フェリエラーは60年代のロードスターの外見を備えつつ、優れたコーナリング性能を発揮します。洗練されたルックス、タイトなハンドリング、飢えたヒョウのような推進力があれば、他に行く手を阻むものは、協調性の欠如と交通事故統計に加わることへの恐怖しかありません。
(Legendary Motorsportでの解説)
「富と権力と犯罪」アップデートで追加されたフェリエラー。軽いボディとパワフルなエンジンを与えておけば車好きは満足してしまうものです。シンプルに走りを追求した1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ブラヴァド(Bravado)
名称:フェリエラー(Verlierer)=敗者(ドイツ語)
分類:スポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$695,000
モデル車の考察
モデルはTVR サガリスですかね。TVRと言えばイギリスの個性的なスポーツメーカーですが、なぜダッジやクライスラーがモデルのブラヴァド製になっているかはよく分かりません。オセロットとかイギリスのメーカーをモデルにしたところもあるのに。
走行性能
極端なロングノーズ・ショートデッキのスタイルが目を引く車ですが、以外にも軽やかで扱いやすい車です。ただちょっと癖はあります。
軽さとパワーを活かした加速は中々のもので、最高速も高くストレートスピードに優れています。コーナリング時の動きはアクセルオンでアンダーステア傾向と意外な動きをしますが、高速コーナーでは安定感があります。低中速コーナーではオーバーステアが出やすいのでそこは注意。
基本的には運動性能が高く速い車ですが、軽さが仇となって路面のギャップが目立つところなどでは車体が暴れるようになります。また、高速コーナーを曲がる時に内側のギャップを踏むと遠心力に負けるようにして片輪走行になることも。軽さによる不安定な動きは留意しておきましょう。
他には、ボディの強度が低く簡単にボディがベコベコになってしまうのが気になります。当たりどころが悪いと数回強くぶつかっただけでパフォーマンスに影響が出てしまうレベルのダメージを受けます。アーマーで強化するとマシになるので、「いくらなんでもこれは弱すぎる」と思ったらアーマーを付けておきましょう。
カスタマイズ
外装パーツは多めに用意されていて、エアロパーツは一通り揃っています。ロールケージの装着もでき、スポーツカーとしては十分なラインナップでしょう。
サブカラーは適用範囲が広くミラーやブレーキキャリパーなど様々なパーツに色を付けられるので、サブカラーパーツと合わせてカラフルに合わせてみるのもいいかもしれませんね。
車両取引のビジネスではミッドレンジ枠の車で登場するので、そこでカスタマイズを試したり試乗したりするのもいいでしょう。
感想
もっと癖のある車だと思っていましたが、乗ってみると案外素直に軽快に走ってくれる車でした。軽すぎて暴れてしまうこともありますがなかなか走っていて楽しいスポーツカーですね。流石に性能面でもカスタマイズ面でも昨今の追加車両と比べるとクオリティの差は感じますが、デザインが気に入ったら買ってみてもいいと思います。
モデル車について
TVR サガリス
「スポーツカーというのは、大馬力で軽量であればそれでいい」。そんな理念の元で車作りをしているTVRが2004年に送り出したのがサガリスだ。見た目からして強烈なインパクトを残す車体は徹底的な軽量化により1078kgの重量を実現。心臓部に収められているのは同社のタスカンなどにも載せられている4.0L 直6DOHC「Speed Six」。375馬力を発生させるこのエンジンはまるでレーシングエンジンのような鋭いフィーリングで、レッドゾーンの8000回転まで回っていく。エンジンは暖気をしないとまともに動かず、快適性能は難ありと潔ささえ感じるピュアスポーツ。TVRらしさ溢れる1作だったが、TVRは2006年に経営破綻し倒産。TVRの終焉を象徴する1台となってしまった。
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