遊戯王マスターデュエル

【遊戯王マスターデュエル】デッキ紹介「開華する黒薔薇(ローズ・ドラゴン)」

投稿日:2022年4月13日 更新日:

遊戯王マスターデュエルで作った「ローズ・ドラゴン」のデッキレシピを紹介していきます。



デッキレシピ

最上級モンスター(1枚)
亡竜の戦慄―デストルドー×1

下級モンスター(24枚)
ステイセイラ・ロマリン×1
ダーク・ヴァージャー×1
ドッペル・ウォリアー×3
にん人×1
バラガール×1
ブルーローズ・ドラゴン×1
ホワイトローズ・ドラゴン×3
レッドローズ・ドラゴン×3
霊廟の守護者×1
ロクスローズ・ドラゴン×3
ローズ・プリンセス×3
ローンファイア・ブロッサム×3

魔法(15枚)
おろかな埋葬×1
死者蘇生×1
聖遺物の守護竜×3
ハーピィの羽根帚×1
ブラック・ガーデン×1
冷薔薇の抱香×1
薫り貴き薔薇の芽吹き×3
白薔薇の回廊×1
竜の霊廟×3

罠(1枚)
漆黒の薔薇の開華×1

シンクロモンスター(12枚)
ガーデン・ローズ・フローラ×1
ガーデン・ローズ・メイデン×1
月華竜 ブラック・ローズ×1
シューティング・ライザー・ドラゴン×1
ブラック・ローズ・ドラゴン×3
ブラッド・ローズ・ドラゴン×1
フルール・ド・バロネス×1

リンクモンスター(3枚)
ヴァレルガード・ドラゴン×1
ヴァレルソード・ドラゴン×1
水晶機巧―ハリファイバー×1
クロスローズ・ドラゴン×1
守護竜ピスティ×1
転晶のコーディネラル×1

※リミットレギュレーション・スタンダード、2022年・5月版準拠

デッキの動かし方

遊戯王5D’sにて登場した十六夜アキ。彼女は植物族モンスターをメインとし、ブラック・ローズ・ドラゴンを切り札にしたデッキを使っていました。

5D’sの頃から植物族が強化されてきたこともあって彼女のキャラデッキは中々の機能性と強さを誇っていましたが、切り札のブラック・ローズ・ドラゴンは墓地の植物族モンスターを除外して相手の守備モンスターを攻撃表示にさせる以外植物族との関連性は薄く、非常に便利なリセット効果が使われるばかりで「植物族デッキのおまけにブラック・ローズが入っている」感は否めませんでした。

そんなアキさんのデッキでしたが、新規カードで「ローズ・ドラゴン」のカテゴリーが誕生したことで、ドラゴン族と植物族を組み合わせる意義が生まれました。それにより、かつては単にリセット役として使われることが多かったブラック・ローズ・ドラゴンも、場を更地にした後で殴りに行けるアタッカーとしても活躍できるように。では、どのようにしてブラック・ローズを真のエースとして開華させていくのかを見ていきましょう。

ローズ・ドラゴンの主軸となるのはレベル4のホワイトローズ・ドラゴン。自身が召喚に成功した時、手札・墓地から「ローズ・ドラゴン」を特殊召喚できる効果、自分フィールドにドラゴン族または植物族のチューナーが存在する場合に手札から特殊召喚できる効果を持ちます。これにより、レベル3のチューナーと合わせて場に出すことで簡単にレベル7のブラッド・ローズ・ドラゴンをシンクロ召喚出来ます。更に、自身がシンクロ素材として墓地へ送られると、デッキからレベル4以上の植物族モンスターを墓地へ落とせるのも優秀。

次はレベル3チューナーのレッドローズ・ドラゴン。このカードがシンクロ素材として墓地に送られると、手札・デッキから同名カード以外の「ローズ・ドラゴン」を特殊召喚できます。更に、召喚したのがブラック・ローズ・ドラゴンまたは植物族シンクロモンスターだった場合は「冷薔薇の抱香」または「漆黒の薔薇の開華」をデッキからサーチすることが出来るため、シンクロ素材になるだけでデッキから2枚のカードを引っ張ってこられます。ホワイトローズとレッドローズでブラック・ローズを出せれば理想的ですね。

