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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウーバーマフト センチネルレトロ・ワイドボディ(Übermacht Sentinel Classic Widebody)」

投稿日:2022年11月24日 更新日:

「犯罪事業」アップデートで追加されたセンチネルレトロ・ワイドボディ。ドイツ製の角ばったクーペにワイドフェンダーを付けたくなるのは正常な欲望です。偉大なツーリングカーを見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ウーバーマフト(Übermacht)
名称:センチネルレトロ・ワイドボディ(Sentinel Classic Widebody)
分類:スポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$1,350,000~$1,187,500(センチネルレトロ:$650,000〜$487,500、カスタム費:$700,000)
備考:センチネルレトロをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手

モデルの考察

センチネルレトロをワイドボディ化したベニーズ車両ですが、モデルはPANDEMのワイドボディキットを組んだBMW E30クーペですかね。特に橋本コーポレーションの個体がモデルになっているっぽいです(画像)。LTO(Live to Offend)のE30もモデルになっているかもしれません(画像)。

ボディーペイントの元ネタ

「Pole Position」はJPSがスポンサーのM3がモデルだと思われます(画像)。ポールポジションとはバイスシティで登場したストリップクラブのポールポジションクラブが元ネタだと思われますが、どういう繋がりでポールポジションクラブを引っ張ってきたのかまでは分かりません。

「Dusche Gold」はDiebels AltがスポンサーのM3がモデルだと思われます(画像)。

「Xero」ストライプはSkinhunters(SNSでリバリーを作って発表している個人アカウント?)が公開した作品の1つがモデルかもしれません(画像)。Skinhuntersについてもよく分かっていないので、その辺詳しい人がいれば詳細教えてほしいです。



走行性能

車両の特性はベースと変わらずで、唐突にツルッと滑る不安定さは変わらず。しかし、基本性能が大幅にアップしたため戦闘力はかなり上がっています。

加速性能が上がったのは勿論のこと、最高速が10マイルもアップ。これによりスポーツカーカテゴリーでも上位のストレートスピードを手に入れ、直線でも戦えるマシンに変貌しました。

ベースの方はクイックな動きで低速コースを頑張って走るしかなかったですが、これならコースを選ばず走れるでしょう。とはいえピーキーなところは変わらないどころか、スピードレンジが上がってよりそういった部分が出やすくなっているのでより神経を使う必要がありそうです。

カスタマイズ

エアロパーツや内装類など多くのパーツが追加されています。その一方で、ベース車両にあったパーツが色々と削除されていて、単純にパーツが追加されているわけではないのがちょっと残念なところ。

バンパー類はカナードやスプリッターが付いたものが追加されていて派手なカスタムが可能。代わりにステッカーボム系のパーツが無くなっているのはちょっと残念ですね。サイドスカートは肉厚なものが用意されていてワイドフェンダーとの綺麗に合わせられるのが良し。

ワイドボディの追加パーツで特筆すべきはグリル。キドニーグリルっぽくできる物もあり、グリルを変更するだけでフロントマスクの印象が大きく変わります。怒られない程度にBMWに寄せられるのが良いですね笑。ヘッドライトカバーはテープや色付きのカバーがあったりするのが良い感じ。ただ、凄く地味ですがヘッドライトワイパーが削除されてるのが悲しいです。

ボンネットはシンプルなダクトが付く物もあれば、シースルーに出来る物もあり。サブカラーとカーボンの差分パーツはペイントとの組み合わせで色々と小技を効かせられますね。フェンダーはサブカラーとカーボンの色差分しかないですが、十分と言えば十分か。

ルーフ部分はライトバーだったりルーフトレイだったりが付けられます。荷物を載せたりできたベース車両と比べるとバリエーションが増えたんだか減ったんだか分からない内容なので、折角なら色々荷物を載せたり出来るようにしてほしかった気も。

スポイラーはベース車両と大体同じラインナップですが、GTウイング系が削られて代わりにモデルの車に付いていたようなダックテイルなどが増えていますね。これもちょっと複雑というか、ワイドボディ化で派手なパーツが似合うようになったのに派手なパーツ削除しちゃうんかいという感じです。

内側部分はエンジンルームを弄ったりインタークーラーを付けたり、他のベニーズ車両同様に内装を弄ったりできます。ガッツリレース仕様にするのも良いでしょう。

カラーについてはサブカラーがトリム部分に適用されているのが良いのか悪いのか。ロールケージもサブカラーが適用されるので、色の組み合わせで痒い所に手が届かないような場面も出てきたりするかもしれません。

サスペンションは何故か純正含めて3種類しかないですが、しっかり車高を落とせるので不満はないと思います。シャコタンには出来なくても、丁度いい塩梅までは落とせますからね。

ボディーペイントはサイドにシンプルな柄を入れるものが半分、企業ペイントが半分といった感じです。企業ペイントは凝ったものが多くカッコいいのですが、不満なのはベース車両にあったボディーペイントが全て削除されていること。ベース車両の企業ペイントも良いラインナップでしたし、他にも錆ペイントや痛車ペイントなど豊富なバリエーションがあったのに、それらを全てリストラしてしまっているのは解せません。数自体はワイドボディの方が多いものの、バリエーションではむしろベース車両のボディーペイントの方が多様ですね。

感想

センチネルのワイドボディ化。ただそれだけでも嬉しくなるくらい良いカスタムですね。性能も大幅アップし、ピーキーでも速さを持った車に進化しました。

この辺の大きな部分ではかなり評価できる1台なんですが、カスタムパーツを見ていくと今ひとつ物足りなかったり、消さないでほしかったパーツも色々とあったりで、細々と減点が入ってしまうのが残念。特にボディーペイントは本当に勿体ない。やる気の無い流用をよくする癖に、なぜ今回は全て新規で作って総入れ替えをしてしまったのか。

そんなわけで、良い車なんだけどちょっとあそこがな〜ここがな〜とも言いたくなってしまう1台です。今回のアプデで登場した他のベニーズ車両と比べると値段がそこそこ抑えられているので、こんなもんかなと思っておくのが幸せでしょうか。小さな不満には目を瞑って、良い所に目を向けていきましょう。



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