Introducing the Pfister Comet S2. A car with the kind of reputation that no amount of advertising can buy. Now available from Legendary Motorsport.
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— Rockstar Games (@RockstarGames) July 29, 2021
決してスピードのある車ではありません。しかしこの車は、ターゲティング広告では手に入らない評判を得ています。 コメットを目にした人の反応は様々です。願い事をする人もいれば、身を隠そうと逃げ惑い、破滅と破壊と高額な医療費を恐れる人もいます。いずれにしても、インパクトは絶大です。
(Legendary Motorsportでの解説)
「ロスサントス・チューナー」アップデートで追加されたコメットS2。伝統を守りながら進化し続けるコメットの最新作です。リアエンジン・リアドライブの真髄を味わう1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:フィスター(Pfister)
名称:コメットS2(Comet S2)
分類:スポーツカー(チューナー)
駆動方式:RR
乗車定員:2人
購入価格:$1,878,000(名声レベル上昇で$1,408,500に割引)
モデル車の考察
モデルはポルシェ 911(992型)ですかね。2018年に登場した911シリーズの8代目です。非常に再現度が高く、リアのアクティブウイングもしっかり再現されています。
これまでポルシェ 911をモデルにしたコメットシリーズは997型がモデルのコメット、930型と964型がモデルのコメット・レトロカスタム及びコメット サファリ、991型がモデルのコメットSRと登場してきて、このS2で5台目となりました。コメットシリーズもかなりの大所帯になってきましたね。
更に、「契約」アップデートではコメットS2のオープン仕様であるコメットS2カブリオも登場。オープンカーのイメージも根強いポルシェなので、フィスター車初のオープンカーは待ち望んでいたプレイヤーも多いでしょう。
「ロスサントス・チューナー」アップデートでは911の弟分、ケイマンをモデルにしたグロウラーも登場。値段もちゃんとコメットS2より安くなっていて、GTAの世界でもコメットが兄貴分をやっているようです。
ボディーペイントの元ネタ
「STRONZO」はシルエットフォーミュラに出場していたマルティニカラーのポルシェ 935がモデルだと思われます。
レトロ「Redwood」はパリ・ダカールラリーに出場していたロスマンズカラーのポルシェ 959がモデルだと思われます。
「RON」レーシングはガルフカラーのポルシェ 997がモデルだと思われます(画像)。ポルシェは917Kなどガルフカラーと縁深かったことから、ガルフレーシングのファンである会社が997をガルフカラーにペイントしたものです。例によって綺麗にガルフカラーを再現できる色が無いので、再現度を高めたいならクルーカラーで。
走行性能
走りに強いクセがあるので乗りこなすのが難しい車。実装当初はハッキリとした強みも持っている車だったんですが、性能調整が入って武器を失い、乗りにくくて速くもない車になってしまったのが悲しいところ。
加速性能はノーマルの状態でも高くフルカスタムすればかなりの速さに。最高速はチューナーカテゴリーだと最高クラス、だったんですが、「契約」アップデートで調整が入り最高速が落とされました。そのためストレートスピードという大きな武器を失うことに。
ハンドリング面は癖があり、RR故にリアが重いのか車体を曲げるとリアが少し遅れて追従するような反応を示します。単体のコーナーだとそこまで気になる動きでもないですが、S字など連続したコーナーを走ろうとするとぐわんぐわんとリアが振れて振り子のように動きが大きくなっていきます。
レースジョブだとそういった動きがより過敏に出るようになり、勢いよく曲がるとオーバー、リアが出ないように走るとアンダーに悩まされるようになります。幸いブレーキはよく効くので、しっかりブレーキングして立ち上がり重視の走りをするのがベターでしょうか。なんにせよ、細かいコーナーが連続するストリートレースにはあんまり向かない性能ですね。