とはいえ初手でこの2枚が揃うことは少ないので、他の組み合わせでもシンクロ召喚が狙えるように動いていきます。そのために活躍するのがレベル3チューナーのロクスローズ・ドラゴン。このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから同名カード以外の「ブラック・ローズ・ドラゴン」のカード名が記されたカードをサーチできます。残念ながらホワイトローズにはブラック・ローズの名が記載されていないので呼べませんが、ホワイトローズ以外のローズ・ドラゴンや展開に役立つ魔法・罠をサーチできます。

ロクスローズでサーチしたいカードの筆頭は速攻魔法の薫り貴き薔薇の芽吹き。手札・墓地から「ローズ・ドラゴン」を1体守備表示で特殊召喚できるため、足りない召喚権を補うことができます。速攻魔法なので相手ターンに使うことも出来、ただシンクロ素材を用意するだけでなく様々な使い方ができます。

基本的にはこれらのカードを使って「4+3」でブラック・ローズの召喚を目指しますが、「4+3」の組み合わせが決まらないこともありますし、先行でブラック・ローズを出しても仕方ないこともあるので、リンク召喚を使ったルートも用意します。その1つがクロスローズ・ドラゴンです。

クロスローズ・ドラゴンは種族が異なるモンスター2体で出せるリンク2。自分・相手のメインフェイズにこのカードと自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして、EXデッキから「ローズ」シンクロモンスターまたは植物族シンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚できます。これによりアクセルシンクロ的に相手ターンにブラック・ローズを出して場をリセットすることができます。自ターンに使っても十分強力なブラック・ローズの効果ですが、相手ターンにも使えるとなるとかなりのプレッシャーを掛けられるでしょう。

ここまではブラック・ローズを出すところまでを紹介していきましたが、肝心なのはブラック・ローズを出した後です。リセット効果自体は強力ですが、相手フィールドだけでなく自分フィールドも更地にしてしまうので、そこからのリカバリーも考えなければいけません。ここで役に立ってくるのが前述したカードたちです。

レッドローズはシンクロ素材になると「ローズ・ドラゴン」をデッキから特殊召喚できます。ここで出しておきたいのがブルーローズ・ドラゴン。フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族モンスター1体を蘇生できます。なので、レッドローズで呼び出してブラック・ローズの効果に巻き込めば更地にブラック・ローズを蘇生させることができます。

薫り貴き薔薇の芽吹きはフィールドにセットされた状態で破壊されると、自分の墓地及び除外ゾーンから「ブラック・ローズ・ドラゴン」またはそのカード名が記されたモンスターを特殊召喚できます。フィールドに素材を用意できなければ前述の1つ目の効果を、このカード抜きで素材が用意できるなら2つ目のこの効果でブラック・ローズらの蘇生に繋げましょう。

クロスローズはこのカードが墓地に存在する状態で自分フィールドのモンスターが効果で破壊された場合、このカードを除外して自分の墓地から「ローズ・ドラゴン」を蘇生できます。自身の効果からそのまま繋げるのもいいですし、墓地に残しておいて効果を使うタイミングを図るのもいいでしょう。

ブラック・ローズの召喚、ブラック・ローズの効果発動とそのリカバリーをしながらビートダウンを行っていくのがこのローズ・ドラゴンデッキ。その最終兵器となるのがレベル10シンクロのブラッド・ローズ・ドラゴン。シンクロ召喚に成功した場合、お互いの墓地のカードを全て除外し、素材に「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族シンクロモンスターを使用しているとこのカード以外のフィールドのカードを全て破壊できます。

更に、カードを破壊する効果を相手が発動した時、このカードをリリースすることで発動を無効にし、その後自分のエクストラデッキ・墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」を特殊召喚できます。ブラック・ローズ以上にスケールがデカい効果を持ちますが、自分の墓地リソースも失うので召喚するタイミングはよーく考えること。自らをも傷つけかねない破壊の力を操り、華麗なる勝利を目指しましょう。

