フィスター コメットに不可能はないのでしょうか?ベンチャーキャピタルとして成功し、最速で中年の危機を迎えようとしている人にとって、コメットは最上にして唯一の選択肢です。退廃的なクラシックカーの匂いを漂わせながらもストリートレースのテイストを加えた1台をお探しなら、第一候補はレトロカスタムで決まりでしょう。そして今度は、数十センチの泥に埋まりながら上り坂のヘアピンカーブを攻めたい方のために、コメットサファリが登場しました。
(Legendary Motorsportでの解説)
「強盗:ドゥームズデイ」アップデートで追加されたコメット サファリ。砂漠を駆け抜けるために改造されたコメットです。荒れ地を旅するのにピッタリな1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:フィスター(Pfister)
名称:コメット サファリ(Comet Safari)=彗星(英語)、旅行(アラビア語)
分類:スポーツカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$710,000
モデル車の考察
コメット・レトロカスタムをダート仕様に仕立て上げたような車ですが、これはレーシングドライバーのレー・キーン氏が手掛けた「Safari 911」がモデルだと思われます。街乗りに使いつつ、山に入ればボディを泥んこにしながら全開走行。最高ですね。
駆動方式がAWDになっていますが、これは911をベースにAWDに改造されたポルシェ 953、959の影響も受けているかと思われます。この2台はラリーレイドで活躍していましたからね。パリ・ダカールラリーでも強さを見せました。
ボディーペイントの元ネタ
「Globe Oil」は、Gulf Oilがメインスポンサーの911がモデルですかね。
「FUKARU」は、Belgaがメインスポンサーの911がモデルですかね。
「Redwood」ラリーは、Rothmansがメインスポンサーの953がモデルですかね。
走行性能
非常に安定した頼もしい走りをしてくれます。挙動はアンダーでもオーバーでもないニュートラルな動きで、常に自分の手中にコントロールが置かれている安心感があります。
ラリーカー系は加速だけ良くて最高速はイマイチな車が多い中、この車はどちらも両立されていて、意外とターマックでも走れます。グラベルの走破性は言わずもがなで、乗りやすさと万能性という点ではラリーカー系でも屈指でしょう。
山道など、かなりの傾斜も軽々走りきってしまう強烈なトルクがありますが、車高が高めなので横転しやすいのでそこだけは注意しましょう。
あと、これは車の性能というわけではありませんが、3人称視点だとカメラ位置がやけに低くて前方が殆ど見えないという欠点があります。サファリ仕様ということで、他のスポーツカークラスと比べて車高がかなり高いのですが、視点の位置は他の車と同じくらいなので、その分視界が隠されてしまっています。外装パーツでルーフにスペアタイヤとかを載せたり、ウィンドウをリムジン仕様にしたりしていると絶望的なくらい前が見えません。
と言っても、オプションで乗り物のカメラの高さを「高」に設定しておけばだいぶ見やすくなります。最初は視認性の悪さに頭を抱えるかもしれませんが、ちゃんと改善策はあるので安心しましょう。
カスタマイズ
改造パーツは非常に豊富で、尚且つこの車の特色にあったものが揃えられています。ルーフに荷物を載せて、一人旅を楽しむような普段使いの仕様にも、豊富なボディーペイントで現役のラリーカーのような競技車両仕様にも。
はたまた、巨大なグリルガードやライトカバーでダートトラック専用車のような仕様にも、サビ塗装や迷彩柄で戦闘車両のような仕様にもできます。
この車らしさを残しつつ、様々なスタイルに変貌できるのが素晴らしいですね。
一応、武装車両として乗り物ワークショップでマシンガンをつけることもできます。性能は相変わらずの豆鉄砲なので期待せずに。世紀末仕様にした時のオマケとして付けるのがいいでしょう。
感想
僕はラリーが好きですが、中でもサファリラリーやパリ・ダカールラリーのような、ラリーレイド(クロスカントリー)系のレースが特に好きです。競技でありながら、車で旅をするような雰囲気が好きなんですよね。
ということで、いかにもラリーレイド向きなこの車の雰囲気がとても好きで、たまにサンディ海岸沿いやチリアド山あたりを走らせにいきます。この車で田舎道を走るのは最高です。
モデル車について
ポルシェ 959
70年代後半から4WDシステムの開発を続けていたポルシェは、WRC参戦を見据えたグループB車両の制作を行っていた。しかし、グループBが消滅したことでWRC参戦は立ち消えとなり、その代わりとしてパリ・ダカールラリーに実験車両の953を投入した。初出場にして総合優勝を収めた953は、次の年から完成形の959で参戦。パリダカで名声を手にしたポルシェは限定生産という形で959の市販化に踏み切った。1986年のル・マンでも961の名で出場すると見事にクラス優勝。その見事な4WDシステムは、日産がスカイラインGT−RのアテーサET-Sシステムを制作する際に手本にされたと言われている。
フォトギャラリー
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