家族の秘密を守りたいなら、知っているつもりになっていることは忘れましょう。確かに、バッファローとガントレットには密接な繋がりがあります。しかし、この歴史のある壮大なサンアンドレアスで、2人の近親者がエンジンオイルを飲み交わしながらお互いの親睦をさらに深めたいと思ったとしても、政府には何の関係もないことです。2人の子どもたちがこれほどまでにハンサムな場合はなおのことでしょう。
(Southern San Andreas Super Autosでの解説)
「契約」アップデートで追加されたバッファローSTX。暫く会っていなかった親友に、いつの間にか可愛い子どもが出来ていました。次世代を感じさせる1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ブラヴァド(Bravado)
名称:バッファローSTX(Buffalo STX)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入価格:$2,150,000(エージェンシーを購入することで$1,612,500に割引)
備考:マップ上では専用アイコンで表示
モデル車の考察
モデルは2015年にフェイスリフトを行ったダッジ チャージャー(LD型)ですかね。特にハイパフォーマンスモデルのSRTがモデルだと思われます。名前のSTXもSRTを意識したものでしょう。
バッファローシリーズはこれで3台目。最初に登場したLX型がモデルのバッファロー、今作で初登場したLD型がモデルのバッファローSと来て、8年越しのニューモデルが登場しました。価格は$35,000、$96,000、$2,150,000(割引ありなら$1,612,500)と、この街のインフレ具合を象徴していますね。
エージェンシーのガレージでは1階部分にアイスホワイトのバッファローSTXがスポーンします(乗ることはできません)。ナンバーが「FC1988」ですし、同じ場所に緑のバガーもスポーンするのでフランクリンの愛車と見て間違いないでしょう。ニューモデルに乗り換えているとはいえ、金持ちになっても貧乏だった頃と同じ車種に乗り続けているのはなんだか好感が持てますね。
走行性能
先代のバッファローSと違い、この車のカテゴリーはイメージ通りマッスルカーに(ならバッファローSもマッスルカーに変更してくれよ)。近代マッスルカーらしく速さと乗りやすさを併せ持ち、登場時点でマッスルカー最速のマシンになっています。
加速性能は高めで、特に中速域からの伸びが良いです。発進時はアクセルコントロールしないとホイールスピンをしてしまうので繊細に。最高速はマッスルカーで2番目に速いスピードなので、ストレートスピードは文句なしでしょう。
コーナリング面も先代のバッファローSを思わせるような安定感のある動きで、ほんのり重たさを感じさせつつも弱オーバーでスムーズに曲がってくれます。ブレーキ性能が高いのも評価できるポイントで、速さにおいても乗りやすさにおいても間違いなくカテゴリートップクラスでしょう。地味に4人乗りなのも良いですね。
唯一気になるのは車体の強度で、初期の車と同じレベルの強度なので数回ぶつけるだけでもボディがベコベコになります。安全運転に自信がなければアーマーを付けておきましょう。
戦闘能力
エージェンシー内の乗り物ワークショップで武器などを装備することができます。まずはマシンガンで、高威力タイプのものなのでそこそこ実用性アリ。銃口は黒いグリル部分に埋もれているので、パッと見では非武装と見分けがつかないくらい目立たないのも評価できるポイント。
アーマープレートは車体の強化ができ、爆発物一回分の攻撃を耐えられるようになります。また、防弾ガラスが装備され車体の銃撃耐久力も大幅アップ。ただし車体の強度は変わらないので、アーマーを付けずにアーマープレートを付けると銃撃には滅法強いのにぶつけたらすぐボコボコというなんだかちぐはぐなボディになります。
地雷はスリックが装備可能で、追手をツルンと滑らせることができます。仕事用に使うなら付けておくと役に立つかもしれませんね。まぁ、実用性に期待するより遊びで使うのが主な装備だと思いますが。それと、マシンガンあるいは地雷を付けるとパッシブ不可になるので注意。
「契約」アップデートで新登場のイマニ・テックでは面白い機能が2つあります。1つはミサイルのロックオン不可で、これを付けておけばフリーセッションでの移動がかなり安全になるでしょう。
もう1つはリモート操縦で、アクションメニューの「所持品」からラジコンと同じように車を操作できます。視点が一人称固定でカメラを動かすこともできない、壊れたら保険金を支払わないといけない点を除けば、仕様はラジコンと同じ。デフォルトで自爆機能があり、マシンガンやスリック地雷を装備していればそれも使用可能ということで、発想次第でいくらでも遊べそうなアイテムとなっています。イマニ・テックの装備は1つしか付けられないので、自分の遊び方に合わせてどちらの装備を使うか選びましょう。
戦闘力そのものはロールプレイ向きのお遊び車両という感じですかね。ラジコンとして使うと中々強力だと思いますが、自爆させる毎に2万ドル払わなきゃいけないのはまぁまぁしんどいですね笑。
カスタマイズ
パーツの数はそれほど多くなく、ベースの印象を大きく変えるような派手なパーツもありません。元々のキャラクターを活かしつつシンプルに仕上げるスタイルがメインになるでしょう。
エアロはフロントバンパーでスプリッターの装着ができ、スポイラーではリップスポイラー、ナスカーのようなダックテイル、小さめのスポイラー、GTウイングなどを付けることができます。ボンネットはカーボンボンネット無しで、スカートは純正とほぼ変わらないものしかありません。他にミラー、ルーフスクープ、ルーバーもありますが、それらもシンプルなラインナップですね。
インタークーラーはブラヴァドのロゴが入っているものがあってそれらは特徴的でいいなと思うんですが、インタークーラーを付けてもバンパーの開口部が上半分くらいしか開かないのがちょっと気になるところ。全開放と半分開放の両方あれば文句なしなんですけどね。あとはロールケージとバケットシート、マフラーなどが改造できます。
ボディーペイントはストライプ、競技車両風、ハーフ迷彩など車のキャラクターに合わせつつ特徴的なものが揃っていて良いと思います。特に良いのはスプランクバッファローと同じペイントが出来ることですね。これまたGTA5本編を思い出させるようなナイスファンサービスです。
感想
フランクリンの再登場に合わせて追加されたこの新バッファロー。期待を裏切らない性能とカスタム性で文句なしの出来栄えといったところでしょう。値段はちょっとお高めですが、武装して遊ぶこともできますし最新の高性能マッスルカーということでここは一つ。遊びに使いつつ仕事でも十分役立ってくれる優等生なマッスルカーですね。
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