展開例

・シチュエーション
手札に「ホワイトローズ・ドラゴン」、手札か墓地に「レッドローズ・ドラゴン」

1.「ホワイトローズ・ドラゴン」を召喚し、効果で「レッドローズ・ドラゴン」を特殊召喚
2.「ホワイトローズ・ドラゴン」と「レッドローズ・ドラゴン」で「ブラック・ローズ・ドラゴン」をシンクロ召喚
3.「レッドローズ・ドラゴン」の効果で「ロクスローズ・ドラゴン」を特殊召喚し「冷薔薇の芳香」をサーチ、「ホワイトローズ・ドラゴン」の効果で「ステイセイラ・ロマリン」を墓地へ
4.「ステイセイラ・ロマリン」の効果で「バラガール」を墓地へ
5.「ロクスローズ・ドラゴン」の効果で「薫り貴き薔薇の芽吹き」をサーチ
6.「ブラック・ローズ・ドラゴン」と「ロクスローズ・ドラゴン」で「ブラッド・ローズ・ドラゴン」をシンクロ召喚



各カードの採用理由

亡竜の戦慄―デストルドー
自分フィールドにレベル6以下の非チューナーがいればライフを半分払ってブラック・ローズに繋げられるモンスター。ドラゴン族なので墓地に送りやすい点もマル。

ステイセイラ・ロマリン
効果で墓地へ送られると更なる墓地肥やしをしてくれるので、ホワイトローズの効果で墓地へ送って墓地を肥やします。手札に来てしまってもレベル4の植物族チューナーとして使えますし、自身の効果で味方に破壊耐性を付与しつつ効果を発動できます。ただ、墓地肥やし効果は“効果で墓地へ送られた場合に”発動するので、コストとして墓地へ送られた場合は発動できないので注意。

ダーク・ヴァージャー
レベル3チューナーと合わせてガーデン・ローズに繋げやすいレベル2、自力で蘇生できる植物族であることを考慮して採用。アキさんが使っていたカードというのもお気に入りなポイント。

ドッペル・ウォリアー
特殊召喚できるレベル2の非チューナーで、シンクロ素材になるとトークンを残せる点がアクセルシンクロと相性が良かったため3積み。「薫り貴き薔薇の芽吹きでレベル3ローズ・ドラゴンを蘇生→ドッペル・ウォリアー特殊召喚→レベル5でガーデン・ローズ・フローラをシンクロ召喚→相手ターンにフローラとトークン2体でブラック・ローズ・ドラゴン」と繋げるのが綺麗ですね。

にん人
手札かフィールドの植物族を墓地へ送ることで墓地から蘇生できるレベル4植物族。ダーク・ヴァージャーとバラガールとはとても相性が良く、それぞれの効果でお互いを再利用し合えます。レベル4植物族なので直接ブラック・ローズに繋げやすく、場合によってはクロスローズやハリファイバーにも繋がります。

バラガール
フィールドに植物族モンスターが居ると墓地から手札に戻ってこられるレベル3チューナー。墓地にダーク・ヴァージャーが居ると「手札からバラガール召喚→ダーク・ヴァージャー特殊召喚→ガーデン・ローズシンクロ召喚→バラガールを効果で手札へ」と再利用することができます。にん人も同じように「バラガールを墓地へ送ってにん人特殊召喚→バラガールを効果で手札へ」と再利用出来るので、この3枚を墓地に揃えられると展開が容易になります。

ブルーローズ・ドラゴン
初めて登場したメインデッキのローズ・ドラゴン。優秀な効果を持つものの、このカードだけでブラック・ローズのサポートとするのは難しいなぁという感じでしたが、ローズ・ドラゴンのサポートが増えてかなり使いやすくなりました。しかし、古めなカードなこともあってか「時に〜できる」効果なので、レッドローズなどの効果でブラック・ローズの効果に巻き込む時はチェーンの順番に注意。

