The PEGASSI OPPRESSOR Mk II
The bleeding edge of hover tech. Your enemies can run, but you’ve picked up their scent all the way from tomorrow.
Now available in #GTAOnlinehttps://t.co/a6TPSGoSTn pic.twitter.com/UOxXRd6LVH
— Rockstar Games (@RockstarGames) 2018年8月14日
オプレッサー Mk2は多くの疑問を抱かせます。これはバイクなのか…YES。タイヤはある?NO。ジェットエンジンを搭載している?YES。それってつまり…そういうことです。そんなことが実現可能かって?世界屈指の洗練を誇るハイパーバイクと世界屈指の破壊力を持つジェット戦闘機が深く愛し合えば、不可能ではありません。
(ロード画面での解説)
オプレッサーMk1はハイブリッド車の設計に変革をもたらしました。Mk2はそんな兄弟の築いた礎から飛び立ち…そのまま地上には戻りませんでした。ロケットエンジンにサドルを載せて、オプションの迫撃砲をボルトで留めて、押してはいけないボタンを押したら完成した。そんな感じの1台です。
注意:この乗り物の改造はテラーバイト内の専門ワークショップ内でのみ行えます。(Warstock Cache & Carryでの解説)
「ナイトライフアップデート」で追加されたオプレッサーMk2。バイクの概念を変えたオプレッサーが更なる進化を遂げました。空を支配する新たな1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ペガッシ(Pegassi)
名称:オプレッサーMk2(Oppressor MK2)
分類:バイク
乗車定員:1人
購入価格:$8,000,000(クライアントジョブ5回成功で$6,000,000に値下げ)
備考:改造はテラーバイトの専門ワークショップでのみ可能。武装車両のためパッシブ不可。マップ上では専用アイコンで表示。
モデル車の考察
オプレッサーをベースに自立飛行を可能にしたトンデモマシンですが、恐らくセインツロウ3に登場したエアバイク(Specter)がモデルですかね。
リアル路線となったGTAとの差別化を図るため、バカゲー路線に走ったセインツロウですが、GTAがセインツロウのネタを取り入れるこのカオス。いつからこんな路線になったと言いたいところですが、元々オフラインでもUFOが出てくるようなゲームですし、当初からバカゲー的な要素はあったなぁと思ったり。一体どこまで行ってしまうんでしょうか。
登場時の価格は$3,890,250(割引ありで$2,950,000)でしたが、「ロスサントス・ドラッグウォーズ」アップデートで価格改定が行われ、$8,000,000(割引ありで$6,000,000)に値上がりしました。もはやクルーザーと変わらない値段で、如何にこのバイクの実装が過ちであったかを示していますね笑。
しかし、実装から何年も経っているので欲しい人の手には渡りきっているでしょうし、今更値上げしたところで新規の人が買いづらくなって、持っている人と持っていない人の差がつくだけです。今回の値上げは「このくらいの値段じゃないと売っちゃダメだったわコイツ……」という認識を広めるだけの修正になりそうです。
走行性能
最早タイヤが無くなっていることを見ても分かる通り、地上を走るという概念そのものがなくなっています。運転中は常に飛行した状態となります。
その挙動はオプレッサーとは全く違い、デラックソの飛行モードと似ています。ホバー状態と飛行状態で若干スピードが変わり、ホバー状態の方が少しだけ速いところも共通しています。
ただ、デラックソよりも使いづらさが目立つ車両です。というのも、急激な高度の上げ下げができないので、地形への対応が難しいことです。高度を上げるのに時間が掛かるのはデラックソと同じですが、飛行モード解除で高度を一気に落とせるデラックソに対し、オプレッサーMK2はそういった手段がないため、一度高度を上げると高度を下げるのに同じ距離と時間が掛かります。これが結構なストレスで、移動性能の高さに対して自由度をあまり感じない要因となっています。
