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「アリーナ・ウォーズ」アップデートで追加されたアリーナ・スラムバン。荒廃した大地を駆け抜けるのに重要なのはパワーだけです。スラム育ちのパワー狂を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:アリーナ・スラムバン(Arena Slamvan)
分類:マッスルカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$1,321,875
備考:スラムバンをアリーナ内のワークショップでカスタムすることで入手可能。武装などの改造はアリーナ内のワークショップのみで可能。
モデル車の考察
スラムバンのリア部分をぶった切って大改造を施したような車ですが、アメリカのテレビ番組「Roadkill」に登場したStubby Bobがモデルでしょう。1950年式のフォード F6をドラッグレース用に改造した車両で、見た目はかなり似ていますね。
走行性能
元のスラムバンもかなり癖が強い車でしたが、それに輪をかけて癖の強い車となっています。ドラッグマシン的な改造がされているだけあって加速性能とトップスピードの高さはかなりのものです。更にニトロで加速を強化できるので、ベニーズ製のスラムバン・カスタムを凌駕する直線の速さとなっています。
しかし、ハンドリング性能はスラムバン・カスタムと比べるまでもないほど劣悪。ステア操作に対する反応が鈍い上に強烈なアンダーステアが出るので、コーナーではかなり減速しないと安全に曲がれません。その上、超ショートホイールベースと重量のせいで一気にオーバーステアが出ることもあります。
また、大サイズのリアタイヤが車幅を広げているので、よくリアタイヤが引っ掛かってクラッシュします。ストレートの速さ以外は良いところなしの車ですね。
改造でアリーナウォーズ車両固有の能力を付加できますが、シャントはそれほど威力がないですし、スクープの吹き飛ばしもできないですし、使えるのはジャンプくらいでしょうか。
戦闘能力
アリーナウォーズ車両共通の武装についてはZR380の記事で。
やはりと言っては何ですが、戦闘車両として特筆すべきものは何もありません。守備面では爆撃にも銃撃にも強くないですし、攻撃面でもマシンガンくらいしか有効な武器がないので厳しいです。
アリーナウォーズにおいても他の車両と比べて勝るものが何もありません。戦闘面でもそうですし、走りの面でもアリーナウォーズで重要な機動力があまりにも欠けているので輝ける場面がありません。実用性では全く良いところなしです。
更に注意点として、アリーナスラムバンにはタイヤの改造項目が無いので、防弾タイヤを装備させることが出来ません。一応、ノーマルのスラムバンの時点で防弾タイヤを装備して、アリーナ仕様にアップグレードさせれば防弾タイヤを引き継げるので絶対に装備できないというわけではないですが、何も知らずにアップグレードをしてしまった人にとっては罠のような仕様です。ホイールが変えられないのは仕方ないにしても、なんでタイヤそのものも弄れなくなってんのよ。
カスタマイズ
他のアリーナ車両同様に様々な装飾を身に纏うことができます。パーツ自体はあまり多くないですが、元々のデザインが凶悪なだけあって世紀末的な改造がよく似合います。逆に、宇宙都市の近未来的なカスタムは元々のデザインとミスマッチで、方向性がよく分からなくなってしまいます。
感想
ブルータスとアリーナウォーズ車両人気ワーストを争う車です。いやちゃんと調べているわけではないのでただの主観なんですが、この車を見る機会が本当にないので。ブルータスが最悪のボッタクリなら、こちらは最悪の性能ですかね。高性能スーパーカーが余裕で買えちゃう値段なのでどうしても評価は辛口になります。
見た目やデザインはアリーナウォーズの色にとても合っていて良いと思うんですが、如何せん実用性が欠片もないので、この車に百何十万ドルも掛ける価値があるのかはよく考えた方がいいでしょう。とりあえずアリーナウォーズ用にこの車を買うのはやめておいた方がいいと思います。
フォトギャラリー
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