1950年代の親は、プロムの夜に可愛い娘を迎えにきた車がヴァピッドクリークだったら心配したものです。自信に満ちた戦後の空気とフィルターなしのタバコの煙が意味することは1つ。良からぬことが起こる前兆です。魅力的にリニューアルされたこちらのモデルは、モダンなパワーと信頼性を備えつつも、分かる人には分かる元来の頑固さを余すところなく堪能していただけます。
(Legendary Motorsportでの解説)
「アリーナ・ウォーズ」アップデートで追加されたクリーク。クリスマスの到来を告げるクラシックカーです。ハッピホリデーを祝う1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:クリーク(Clique)=徒党、派閥(英語)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$909,000(2018年12月25日にログインしたプレイヤーは1台限定で無料)
モデル車の考察
モデルは1951年式のフォード クーペ、中でもアメリカの元レーサーブルース・リーベンが所有する個体がモデルだと思われます。カスタム次第でブルース・リーベンのフォード クーペが再現できますね。
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで通販サイトから約200台の車両が削除されましたが、この車もリストラの対象となりました。そのため、ロスサントス・カーミーティングの試乗トラックなどでリストアップされないと入手できないレア車両となりました(リストラ車両の一覧は【GTAオンライン】欲しいレア車を探せ!〜通販サイトから消されたリストラ車両まとめで)。
走行性能
年代的にもまったりと走りそうな車ですが、実際に走らせてみるとキビキビ動いてくれます。多少のオーバーステアはありますが、コントロール不能になるほど滑るわけではなく適度に滑ります。AWDっぽいというか、レトニューやサベストラなんかとちょっと似てるような。
加速性能と最高速は並です。それでも、この古さの車がこれだけ走れるなら十分だろうと思います。性能を求める車でもないでしょうし。
カスタマイズ
デフォルトで付けられているリボンの飾りが目を惹きますが、これはボディーペイントに付随しているもので、「メリークリークマス」のボディーペイントを変更すると無くなります。ダジャレかよ。
パーツの種類は中々多めです。オシャレなグリルやバンパーでイメージを変えることができます。また、ボディーペイントにはストックカー風のものが沢山用意されています。古いアメ車が好きな人は大満足のラインナップではないでしょうか。
感想
1年前にヘルメスが登場したように、2018年のクリスマスは同じアメリカンクラシックカーであるクリークが登場しました。1台無料というのも同じですね。ヘルメスの配布は不具合だらけでカオスでしたが、クリークは特に問題ありませんでした。
共に50年代のアメリカを象徴するようなヘルメスとクリークなので、ガレージで一緒に並べてあげたいですね。ハスラーなんかも近くに置いて、古き良きアメリカをガレージで再現するのも一興です。
モデル車について
フォード クーペ
第2次世界対戦が終結し、1949年にはアメリカ経済も立ち直りつつあったことで、アメリカのビッグスリー各社は新世代のモデルを発表。中でもフォードが送り出したニューマシンは傑作だった。ボディの側面にステップや膨らみがないフラットなデザインは「フラッシュサイド」と呼ばれるもので、ボディの幅一杯に室内空間を広げられることで居住性が大きく向上。このデザインは既にいくつかの中小メーカーの車で採用されていたが、大企業の「フォード」がこのデザインを採用したことに大きな意味があり、乗用車のデザインにおけるエポックメイキングな事例となった。
フォトギャラリー
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