80年代のことは80年代に置いておくべきですが、クアド・マフラー、サイドストライプ、Tトップの車があれば話は別です。ボリュームたっぷりのヘアスタイルでトリクルダウン経済な時代に戻り、街に繰り出すしかありません。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
インポンテの代表作であるルイナー。80年代のアメリカを彩ったマシンです。マッスルカーの魂を持つ美しいクーペを見ていきましょう。
車両データ
メーカー:インポンテ(Imponte)
名称:ルイナー(Ruiner)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$10,000
モデル車の考察
全体的なスタイリングを見ると、モデルはポンティアック ファイヤーバードでしょうか。中でも、第3世代の1982年式トランザムがモデルになっていると思われます。
フロントマスクは日産フェアレディZ(Z31型)、リア周りはシボレー カマロ(第3世代)の雰囲気があり、80年代初頭の日米スポーツカーのデザインが融合しています。
ファイヤーバードをモデルにしているので、テレビドラマ「ナイトライダー」に出てくるナイト2000にも少し似ているところがありますが、後にナイト2000そのものをモデルにしたルイナー2000が登場しました。
過去作のGTA4でも登場していて、細部は少し異なっていますがほぼ同じデザインでした。
走行性能
マッスルカーらしく低速時はズルズルと滑る感覚があるものの、それ以外は安定したスポーツカーといった性能です。扱いやすく、速さも十分です。
純正だとコーナーでオーバーステア傾向がありますが、サスペンションやホイールの変更でグリップ力が高まり安定するようになります。
加速性能とトップスピードも中々で、無限湧きする初期の車と考えれば十分すぎるほどの性能を持っていますね。購入するにしてもたった10,000ドルなのでとてもリーズナブルです。
カスタマイズ
パーツの数は多くないですが、派手なパーツが色々あって楽しいです。特に、日本のヤン車をモチーフにしたような竹槍マフラーなどが印象的です。
「ナイトライフ」アップデートでテコ入れされ、通販サイトで購入できるようになると共にボディーペイントが追加されました。しかし、ほぼ全てストライプ系のペイントでバリエーションは物足りないです。ファイヤーバードの象徴だった火の鳥デカールとか欲しかったですね。
特徴的なTバールーフですが、カスタマイズで変更することはできないのでルーフパネルの有り無しはどっちがいいのか入手する時に決めておきましょう。ちなみに、僕が通販サイトでルイナーを買ったときは3連続でルーフパネル無しが届いたんですが、これは固定なんでしょうか?
感想
見た目はちょっと古めのスポーツカーって感じですが、乗ってみると野太いエンジンサウンドが聞こえて、豪快にホイールスピンをさせながら加速していくワイルドさがいいですね。正統派っぽく見えて実はパワー自慢なところが魅力的です。
アップデートでテコ入れされたのはいいんですが、折角テコ入れするんだったら派手なペイントが色々欲しかったですね。他にテコ入れされた車たちはかなり力の入ったペイントが用意されているので、その分ちょっと物足りなく感じてしまいました。まぁ、ボディーペイントが無くても十分カッコいいから許す。
モデル車について
ポンティアック ファイヤーバード(第3世代)
シボレー カマロの兄弟車として登場したポニーカー。70年代を代表するマッスルカーとして人気を博した2代目から進化し、3代目はより洗練された大人のクーペとなって登場した。風洞実験により空力性能が見直され、空気抵抗の減らされたボディはイタリアンスーパーカーを思わせるエレガントなデザインに。そんな3代目ファイヤーバードの人気に火をつけたのが、テレビドラマ「ナイトライダー」への起用だった。最上級モデルのトランザムをベースに改造されたオリジナルカー「ナイト2000」が劇中で大活躍し、ベース車のファイヤーバード トランザムは爆発的な人気となった。
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