GTA5に登場する企業、エナス(Enus)について紹介していきます。
エンブレム
モデルの考察
高級車を専門とするこのメーカーのラインナップを見ると、ロールス・ロイスとベントレーの車をモデルにした車がずらりと用意されています。現実の2つの高級自動車メーカーを組み合わせて作られたメーカーなようです。ベントレーは長い間ロールス・ロイスの傘下でもありましたし、その関係性も考慮されたのでしょう。
このブログで紹介した車
スタッフォード:モデルはロールス・ロイス シルバークラウド1。1950年代の美しいセダン。
スーパーダイヤ:モデルはロールス・ロイス ファントムⅦ。角張った大柄なボディは存在感バツグン。
コノシェンティ カブリオ:モデルはベントレー コンチネンタルGT。後のコノシェンティシリーズのベース車。
コノシェンティ55:モデルはベントレー コンチネンタル フライングスパー。マイバッハ 57の要素もあり。
コノシェンティ:こちらもモデルはベントレー コンチネンタル フライングスパー。コノシェンティ 55のストレッチリムジンバージョン。
ウィンザー:モデルはロールス・ロイス レイス。実装当初は多彩なボディーペイントを選べる画期的な車でした。
ウィンザードロップ:こちらもモデルはロールス・ロイス レイス。4ドアのオープンカーという結構ムチャしてるデザイン。
パラゴンR:モデルはベントレー コンチネンタルGTの第3世代。非売品の装甲車バージョンも存在します。
ジュビリー:モデルはロールス・ロイス カリナン。ジュビリーとは英語で「記念祭」を意味する言葉。
ディアティ:モデルはベントレー フライング・スパーの第2世代。フロントマスクはパラゴンRとクリソツですが、車のキャラクターは全く違います。
ハントレー S:モデルはコンセプトカーのベントレー EXP 9F。この車がGTAに登場した後でEXP 9Fの市販車バージョンであるベンテイガが発売されましたが、ベンテイガのデザインがハントレーSに似ていたのでちょっとした話題に。
モデルについて
ロールス・ロイス
航空機用エンジンや自動車を製造するメーカーとして1906年に設立されたロールス・ロイスは、当時のイギリス車の中で群を抜いた性能の車を次々と生み出し、すぐに「質の高い高級車メーカー」の座を確立した。その後、第二次世界大戦では航空機用エンジン「マーリン」の大量生産、戦後には自社の最上級リムジン「ファントム」がエリザベス女王2世の御料車になるなど半世紀に渡って成功を収めてきたが、1960年代に航空機用ジェットエンジン「RB211」の失敗で莫大な経済的損失を被り、1971年には経済破綻をし一時国有化される。その後紆余曲折がありながら自動車部門はロールス・ロイス・モーターカーズとして切り離されBMWが買い取り、現在のロールス・ロイス車を製造販売している。
ベントレー
1919年にロンドンで生まれたベントレーは、ル・マン24時間レースで5度の優勝を収め高性能スポーツカーメーカーとして名を挙げることとなる。同時に世界恐慌の影響で経営不振に陥るが、1931年にロールス・ロイスに買収され、以降はロールス・ロイスのモデルをよりスポーティーにした姉妹車を販売するブランドとして立場を確立する。1971年にロールス・ロイスが倒産、国有化されると、その後のベントレー含む自動車部門の扱いについて様々なトラブルが有りながらも1998年にはフォルクスワーゲングループがベントレーのブランドを買い取り、新生ベントレーとして活動を続けている。
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