカーの勝敗に直結するファクターで、そのゴールを奪うことを任されるフォワードはサッカーの勝敗に最も直接的に携われるポジションと言えるでしょう。

その一方で、勝敗への責任を最も強く追求されるポジションでもあります。ゴールを奪って勝てば英雄、それ以外は戦犯のような扱いをされることも珍しくありません。故に、勝ちを引きずり込むだけの圧倒的な「個」が求められますし、要求の嵐から生き残れるフォワードは誰しも強烈な「エゴ」を持っています。そして、そんなフォワードの中でも優れた点取り屋が「ストライカー」と呼ばれ、人々から称賛されます。

ブルーロックでは選手たちに様々な試練が課されますが、試練の多くはチーム戦。しかし、集められた選手はみんなフォワードなんだからこれがもう大変。全員「俺が点を決めて勝つ!」という世界で生きてきた人間ですし、その意識を加速させるように「チーム内得点王だけが生き残る」とかルールも追加されたりして、最初はみんな俺が俺がでチームになりません。

そういった戦いの中で、少年たちは「自分を輝かせるエゴ」と「チームを勝たせるエゴ」の両方を磨き上げる必要性に迫られます。これが今作の非常に面白いところで、普通であればチーム戦のスポーツで否定されがちなエゴイズムを、どう使ってチームの勝利に結びつけるのかが追求されています。

その象徴的なキャラクターが馬狼 照英(ばろう しょうえい)で、主人公のライバルの1人として登場する彼は圧倒的な個人技を持ち、独力で局面を打開する力を有しているものの、自分を「キング」と自称し他の人間は全員自分を立たせるための脇役と考えている傲慢な男です。

しかし、彼は個人技こそブルーロック内でも屈指ですが、独善的なプレーでチーム戦になると全く結果が付いてこない苦しみを味わいます。そしてここから見せる彼の成長の仕方に、ブルーロックらしさが表れていました。

エゴの使い方

主人公の潔 世一(いさぎ よいち)は自分勝手な馬狼に味方を使えと要求しますが、馬狼はこれに反発。馬狼が自分1人の力で勝とうとするのがエゴなら、仲間を使えと要求する潔の意見もまたエゴだと言うのです。これは正論だったので、潔もそれ以上馬狼に要求することができなくなりました。普通の作品ではこういった場面で我儘なキャラが説得されて、チームプレーを覚えて成長というシナリオになりがちですが、安易に組織に染まることを良しとしないのがブルーロック流です。

変わらない馬狼に対して、潔は「変わらない他人に変化を求めるのではなく、自分が変化して状況を動かす」ことを選択します。そして、1人で戦おうとする馬狼を囮にして自分がゴールを奪うプレーに開眼。馬狼のエゴを利用して喰らい、自分が主役に躍り出ることに成功しました。

人生で初めて脇役にされ、誰も自分を見なくなった状況に馬狼は大きな敗北感を抱き、一度は完全に心が折れてしまいます。しかし、馬狼は覚醒。そこで目覚めたのがチームプレー……ではなく、自分もまた潔ら他人を利用することで自分のゴールに繋げる、味方ごと敵を喰らう個人技でした。

「チームプレーを要求しエゴを押し殺そうとするのもまたエゴ」とハッキリ描いているのも凄いですし、「他人のエゴはそのままに、それをどうチームの中で使わせるか」という形で成長を描いているのもこの作品の面白いところですね。勝利のためには味方すら蹴落とそうするほどのエゴが必要であるとしつつ、チームのためにならないエゴを持っていても勝てはしないという、エゴイストを肯定しつつも全肯定しない塩梅が絶妙です。「正しいエゴの使い方」が大事なんですね。

成功の再現性

もう一つ、「エゴ」の他にブルーロックで重要視されているのが「再現性」です。ブルーロックを作り上げたコーチ、絵心 甚八(えご じんぱち)「奇跡なんてものはない」「気に入らない結果を「運」で片付けている間は2流」という主張を事ある毎にしています。不確定要素が強いスポーツであるサッカーと言えど、導き出される結果は常に必然であると言うのです。