ホワイトローズ・ドラゴン
展開の軸になるローズ・ドラゴン。このカードが初手に来るとすごく嬉しい。

レッドローズ・ドラゴン
シンクロ素材にするだけで爆アドのローズ・ドラゴン。シンクロ素材に出来ないとただのレベル3チューナーなので、なんとかシンクロ素材で使いたいです。

霊廟の守護者
フィールドのドラゴンが破壊されると特殊召喚出来る効果、そしてレベル4ドラゴン族で素材にしやすいため採用。ドラゴン族を使うデッキだとついつい入れたくなってしまう。

ロクスローズ・ドラゴン
召喚・特殊召喚時のサーチ効果が強いローズ・ドラゴン。自分フィールドの「ローズ・ドラゴン」または植物族シンクロモンスターが相手によって破壊されると自身をサルベージできる効果もお忘れなく。

ローズ・プリンセス
効果によって特殊召喚でき、特殊召喚するとチューナーに変化するレベル3植物族。このカードを手札から捨てることで白薔薇の回廊をサーチできる効果も持ち、状況によって小回りが利きます。

ローンファイア・ブロッサム
植物族御用達のリクルーター。状況に応じて必要な植物族を呼んでもらいます。

聖遺物の守護竜
発動時に墓地からレベル4以下のドラゴン族を手札に加えるか蘇生できる永続魔法。竜の霊廟と組み合わせれば序盤に欲しいローズ・ドラゴンを呼んでこられます。手札に加えるか蘇生するか選べる点も、召喚によって効果を発動するホワイトローズ・ドラゴンと好相性なのが非常に便利です。ドラゴン族の位置を変更する効果は守護竜ピスティと組み合わせて使えます。

ブラック・ガーデン
フィールドに出てきたモンスターを片っ端から攻撃力半減させ、トークンを生み出すフィールド魔法。このカードとフィールドの植物族を全て破壊して墓地のモンスターを蘇生させることもできるため、攻撃力が800の倍数のモンスターを採用する意義が増します。強力なフィールド魔法ですが、ガーデン・ローズ・メイデンでサーチ・サルベージが容易なことと、展開の軸になるカードでも無いのでピン挿しにしています。

冷薔薇の抱香
自分フィールドのモンスターを墓地へ送り、ドロー効果かサーチ効果を使える速攻魔法。速攻魔法なのでサクリファイス・エスケープに使えるという利点はありますが、基本はアド損。カードパワー的には微妙なんですが、レッドローズの効果をフル活用するために入れておくと意外と役に立ちます。

薫り貴き薔薇の芽吹き
2つの効果がどちらも優秀なのでフル投入。速攻魔法な点もとても優秀。

白薔薇の回廊
自分フィールドにモンスターが居ない場合、手札の「ローズ・ドラゴン」か植物族モンスターを特殊召喚できるため、召喚権を使わずに展開ができます。加えてローズ・プリンセスでサーチできる点も考慮して採用。シャイン加工のこのカードはめちゃくちゃ綺麗なので、採用するなら是非シャイン加工を選んでみてください。

竜の霊廟
ローズ・ドラゴンたちは薫り貴き薔薇の芽吹きで蘇生できるため、素早くローズ・ドラゴンを手札と墓地に揃えるため初動札として採用。ローズ・ドラゴンが揃っていれば、霊廟の守護者かデストルドーを落とすことでも展開に寄与できます。

漆黒の薔薇の開華
自分と相手のフィールドゾーン及び墓地のフィールド魔法の数だけトークンを生成できる罠。墓地に存在する場合は、自分フィールドの「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族モンスターを除外することでこのカードをデッキの一番下に戻せます。わざわざ1つ目の効果のために自分フィールドのモンスターを除外させるほどのものではないので、ブラック・ローズの効果からモンスターを逃がすために使うことが多いです。

