NTE

NTE遊んでみた!

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こんばんは、麻乃ヨルダです。先日PS5を購入し、FC26をプレイしてみたり、PS4で容量不足になり消してしまったゲームを遊び直してみたりして、ディスクドライブとソフトを購入していないなりにPS5を活用しようと色々使い道を探していました。

そんな中で、無料ゲームの中に気になるものが。それがNTE(NEVERNESS TO EVERNESS)。サービス開始前の時期に「アニメGTAだ!」とか予告編か何かで騒がれていたのを知っていた作品で、その時はPS5を持っていなかったのでふーんと思ってスルーしていましたが、そういえばPS5買ったんだから出来るじゃんと。

ソシャゲでありながらデバイスに相応のスペックと容量を要求する、大陸産の所謂「高級ソシャゲ」は興味がありつつもちゃんとプレイできる環境が無かったので、これを機に手を出してみることに。何なら原神とかゼンゼロとかも全部イケるわけですが、キリが無いのでとりあえずNTEをプレイ。今日はその感想となります。



オタクの夢、詰めホーダイ

プロローグの流れは怒濤の専門用語とオサレ演出で胃もたれしてちょっとキツく、一回聞いたところで何も頭に入ってこない説明を右から左に受け流しながらのプレイとなりました。ファルシのルシがコクーンでパージしてます。この手のアクションゲームをやるのも久しぶりだったので、戦闘もノリでボタン連打するのみ。まぁこういうのは後になってからちょっとずつ理解していくもんです。

なので最初にこのゲームを触った時は1~2時間触って疲れて終わりだったんですが、プロローグが終わって自由行動が始まると世界が激変。初めてGTAをプレイした時のような、「えっ、ここ全部動き回れるのか!?」の感動を覚え、そこから時間を忘れてどっぷりとプレイしました。文字通り寝る間も惜しんでプレイしたくなるゲームは久しぶりです。

まず良かったのは壁登りが出来る点。オープンワールド系のゲーム(主にリアル系)では建物が実質的な壁となり、動ける道が決められがちでマップの広さほど自由度を感じないことが結構ありますが、壁登りが出来るので移動の制約が殆どありません。壁登りが出来るということは建物の上などに簡単に登れて、高高度のオブジェクトもちゃんと作り込まないといけないわけですが、そこの手間を惜しまずプレイヤーが行きたいところに行けるようにしているのが好感を持てます。

初期からグライダー役のお助けキャラで空を滑空できるようになっているので、高いところに登った後も空中散歩を楽しめます。ストーリーが進んでからこういう機能を解禁したりもなく、最初からこの自由度で遊ばせてくれるのも良き。マップ移動の自由度は最初から出し惜しみ無しですね。

そして肝心のマップも作り込みが凄い!「海外オタクが考える夢のジャパン」が作られていて、トーキョーやオオサカなどの有名処がギュッと濃縮されたマップは見所たっぷり。入れる物件もかなり多く、「外見だけ立派でも全然中に入れないじゃん!」ということもありません。非常に濃度の高いなんちゃって日本を堪能を出来ます。

初期は原チャを持っていて、早く移動したい時は原チャで爆走できます。とはいえあんまり速くないので、流石に徒歩と原チャでは散歩しきれなくなってきます。仕方ないのでストーリーを進行させ、愛車をゲットするとまるで現実のように生活範囲が拡大。

スクーターだと頑張って40キロしか出せなかったのが、車だと140キロで快適!マップの端から端まですぐに行けるようになって、ここからがゲームの本番といった感じ。ファストトラベルが充実しているので各地のワープ装置を解禁していけば散歩だけでなくミッション移動も快適になり、とにかく移動を楽に楽しめるよう心配りされているのが伝わります。

この移動の面白さだけでも満足なゲームだったんですが、ストーリーを進めるほどに見えてくるサブ要素の多様さに圧倒されました。レース、個人タクシー、釣り、麻雀、店舗経営……どっかで見たような遊びが全部出来ます。

オープンワールド系のゲームをやったら必ず出てくる「こういう要素有ったら良いよな~」をこれでもかと詰め込んでいます。ヘテロシティという舞台で本当に生活しているかのようにゲーマーを没入させてくれる要素の数々に、制作陣のオープンワールドゲームへの理解度の高さが伺えます。

そして、山のように押し寄せてくるパロディーの数々。あまりのネタの多さに、全てに元ネタが有るのではと疑い出してしまうのが本当にGTA感有りますね。あまりにもオタクGTA。

ちなみに犯罪行為もしっかりできて、流石に13歳以上対象なので市民への暴力行為は出来無いものの、万引き、走行中の車を攻撃してドライバーが逃げた後の車を盗難などが出来、そういうことをすると手配レベルが上がって治安維持組織に追われます。GTAじゃん!後、その辺の乗り物は盗めないんですが、悪さをするチンピラを倒した後に彼らが乗っていたバイクを盗むのはお咎め無しで笑ってしまいました。悪い奴らから盗む分には泥棒じゃありません!

まだ一日二日遊んだだけですが、多くのゲーマーが夢見た「ジャパニーズGTAやりてぇ~」という夢を体現するゲームで、いよいよこういうゲームが出てきてくれたか!と嬉しくなりました。車の挙動はあくまで非レースゲームのカクカク操作なので、「龍が如くにGTA要素が入った」くらいの感覚がより正確な気がしますが、そういったバランスであってもこの手のゲームが好きな人にとっては夢のゲームであることは間違いないです。箱庭ゲーが好きな人は是非一度、車が手に入るくらいのところまで遊んでみてほしいです。

このゲームを評価したいのは単にクオリティーが高いからというだけでなく、ゲームシステム等々の作りがあまりにも「分かっている」からです。「美少女とイケメンでジャパニーズGTAやれたらおもろくね?」という、悪く言えば非常に安直でミーハーなデザインのゲームなんですが、そのあざとさが全く嫌味にならないのは、オープンワールドが好きな人達が作っているゲームだと真っ直ぐに伝わるから。

マップの作り込みと移動のノンストレスさは雑な二番煎じ根性じゃ作れないですし、こういう作り込みが出来るのは制作陣の方々がちゃんとプレイヤーとして「オープンワールドゲームで何が出来たら楽しいのか(何がストレスになるのか)」を知っているからだと思います。プレイせずに聞きかじりでこんなゲームを作れるとは考えられません。

それでいて、「可愛い女の子!イケメン!アニメと漫画のパロ!スタイリッシュアクションにリアルライフ!全部入れとけ〜!」と言わんばかりに全てを詰め込んだ内容。妥協無しで何もかも取り入れながらそれをまとめ上げようとするこの気概こういう作り手が作るゲームを遊びたいという気持ちにさせられますし、こんな制作陣が今後NTEというゲームをどう拡張させていくのかが楽しみでなりません。そういう期待感も込めてNTEが好きになりました。まだサービスを開始して一ヶ月でこの仕上がりのゲームがどこまで行ってしまうのか、追いかけていきたいと思います。

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