60年代に活躍したマッスルカーに現代のアメリカンスーパーカーを交配させて、ハイオクガソリンといっぱいの潤滑油と共に静かなガレージに寝かせておきましょう。その他には何も必要ありません。そうやって飢えたドミネーターGTXが誕生するのです。血筋がこれだけ優れていると、破論の行為も悪くないかもしれません。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「南SAスーパースポーツシリーズ」アップデートで追加されたドミネーターGTX。アメリカンマッスルカーの最先端を行く車です。更に進化を遂げた「支配者」を見ていきましょう。
目次
車両データ
メーカー:ヴァピッド(Vapid)=つまらない(英語)
名称:ドミネーターGTX(Dominator GTX)=支配者(英語)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$725,000
モデル車の考察
モデルは第6世代のフォード マスタングがベースですかね。マスタングをベースにしたコンプリートカー、サリーン S302 ブラックレーベルの要素も入っているかと思います。また、フロントには第6世代のシボレー カマロ ZL1、リアには第3世代のダッジ チャージャーの要素もあり、現代版マッスルカー詰め合わせのような車です。
同じドミネーター(マスタング)シリーズとして今作では既に第5世代がモデルのドミネーターがいて、GTXは初代及びシェルビー GT500がモデルのエリーと共に「南SAスーパースポーツシリーズ」アップデートで新たなドミネーターとして名乗りを上げました。更に「ロスサントス・チューナー」アップデートでは初代がモデルのドミネーターGTT、第4世代がモデルのドミネーターASPが登場し、GTXは一大勢力となったドミネーターの最新型として一団を率いる存在になりました。
走行性能
現代のマッスルカーがモデルですが、強面な外見からは想像がつかないほど優しく安定感のある走りをする車です。マッスルカーでは異質な存在の1台でしょう。
元のドミネーターは直線加速に優れ、コーナーではズルズルとリアを滑らせる典型的マッスルカーでしたが、ドミネーターGTXは最高速がそれほど伸びない代わりに、コーナーでは抜群のグリップ力で安定。もはやコーナリングマシンと言ってもいいくらいの挙動です。ドミネーターと同じような走りを想像しているとかなり驚くでしょう。
カスタマイズ
ボディーペイントは用意されていませんが、外装パーツはそれなりに豊富。今にも暴れだしそうなルックスを、更に荒々しくさせることができます。ステッカーボム系も有り。
感想
とにかくギャップがすごい車ですね。凶暴なサメのような顔をしている癖に、乗ってみるととても大人しく素直な挙動。それが良いか悪いかと言われると、ちょっと悩むところ。
確かにドミネーターと比べて乗りやすくはなりましたが、これといった特徴も失った感じで、魅力的なわけでもないかなぁと思います。この小さくまとまった感じが、なんだかマッスルカーらしくないなと。あくまで走りに関しては。
ルックス面に関しては、これまでなかなか無かった現行型マッスルカーの追加車両ということで、改造パーツ多めでいいと思います。アメ車好きは惹かれるかもしれませんね。欲を言えばボディーペイントも欲しかったけども。
モデル車について
フォード マスタング(第7世代)
「野生馬」を意味するフォードの代表車。第7世代となる現行型は、初代マスタングの生誕50週年に合わせて発売が開始された。ラインナップは2種類。従来のマスタング通り、大排気量のV型8気筒エンジンでパワフルな走りを見せる「GT」。ターボ付きの直列4気筒エンジンを搭載する廉価版の「エコブースト」。北米大陸だけでなく世界展開を目指したこのモデルは、ハイパフォーマンスなGTとリーズナブルなエコブーストで、層の違う人々の心を掴んでいる。
サリーン S302
主にフォード車をベースにチューニングしたコンプリートカーを販売する会社、サリーンの1台。第7世代のマスタングをベースとするS302には3つのラインナップがあり、ホワイトレーベル、イエローレーベル、ブラックレーベルの順で高性能なチューニングが施されている。中でも最高峰のブラックレーベルは、700馬力オーバーのエンジンに、新たに作られたエアロパーツ、高性能なブレーキなどで武装され、まさしくモンスターマシンと呼ぶに相応しい仕様となっている。
シボレー カマロ(第6世代)
古フランス語で「友人」を意味するカマロは、古くからマスタングと覇権を争い続けてきた、代表的なアメリカンスポーツカーである。先代のコンセプトを色濃く残した第6世代のカマロは、堅実ながらもボディの軽量化や剛性アップで性能を高めた。そのカマロのトップモデルとして売り出されたのがZL1。直線を多用したいかにもアメ車らしいデザインが存在感を際立たせるZL1は、スーパーカー並みのスペックと速さを誇る。
ダッジ チャージャー(第3世代)
60年代のアメリカで盛り上がったマッスルカーブームで、人気を博した初代。FF車のサブコンパクトカーであるオムニの上級グレードとして登場した2代目。そして長い時を経て、再びパワフルなマッスルカーとしてチャージャーは蘇った。大柄な4ドアセダンのボディに、大型のV8エンジンを搭載するチャージャーは、毎年のように進化を遂げ、アメリカを代表するスポーツセダンの座を揺るぎないものにした。
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