ガーデン・ローズ・フローラ
特殊召喚時にブラック・ガーデンをサーチ・サルベージできるレベル5シンクロモンスター。墓地のこのカードを除外することで、自分の墓地の「ローズ・ドラゴン」またはドラゴン族シンクロモンスターを蘇生できるため、余裕があれば序盤に出しておいて後々の展開に繋げていくといいでしょう。

ガーデン・ローズ・メイデン
レベル5のシンクロチューナー。フィールド魔法を破壊してトークンを生成する効果を持つため、相手の厄介なフィールド魔法を処理するだけでなく、不要となったブラック・ガーデンや白薔薇の回廊を利用してトークンを生成、アクセルシンクロに繋げられます。

月華竜 ブラック・ローズ
相手の高レベルモンスターを吹き飛ばす決闘竜。「時に〜できる」効果なのでタイミングを逃す危険性があること、ローズ・ドラゴンではないので諸々のサポートを受けづらい点がネックですが、シンクロ召喚時ではなく特殊召喚時と効果発動のトリガーが緩めなのは良いところ。フルール・ド・バロネスと組み合わせれば、無効効果を使い終わったバロネスを戻してこのカードを特殊召喚し効果発動、の流れが作れます。

シューティング・ライザー・ドラゴン
シンクロ召喚時に墓地肥やしができるレベル7シンクロチューナー。レベル7なので直接出しやすいものの、シューティング・ライザーを出すならブラック・ローズをそのまま出せばいい状況の方が多いので、ハリファイバーから出してアクセルシンクロに繋げることが多いです。墓地肥やしの効果で墓地に送ったモンスターはそのターンに効果を発動できないため、ステイセイラ・ロマリンは選ばないように。

ブラック・ローズ・ドラゴン
このデッキの大エース。リセット効果は何回でも使いたいということで3積み。

ブラッド・ローズ・ドラゴン
非常に強力なモンスターですが自分へのダメージも甚大なので、「これを出してデュエルを終わらせる!」という勢いで使いたい最終兵器です。

フルール・ド・バロネス
このデッキの真のエース。このデッキではレベル10シンクロが簡単に出せますが、ブラッド・ローズは出すタイミングの見極めが難しいモンスターなので基本的にはこちらを優先的に出していきます。

ヴァレルガード・ドラゴン
効果で破壊されないリンク4。ブラック・ローズの効果を涼しい顔で受け流し、不要な魔法・罠をコストに破壊されたモンスターを蘇生できます。このようにとてもローズ・ドラゴンと相性が良いんですが、このモンスターとブラック・ローズを出せるような状況ならその時点で大分有利になっているというのが実のところ。

ヴァレルソード・ドラゴン
切り札級のリンク4。ハリファイバーとピスティから繋いでフィニッシャーになってもらいます。

守護竜ピスティ
ローズ・ドラゴンを使って簡単に出せるリンク1。単体では使えないので、「ハリファイバーでローズ・ドラゴン特殊召喚→ローズ・ドラゴンを素材にピスティ召喚→聖遺物の守護竜でピスティの位置をズラす→効果でローズ・ドラゴンを蘇生」という感じに使っていきます。

水晶機巧―ハリファイバー
シンクロ召喚を強力にバックアップしてくれるリンク2。と言いつつ、このデッキではピスティと組み合わせてリンク4に繋げることも多いです。また、特殊召喚したレベル3以下チューナーはそのターン効果が使えないのもお忘れなく。

クロスローズ・ドラゴン
相手ターンだけでなく自分ターンにもアクセルシンクロを決めることができ、自分フィールドのモンスターが効果で破壊されれば墓地のこのカードを除外して「ローズ・ドラゴン」を呼び出せる強力なリンク2。とはいえ種族が異なるモンスター2体を素材にしなければならず、効果も含めると実質リンク3と中々に重たいカードなので、素材がフィールドに揃っている時でも他のシンクロ・リンクを優先することが多いです。

転晶のコーディネラル
除去を破壊に頼っているので、破壊できないモンスターをこちらで処理します。トロイメア・ユニコーンでも良いと思いますが、自分は持っていないので……