劇中、潔はたまたま溢れたボールを相手に拾われ、点を決められて敗北する試合に直面します。「運で負けた」と肩を落とす潔に対し、絵心も両チームの差は運だけだったと肯定します。

しかし、絵心は「運のせいにすること」は否定します。こぼれ球を拾った相手はただ漫然とそこに立っていたのではなく、ここにボールが溢れてきたとしたらそのままシュートを狙える位置にポジショニングをしていたと。たとえ運任せであろうと、運をモノにするための準備をしていたから相手が勝ったと語るのです。

これは実際そうで、古くから溢れてきたボールをただ流し込むだけのゴールは「ごっつぁんゴール」と揶揄されていましたが、現在は「正しい場所に居たから奪えたゴール」と評価されるようになりました。そういったゴールを決めるストライカーは、たまたまそこに居たのではなく明確な狙いがあってポジショニングをしているから、他人よりも多くのゴールを奪えるのです。

このように、「成功確率が高い選択肢を選び続ける」ことはサッカーにおいて大事なことで、一見運次第でしかないように見える場面でも、そこに至るまでの準備を正しく行えていなければやって来た運も掴めないし、準備を正しく行っている人間は運を掴める可能性が高まります。「ストライカー」は運が掴める場所を見つけ続けられる「再現性」を持っているから、他人よりも多く成功への試行回数を稼げるのです。

だからこそ、その準備のために「成功確率が高い選択肢を選び続けられるスキル」を絵心は選手たちに求めます。自分の武器を自覚し、その武器を使えるプレーパターンを手に入れ、そのパターンに持ち込めるシチュエーション作りが自力で出来る選手になるよう、絵心は試練を与え続けます。それに気づけた人間が生き残り、気づかない人間が落ちていくのがブルーロックでした。

このように、ブルーロックはサッカーに留まらず現実世界で生きるにも必要な思考を描き、それに準ずるストーリー展開を描いているので、話の流れにすごく納得感があるんですよね。勝つべくして勝ち、負けるべくして負ける。ある意味、勝者にも敗者にもとても誠実な作品だと思います。

理由のない勝利と敗北が無い、敗者に言い訳を許さないタフなストーリーですが、敗北の現実を受け止めて課題を乗り越えた人間は必ず進化できるというエールも送っている。絶望しながらも一つずつ壁を超えていく主人公たちの姿を見て、自分も彼らのように進み続ける人間でありたいと感じるのです。



最も燃える場所

さて、ブルーロックの描く価値観についてたっぷりと語らせてもらったので、お次はブルーロックのアニメ(マンガ)としての良さを語らせてもらいます。

ブルーロックは理屈がとてもしっかりしている作品ですが、それ以上に少年漫画っぽい熱を感じられる作品で、キャラクターがとにかくアツい。

主人公の潔は埼玉県高校サッカー選手権大会決勝戦で、自分でゴールを狙える場面で味方にパスを出し、味方がシュートを外したことでチームは敗北。そのことを後悔し、青い監獄(ブルーロック)プロジェクトに誘われた時は300人の中でいの一番に参加を表明しました。

パワーもスピードもテクニックも平凡で、自分の武器はなんなのかも言えない潔。しかし、負けたら終わりの環境の中で潔は覚醒。「負けたくない」「自分のゴールで勝ちたい」と叫び逆境に抗い続け、潜在能力を目覚めさせていく潔の姿は本当にカッコよくて、中二ゴコロを刺激されまくり!

普段の生活では気の良い兄ちゃんという感じの潔ですが、試合となると豹変しエゴ剥き出しで吠える男になります。そして、ピッチ上を全て俯瞰する視野の広さで展開を先読みし、ゴールまでの流れを逆算してゲームを支配せんとするプレー。もうね、憧れですよね。普段は周りを落ち着かせる常識人で、戦いとなると誰よりもバチバチで、フィジカルでもテクニックでもなく先読み能力でピッチの主導権を握る……中防の時にブルーロックが無くて良かったです。絶対潔のマネしてカッコつけてましたからね笑。