カスタマイズによってはオフロード車っぽくもできるこの車、トラクション性能が高いのでオフロードも結構イケます。ただ、オフロードでもやはり癖の強さは相変わらずなので注意。
この車に限らず今回追加されたチューナー車両に共通することで、ボディの強度が初期の車と同等かちょっと高い程度になっています。そのため、何度もぶつけるとすぐに車体がベコベコになってしまいます。アーマーを付ければ多少マシになるので綺麗に走る自信が無ければアーマーで補強しましょう。
カスタマイズ
豊富なパーツが揃い様々なスタイルにカスタム可能。自由度の高さはスポーツカー屈指だと言えるでしょう。
エアロは元のデザインを守りつつシンプルな変化を与えたものが多め。フロントバンパーはモデルの992に寄せたようなものやフォグランプを追加したものがあり、別でスプリッターを付けることができるのでかなりパターンが多彩。リアバンパーは純正に近いものが多めで中にはバンパー削除といった変わり種も。
スポイラーは過去のポルシェをリスペクトしたようなスポイラーや巨大なGTAのウイングなどが用意されています。ちなみに一番上の純正スポイラーからハイダックテイルまではちゃんとアクティブウイングの機能が残ります。これまでアクティブウイングが付いた今作の車はスポイラーの改造が出来ないか、出来たとしても純正以外のパーツにするとアクティブウイングの機能が失われるかだったんですが、アクティブウイングの機能を残したままカスタムできるというのは地味に画期的です。
他のパーツを見ていくと、まずトランクにライトポッドが付けられます。これを付けるだけでちょっとラリー車っぽく。ヘッドライトカバーの項目では完全にカバーをしてヘッドライトを塞ぐだけではなく、テープを貼ったりレンズを黄色のものに変更したりできます。レンズの色だけを変更するか、涙滴状のカバーを付けるか別で選べるのは「分かってるな」としか言いようがないです。ルーフ部分にはルーフボックスを置いたりタイヤやライトポッドを追加したり出来ます。生活感を出したりオフロード車っぽい雰囲気を出したり出来ますね。
ボディーペイントはシンプルなストライプに迷彩柄、上で挙げた競技車両風のペイントが用意されています。どれもこの車の雰囲気によく合ってますね。
「ロスサントス・チューナー」アップデートで追加された車両は、アクションメニューの「車両」から「車両のスタンス→下げる」を選択すると車高がグッと下がります。どの車でもシャコタンに出来るのでシャコタンが好きな人は試してみましょう。なお、その状態のまま走るとハンドリング性能がかなり悪化するので要注意。
感想
これまで近代の911をモデルにした車でコメット、コメットSRとシリーズが出ているわけですが、このS2はずば抜けて再現度が高いですね。ほぼそのまんま。コメットレトロ、コメットサファリも中々の再現度でしたが、それを更に超える再現度です。
そのおかげで、以前までは「これはポルシェだな」と思っていた無印とSRが、「今見ると思ってたよりポルシェじゃないな……」とパチモン感を抱くようになってしまいました笑。まるで絶品料理を食べて舌が肥えてしまったかのような気持ちです。S2もパチモンなはずなのに、この質感の違いはちょっとズルい。
性能面は癖が強めで乗りにくいのがかなり気になりますが、それよりも何故か性能調整でストレートスピードが落とされたことの方が問題。いやね、乗りにくい代わりにストレートが速い車って特色があったのに、それを奪う調整はエグいって。別に異常な最高速の速さってわけでも無かったのに。ジェスターRR同様、キャリコのとばっちりを受けた感が否めないです。ジェスターRRはまだコーナリングマシンとして生き残っていけますけど、コメットS2は……
しかしカスタマイズ面の自由度の高さは素晴らしいです。ストリート系でもレース系でもラリー系でもイケるのでドレスアップ欲が刺激されまくり。エンジン音も走りのテンションを上げてくれますし、弄って遊んでドライブして楽しむのであれば素晴らしい車だと思います。特にポルシェ好きの方は買って損は無いでしょう。
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