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GTA5/GTAオンライン車図鑑「コイル ヴォルティック(Coil Voltic)」+α

投稿日:2018年5月28日 更新日:

ヴォルティックはアメリカの市販車として初めてハイウェイでも使用できる完全な電気動力スポーツカーです。iFruitフォンよりもバッテリーの減りが早いので、人里離れた場所で止まってしまっても電話でタクシーを呼べます。

(Legendary Motorsportでの解説)

コイル社が最初に送り出した車であるヴォルティック。それと同時に、GTA5で最初に登場した電気自動車でもあります。時台の最先端を行ったマシンを見ていきましょう。



車両データ

メーカー:コイル(Coil)
名称:ヴォルティック(Voltic)
分類:スーパーカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$150,000

モデル車の考察

外観はロータス エリーゼ(フェイズ2)がモデルで、設定はテスラ ロードスターがモデルといったところでしょうか。ロードスターの初期型プロトタイプはエリーゼにEVシステムを組み込んだものだったり、市販型は部品の一部をエリーゼから流用、シャシー開発ではロータスの援助を受けていいたり、テスラとロータスは深いつながりがあるのでこういったデザインにしたのでしょう。

後のアップデートでヴォルティックにロケットエンジンを積み込むというワケの分からない車両、ロケットヴォルティックが登場しました。電気自動車にロケットエンジンの時代がいつか……来ねーよ!

「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで通販サイトから約200台の車両が削除されましたが、この車もリストラの対象となりました。そのため、ロスサントス・カーミーティングの試乗トラックなどでリストアップされないと入手できないレア車両となりました(リストラ車両の一覧は【GTAオンライン】欲しいレア車を探せ!〜通販サイトから消されたリストラ車両まとめで)。

走行性能

電気自動車だけあって加速性能が凄まじいです。アクセルを踏み込むと一瞬で最高速に達する感覚は、電気自動車独特です。モーター駆動なので、エンジン音もギアチェンジのラグもなく、静かに強烈に前進します。

さらに、軽量コンパクトな車体は自由自在にコーナーをクリアすることができ、乗っていてとても楽しい車です。市街地をスイスイと駆け抜けるには最適なマシンでしょう。

その代わり、最高速は全然伸びません。一瞬で加速してすぐ頭打ちになるので、高速ステージでは本領が発揮できません。これはGTAでの電気自動車特有の挙動で、一定のスピードに達するとリミッターがかかったようにスピードが伸びなくなるんですよね。

この挙動が悪さをするのがスタントレースで、コース中のダッシュパネルを踏んでもスピードが出ず、ジャンプをクリアできずに完走不可、な場合もあります。ヴォルティックに限らず、電気自動車はスタントレースに持ち込まないのが無難です。

カスタマイズ

初期に登場した車なので、外装パーツはあんまりありません。フロントバンパー、ボンネット、スポイラーがいくつかあるくらいですね。

なお、ルーフは変更できません。レジェンダリーモータースポーツのカタログでは、ルーフなし(タルガトップ)とハードトップの2種類がありますが、どちらも価格は変わらないので好きな方を選びましょう。

感想

かなりの高性能でありながら、価格が15万ドルと非常にコストパフォーマンスが高いのがいいですね。スーパーカーの中でも破格のマシンだと思います。街乗りで使う分にはとてもいい車ではないでしょうか。

難点なのは、オンラインでもオフラインでも通常湧きの車として出てくるので、あんまりレア感が無いこと。インフェルナスとか、この価格帯(購入価格10万ドル以上)で通常湧きする車は、盗難車だとトラッカーが付与できないので、ガレージに保存するなら買うしかないんですが、出てきたのを盗めば乗れるやん、と思うとそんなにマイカーとして持っている特別感がないというか。カスタマイズで大幅に改造できるわけでもないし。

今のインフレ極まる追加車両の価格を思えば、簡単に手が出せる値段ではあるのですが、身近すぎてあんまりスーパーカーとしての価値が感じられないような、悩ましい1台ですね。



モデル車について

テスラ ロードスター

電気自動車事業を主とするテスラ社が、最初に市販した電気自動車がロードスターだった。2006年にプロトタイプが公開されたロードスターは、発売前から受注生産枠を超える注文が入るなど、注目を浴びるマシンとなっていた。開発途中で様々なトラブルに見舞われ、販売開始予定の時期を延期するなど、順風満帆な誕生とはいかなかったものの、発売後は順調な売上を記録し、テスラ社の看板マシンとなった。

ロータス エリーゼ

イギリスのスポーツカーブランド、ロータス・カーズの代表的な一台。一時は深刻な経営難に陥っていたロータスだったが、エリーゼの成功で息を吹き返した。ロードスター型のスポーツカーであるエリーゼは、何と言っても軽さが特徴であり、車重1トンを切るボディは市販車ながらもレースカーのような走りを提供する。99年に誕生したエリーゼは、モデルチェンジを繰り返し、より洗練されたスポーツカーへと進化を続けている。

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