潔の熱にあてられて、自分も負けてられねぇと走り出す周囲のキャラたちも魅力満点。敗北を知り、心をへし折られながら、それでもと足掻く少年たちの叫びは心を揺さぶられるものがあり、弱さとエゴを剥き出しにして勝利を掴もうとする姿は痺れるくらいカッコいいです。やっぱりね、芯を持ちながら形振り構わず進める人間ってカッケェのよ……

常識を塗り替えろ

そんな少年たちの輝きを見せてくれる作品ですが、少年たちがここまで輝けたのはこの作品がサッカー漫画として邪道の設定を選んだからです。

サッカー漫画というのはどうしても11人vs11人という多人数を描かなければならないため、全員を描こうとするとテンポが悪いし、一部の選手しか描かないと空気なキャラが出てしまいます。

実際、ブルーロックも11vs11の一次選考では主役とモブでかなり扱いに差があったんですが、二次選考では2vs2〜4vs4の少人数での戦いを描いたことで、捨てキャラが1人も居ない全員主役のバトルが見られました。これがとても魅力的で、従来のサッカー漫画では見られないキャラの引き出し方していました。

そして、この二次選考では「勝った方が負けたチームから1人引き抜ける」というシステムになっていて、昨日の敵は今日の友と顔ぶれがコロコロ変わり、常に新鮮なキャラの関わり合いが見られました。デスゲームというよりはサバイバルオーディションのシステムですが、これをサッカーと組み合わせたのはすごいですね。

また、全員フォワードという設定も妙で、サッカーで試合が点の取り合いになると「バカ試合だな〜」と締まらなくなったりするものですが、全員フォワードなので点の取り合いになっても違和感なく見られます笑。全員個性的で、ゴールという一番分かりやすい見せ場をそれぞれ得やすいところも、ブルーロックの設定ならではでしたね。

(GKをブルーロックマンというハイテクファンタジーな存在に任せたのも凄い)

序盤は正直……

ここまでブルーロックをべた褒めしてきたので、この辺でダメだと思ったところも書いていきましょう。

ブルーロックを視聴する前のイメージとして、最初に書いた「ワールドチャンピオンになるためにワールドチャンピオンになるためにワールドチャンピオンになるために」以外に持っていたのは、「メッシもロナウドもワールドカップ獲ってないじゃん」などの実在選手下げでした(メッシはワールドカップ獲っちゃったね)。

アニメの方ではその辺の描写がマイルドになっていたらしくそこまで気になりませんでしたが、実在選手を使って炎上商法じみた売り出し方をするのはまぁお行儀が悪いですね笑。漫画でもう十分に知名度を稼いだので、アニメでその辺の描写をカットしたのは正解でしょう。

また、サッカーを使ったデスゲームという設定で売り出した本作ですが、デスゲーム色を出していた序盤はそれほど面白くありませんでした笑(絵心のキャラもくどかったしな)。面白くなってきたのは潔が目覚め始める一次選考終盤、本格的に面白さが爆発するのが二次選考(アニメ2期)からで、デスゲームでも純粋なサッカーでもない二次選考から面白くなるのはなんとも切ない。いや、路線変更が上手くいったとポジティブに捉えるべきでしょうか。

それと、サッカー知ってる人は結構ここで引っかかったと思うんですけど、「ブルーロックから追放されたら日本代表の資格を永久に失う」ことでサッカー選手としての死をさせてたんですが、「代表追放=サッカー人生の終わり」ではなくないですか?

そりゃ今後どんだけ頑張っても代表になれないのは大問題ですけど、プロサッカー選手として食っていくのに必要なのは代表になることじゃなくてプロクラブと契約することで、代表と縁が無くてもサッカーでプロ生活している人だっていっぱい居ます。

サッカー協会が「こいつブルーロック落ちたから契約すんなよ」とクラブに通達できるわけもないですし、ブルーロック落ちた子が悲壮感を出しても「プロ入り頑張ればよくない……?」と思ってしまうのは設定が上手くハマってないからではないかなと。そもそも学生でプロ生活の前に部活動もあるんだから、サッカー人生終わってないって!家帰ったら冷静になるって!