各カードの収録パックとレアリティ

麗しき漆黒の薔薇
UR:月華竜 ブラック・ローズ、ブラック・ローズ・ドラゴン、ブラッド・ローズ・ドラゴン、クロスローズ・ドラゴン
SR:ブラック・ガーデン、冷薔薇の抱香、薫り貴き薔薇の芽吹き、ガーデン・ローズ・フローラ、ガーデン・ローズ・メイデン
R:ブルーローズ・ドラゴン、ロクスローズ・ドラゴン、ローズ・プリンセス、白薔薇の回廊、漆黒の薔薇の開華
N:バラガール、ホワイトローズ・ドラゴン、レッドローズ・ドラゴン

雪月風華
SR:ステイセイラ・ロマリン、ローンファイア・ブロッサム

絆を紡ぐ星屑
SR:シューティング・ライザー・ドラゴン
R:ドッペル・ウォリアー

華麗なる翼の乙女
UR:ハーピィの羽根帚

星の導く未来
R:聖遺物の守護竜、守護竜ピスティ

虚構を貫く弾丸
UR:ヴァレルソード・ドラゴン
SR:ヴァレルガード・ドラゴン

真竜皇に立ち向かう者
UR:水晶機巧―ハリファイバー

マスターパック
UR:おろかな埋葬、フルール・ド・バロネス
SR:亡竜の戦慄―デストルドー、竜の霊廟
N:ダーク・ヴァージャー、霊廟の守護者、転晶のコーディネラル

レガシーパック
R:にん人

ソロモード報酬
UR:死者蘇生(デュエルストラテジー)

総コスト
UR:440、SR:510、R:510、N:300

(デッキの軸となるローズ・ドラゴンたちが揃って低レアなものの、サポートカードの魔法・罠やエクストラデッキのモンスターは軒並みUR・SRなのでどうしてもコストは嵩みますね。エースのブラック・ローズも複数積みが前提になりますし。この辺はエクストラデッキを主軸にするデッキで、尚且つ人気のアニメキャラが使っていたテーマになるので仕方ないところですね)

デッキを使ってみた感想

自分にとって遊戯王GX〜5D’sの時代はDSで死ぬほどWCSシリーズを遊んでいた時期なので、アキさんのデッキもそれっぽく再現しながら遊んでいました(当時PSPは持っていなかったのでタッグフォースはやっていませんでした)。しかし、当時は前述のように植物族とブラック・ローズの関連性が薄かったため、ファンデッキですらブラック・ローズはエースというより便利な飛び道具みたいな扱いだったのがちょっと切ないところでした。

そんなブラック・ローズがローズ・ドラゴンのカテゴリー化によりちゃんとエースとして運用できるようになったのは嬉しいですね。元々ビジュアルも名前も厨二心にぶっ刺さるものがあったので、美人さんのドラゴンを縦横無尽に暴れさせることができて喜んでいます。

強さに関してはガチエンジョイですかね。弱点は多い(打点低いし耐性無いし破壊頼みだし)んですが、やはりお手軽にフィールドを全破壊出来てしまうカードパワーは魅力的。アクセルシンクロを用いることで相手ターンでもリセットを行えるので、的確にフィールドを吹っ飛ばせれば格上にも食らいつける力があります。

この辺が自分にとっては非常に丁度いいというか、強すぎもせず弱すぎもせず、フィールド全破壊でエンタメ性もあるということで、ガチでも遊びでも使える収まりの良さがあってお気に入りです。友人と遊ぶのにあんまり妨害妨害はしたくないし、豪快な立ち回りで盛り上げることが出来ると楽しいので、そういった部分が好みに合うんですよね。

デッキの派生系として同じ闇属性・ドラゴン族で破壊を用いるヴァレットとの混合デッキ、ブラック・ガーデンを主軸とした植物族デッキもあるので、それらのデッキについても色々考えを膨らませていきたいです。丁度ヴァレットデッキも持っていることですし、上手いこと組み合わせを考えてみたいと思います。



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