また、オプレッサーのようにブースト機能が付いていますが、このブースト機能はイマイチ使い勝手が悪く「そもそもあんまり加速しない」「アクセルを離さないとリチャージされない」ということで、高速飛行には使えません。発進時に加速させるために使えるくらいですかね。
空飛ぶバイクというすごい乗り物なはずなのにどうにもマイナス点が目立つオプレッサーMK2ですが、壁などに激突しても振り落とされにくいのは価値ある利点でしょうか。ただ、デラックソだったらそもそも振り落とされること自体ないじゃん、というのも事実で、移動手段としてだけ考えればデラックソの方が良いと言えてしまう気がします。飛行スピードはオプレッサーMK2の方が速いんですけどね。
デラックソと違って狭いところにも入っていけるのはいいところかもしれませんが、それならスラスターでもいいような気がするので、探索目的でもちょっと微妙か。スラスターなら高度の上げ下げも簡単ですしね。
戦闘能力
単純な移動手段としては便利なようなそうでもないような感じですが、戦闘車両としては恐ろしい強さを発揮します。早い話がバイク版デラックソですね。
武器は最初マシンガンですが、テラーバイトのワークショップで榴弾マシンガンかミサイルに換装することができます。榴弾マシンガンは戦闘機のような榴弾を発射できるのでさぞ強いのかと思いきや、レート(連射速度)がとても低く、ピストルのように1発ずつ発射します。
また、威力は3発当てて一般車が壊れる程度の威力、照準は通常のマシンガンと同じく車両前方のみで車体の方向にしか合わせられないと、使い物になりません。戦闘機のキャノンのような使い方をイメージするとがっかりするでしょう。しかも、この性能で26万ドルはもう呆れるしかありません。
ミサイルはオプレッサー以上、ルイナー2000未満という性能で、かなりの高性能。飛び回りながらミサイルを撒き散らせば、オプレッサー以上に驚異的な活躍ができるでしょう。
デラックソとの相違点は、こちらは乗員が剥き出しなこと。運転手本人が銃撃されればひとたまりもなく、オプレッサーのようにブーストで逃げることも難しいので、真正面から突っ込むような動きをしてしまうと簡単に倒されてしまうでしょう。
良い面での相違点は、こちらはチャフもしくはフレアが装備できること。誘導ミサイルでの攻撃に耐性を持たなかったオプレッサーやデラックソと違い、ミサイルの誘導を剥がすことができるので、その点は強みでしょう。
ここまでが車両自体の戦闘能力です。これだけでも十分な価値を持つオプレッサーMK2ですが、何よりも素晴らしいのはこれが「バイク」であること。MCプレジデントのバイク呼び出しで持ってくることができるため、いつでもこの空飛ぶバイクを使うことができます。MCプレジデントのスキルと合わせるととんでもなく使い勝手のいい車両になりますね。
カスタマイズ
改造パーツはエンジンブロックだけで、他に外装パーツはありません。あとはボディーペイントがあるので、ペイントで個性を出していきましょう。
一部のボディーペイントは地下基地の研究開発によってアンロックされるので、迷彩柄を楽しみたいなら研究を進めましょう。
感想
単に空を飛んでミサイルが撃てる乗り物となると、デラックソでいいじゃんと思いますが、MCプレジデントになるといつでも呼び出し放題なので、その点で差別化ができている車両ですね。オプレッサーも所持していれば、場合によってオプレッサーとオプレッサーMK2を使い分けるという豪華な使い方もできます。
クライアントジョブではテラーバイトを動かすので、テラーバイトの中にオプレッサーMK2を保管しておくと便利です。オプレッサーMK2はテラーバイトの中でなくても保管できますが、使い勝手を考えたらテラーバイトで保管するのがベストでしょう。両者はセットで考えた方がいいですね。
と、癖は強いものの優秀であることは間違いないオプレッサーMK2。その難点はやっぱりコスト。本体価格もそうですが、性能をフルに発揮するにはテラーバイトとテラーバイトを保管するナイトクラブ、MCプレジデントになるためのクラブハウスが必要なので、とにかくお金が掛かります。それでもデラックソよりは安上がりなので、その点では良い、のかな?
フォトギャラリー
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