ともかく、ブルーロックを見るならデスゲームやってる間は長いキャラ紹介くらいに思って見るのがいいかも知れません。アニメは本当に2期から別次元の面白さでしたからね。

個人的に賛否両論的な部分は、キャラの繰り出す技に技名が付くのがちょっとチープで冷めてしまいました。少年漫画的な分かりやすさを見せるためだと分かってはいるんですが、「これはあいつの〇〇だ!」と叫ばれると現実のサッカー知識が邪魔して「そんな必殺技みたいに言うことか……?」と冷静になってしまう部分があり、ここはサッカー知識あった分見づらくなってしまったところですね笑。これはどうしようもないことです。



最も萌える場所

最後に、ブルーロックへのキモい感情を書いていくので、見たくない人はスルーしてください笑。ネタバレもあるのでその点もスルー推奨。

ブルーロックはね〜、キャラがみんな可愛いよね!中性的な男の子が好きなので、千切は真っ先に好きになりました。長髪は勿論のこと、回想の髪の長さも可愛い。ツラが良すぎ。

大体、「お嬢」ってあだ名をすんなり受け入れてるのがおかしいよ。絶対自分のこと可愛いって自覚してて、可愛がられるポジションをキープしようとしてるじゃん。我儘言ったって可愛さで許される自分も自覚してるじゃん。はー可愛い。

サンリオコラボのこのイラストとかヤバすぎ。顔立ちとか身体つきで男の子って分かるけど小物とか色使いとかは完全に女の子っていう、一番濃いのが出るやつですよ。女の子がやっても当然可愛いけど、可愛い男の子がやるから最高なんだよな〜こういうのは。

蜂楽も大好きで、子犬のようにぴょんぴょんと潔に付いていくのが可愛い。っていうか、二次選考の潔との関係性ヤバくなかったですか?「俺を取り戻しに〜」って攫われたヒロインみたいなこと言ってるし、潔も「大切なもの(蜂楽)を奪い返す!」って、なんでワードチョイスがラブロマンスなん?「俺も上に上がってやる!」とかじゃなくて、蜂楽が離れていってしまったことにまず言及するんだ……っていう。なんか急にこの2人ネットリしてるよぉ〜!いいね!

まぁ、ネットリしてるのは潔が凪を玲央から奪った時からだいぶキテたか。二次選考は最初から最後までずっとNTRバトルだったしな。寝取って寝取られて寝取って寝取って最終的に自分が寝取られたバトルだったもんな。最もスケベなサッカー漫画だよこれ。

BLUE LOCK、略してBLだけに魅力的な男の子と関係性が一杯で、僕の心は熱くなりつつも腐っていきます。潔が周りのオトコどんどん落としていくからさ……それ見てる僕も落とされてますよ。次はどの子が落とされるんだ?アニメの最後に出てきた黒ギャルも落ちるんか?ぐふふ。

(っていうか女の子がアンリちゃんしか出てこねぇ!)

おわり

この記事を書き始めたのは2月の始めあたりだったのに、書きたいことがいっぱいで話もまとまらず、気付いたらこの文量とこの日付でした。いやー、力入ったね笑。こんだけ書いたらワンキーさんも満足してくれることでしょう。

本当にアニメブルーロック面白かったです。2期も早く見たいな〜。あからさまに悪役として扱われているサッカー協会の役員たちを早くぎゃふんと言わせてほしいです笑。あんななろう系のワルみたいに露骨にヘイト集めてるんだからここから華麗に立場逆転するんだよね?ね?

あと、感想で書ききれなかったんですがアニメは作画や演出が良いのは勿論のこと、音楽がすごい良かったですよね〜。特にEDは1期も2期も大好きで、ガツガツしたOPから一転してしっとりとしたEDの落ち着きが心地よく、他者を蹴落としてでも前へ進むOPと蹴落とされた敗者に寄り添うEDのコントラストが美しかったです。試合前から試合中のヒートアップした感情と、試合後のクールダウンした感情を作中のキャラと共有することができ、ブルーロックの世界に浸る手助けになりました。素晴らしい……。

(今時のアニメ曲ってみんな高度な解釈バトルしてて、「この曲しか無い!」ってくらい世界観とハマったクオリティー高い曲ばっかりだよなぁ)

他作品のレビューも依頼していただければ書きますのでよろしくお願いします!

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